震災の日

今日は「阪神淡路大震災」のあった日。あれから12年も経ちました。ちょうど13回忌になります。

13回忌にもなれば、思い出はやがて薄らいで来る頃です。しかし、この日の記憶は決して薄らぐことなく、今年もその日が巡ってきました。

6,434人の尊い命があの日、失われました。奪って欲しくなかったその命。まだまだその世で生きて欲しかったその命・・・。

ここ最近、「命」の尊さを忘れてしまうような事件が多く起こっています。せっかくこの世に生まれるべくして生まれた命なのに、どうしてそれほど粗末にすることができるのでしょうか?

簡単に子供が出来てしまう人にとっては、その命は虫けらのようにちっぽけなものなのでしょうか?どうして子供が邪魔になったり、兄弟が邪魔になったり、親が邪魔になったり感じ、その命までも奪ってしまう結果となるのでしょうか??

考えられません・・・!

小さな命を生み出そうと、懸命に改善を目指している私達にとって、その産まれた命を粗末にする事件を耳にするだけで、胸が痛みます。事件を起こす人は、その命が生まれ、無事にこの世に産まれるまでどんな難関を突破してきた存在であるか、なんて考えられたことがないのでしょう。

多くの命を失った今日の日に、今一度、今後宿る小さな命、今宿っている命、産まれた命、自分の命・・・について考えてみませんか。