病態別に見て行きますと
1)染色体や遺伝子の関与で無月経になる場合
Mさんは「無月経」「無排卵」でご相談されましたが、ターナー症候群によるものでし たね。新生児女児の2000人に1人に見られるそうですが、妊娠率は低くても2%の自然 妊娠率があるそうです。
Mさんも、希望を捨てずに無月経を治して排卵そして妊娠に向けて頑張りましょう!
2)視床下部の機能低下
よく見られるのは体重減少性の無月経ですね。ダイエットや急激の痩は無月経を引き起こしますね。
Oさん、Tさん、Aさん他にもゲキ痩で無月経になりましたが、体重も回復して月経が回 復しましたね。「太ってもいい!」と意識を変えるて良い結果がでました。Oさん、Tさん妊婦生活を楽しんでくださいね。
3)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
とても多く見られる症状ですし、また年々増加しています。ホルモンのアンバランス(LH、FSH、E2、T)が悪く、卵巣の中に小卵胞が12個以上あってネックレスサインを作っ ているのがエコーで見られる状態です。
Aさん、Yさん、Bさん、Rさん、周期も短くなり、排卵できるようになって来ましたね。
排卵すればこちらのもの。Rさん、Bさん妊娠できて良かったですね。
Aさん、Yさん希望をもって頑張りましょう!
4)高プロラクチン血証
この症状のかたも多いですね。乳房の緊満、乳汁分泌がよく見られますね。
高プロラクチン血証の1/3のかたに見られるそうです。
ご相談の時にもよくお尋ねしますが、結構おおいですね。
また、お薬によっても乳汁分泌をもたらす場合がありますので、要注意ですね。
たとえば、プリンペラン、ルボックス、タガメット、ワソラン、経口避妊薬など。
Mさん、Nさん、早く精神科のお薬を卒業していきましょうね。もう少しです!
5)早発閉経(POF)
相談に来られる方の中にはPOFのかたも結構多く見られます。
[ 一応40歳未満の閉経でFSH>40mlU/ml]と定義されていますが、当店には20代の方、30代の方の閉経の方もいて、今一生懸命漢方薬を服用して体調を整え、卵巣機能を回復していますね。
卵巣刺激療法をしてPOFになった方もいます。
統計でも「診断で「POF」と確定しても、25%の方が排卵し5~10%は自然妊娠する」と言われています。
Kさん、Oさん、Tさん諦めずに頑張りましょうね!
Gさん頑張った甲斐がありましたね。
もうすぐ出産ですね。
「無月経」「無排卵」病状、病態は大変ですが、自分と向き合って気長に体調を整え、備わっている無限の可能性を信じて、生活習慣を見直し、いろいろな精神的呪縛から解放されて、楽しい日々を送って頂きたいと思います。
そうすればきっと機能が回復して来るでしょう。
頑張りましょう!