「“免疫性不妊”を考える」GMでの発表
中国研修でよく言われてきた「免疫性不妊」の話。
日本では最近話題になってきていますが、実は中国では数年前から、「免疫性不妊」
遮断抗体の話題が学会でも注目され、漢方薬でも対応してきたようです。
私のお店にも「免疫性不妊」(同種免疫異常…リンパ球混合培養、NK細胞活性など。自己免疫異常…
抗核抗体、抗リン脂質抗体など)でのご相談が増えてきました。
私たち漢方薬ではいわゆる検査はできませんので、その方の体質、基礎体温表(BBT)から
その方のホルモンバランスを伺い知ることしかできません。
病院で「同種免疫異常」「NK細胞活性」「抗リン脂質抗体」と診断された方が複数名おられましたので、
この方々の基礎体温表(BBT)や症状から、なにか共通点を見つけ出そうと、記録(カルテ)を見ながら
検討した結果を、発表したのです。
共通点は
1) 年令が関係してくる
2) 基礎体温表(BBT)が低温期も高温期も高い
3) 精神的に不安感が強い方
4) 睡眠が十分とれていないかた
が見られました。
この点はこれから検証していくのですが、このことから、治療の方向性が見いだされたことは
良かったと自分なりに評価しています。
(不妊症専門部会グループミーテイグでの発表)
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