免疫性不妊には
「自己免疫異常…SLE,抗リン脂質抗体、抗核抗体など、」
「同種免疫異常…リンパ球混合培養, NK細胞活性、TH1/TH2など」
があります。免疫系は複雑で大変難しく、深く理解しなければなりませんが、
当店に来られるお客様には、この免疫性不妊で悩まれている方も、増えてきました。
昨年の中国研修でも、訪れた中国の病院で、「免疫性不妊」の患者様の治療を研修してきましたが、
結構多くいられるようです。そこでは漢方薬と西洋医学の治療で、妊娠され、出産されている方が多くいるときき、講義も受けてきました。
日本では最近「免疫性不妊」が話題になっているようですが、まだ治療法が確立されていません。
A病院では「免疫抑制剤」を使うといい、B病院では「リンパ球移植」をするといい、
C病院では「子宮内膜を傷つける」といい、D病院は今の西洋医学の治療法は否定的でストレス・レス
で対応しても良い。との見解を持たれていたり、意見は様々です。
漢方的には全身の症状から分析して、五臓六腑のバランスをみて、過剰な部分を除去したり、不足の部分を補ったりして、陰陽の調和を図っていきます。
今日も「免疫性不妊」のお客様が来られました。
リンパ球移植を経験され、その後も体外受精で頑張っているTさん(40歳前半)。
不妊治療が長引いているため、精神的にもしんどくなって、胸を詰まらせる場面も数回。
ストレスがいっぱい。潰れそうです。
「心」を開放して、リラックスできるよう、そこから治療がはじめました。
心が解放されていないと、気がつまります。気が詰まると頭にいっぱい思いが詰まります。
気は廻らなくなり、鬱になってしまいます。卵の成長が止まってしまいます。
「気持ちを開放しましょう」とTさんにお話ししました。
治療はこれからです。
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