悲しみは突然に

スタッフが「〇〇さんからお電話です」と受話器を渡されました。
そろそろ〇〇さんから出産の報告が入るだろうと予想していましたので、ウキウキ気分で
「はい!古村です。どう?産まれましたか?」
〇〇さんは無言です。
あれ?様子が変!
〇〇さんの感情の異変が受話器に伝わってきます。

「どうしました?」恐る恐る問うと。
「今、低温期です。排卵したか解りませんが」と涙をこらえながら答えるのがやっとの〇〇さん。
えっ?今、低温期?どうした?異常が起きた事は間違いない。
異常とは?赤チャンの生命が絶たれた?いつ?死産?


今低温期と言う事は分娩はしていない。
短時間のなかで、いろいろなケースを想定しながら、頭の中は混乱状態。

〇〇さんの感情が治まるのをしばし待つと、
「6カ月で赤チャンの心蔵が停止した」と、何と言う事!

今は2人目の事を考えているのでしょう!
早く、次の赤チャンをと、考えなければ今の状況からは抜け出せないと思っているのでしょう!予想はつきます。

しかし、とても驚きました。
「産まれました!」当然の様にうれしさいっぱいで報告してくれるはずなのに、悲しみに打ちひしがれた〇〇さんの電話が無常の悲しみを伝えてきます。
原因は不明とのこと。
母体側にあるのか?胎児側にあるのか?それも解ら無いと。

〇〇さんはまだ20代半ば。
突然の悲しみを乗り越えて、しっかり体つくりをして2人目に臨んでほしいと願い、これからまた寄り添って行きます。

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6月(水無月)に入りました。

今日から6月。今年も後半に入りました。

今年は最速の5月の梅雨入りで、気候が不順になっています。
農作物に与える影響も心配になってきます。
6月の日本列島は例年梅雨の時期で、気温が上昇し、むしむしして湿度が高く、嫌な気節になります。
梅雨入りして湿度も高いのに、6月は「水無月」と古来から言われています。
水無し月ではなく、「無」を助詞「の」と読むと「水の月」で、「田んぼに水を引く」月を表しているとの事です。なるほど、納得ですね。

人間の体も「湿気が多いと」体が重く、なんとなく憂つ気分で、むくんできたり、動くのも億劫になってきますね。京都は苔が有名です。苔がきれいな「苔寺」という有名なお寺もあります。
高温多湿の京都は「苔」が繁殖し易いほど、ジメジメとして「苔蒸す地」なのです。

昔から京都はリュウマチの患者様が多かったようです。
平安時代にはリュウマチの漢方薬が京都から作られたようで、今でも使われています。
地方からあこがれの京都に移り住み、チョロチョロトと流れる水のせせらぎを聞きながら「なんと風流な…」と住んでいるうちに、リュウマチになったしまったという方が意外と多いのです。
湿度が高くなる6月は疫病もはやったようです。梅雨時期には京都の神社では「茅の輪」が飾られ、「茅の輪をくぐって疫病退散を祈願」したそうです。

伏見お稲荷さんにもありました。勿論くぐってきました。

6月30日は「水無月」という菓子が京都の和菓子屋さんに並びます。

また「夏越の祓え」「水無月の祓え」と言ってお豆腐も頂く習慣があります。

京都にはいろいろな伝統行事があります。梅雨空のうっとうしい時期には、楽しい事に参加して、「湿気や邪気を飛ばしましょう」!!

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