お薬の効果?卵巣が動き出した

何年か前に体調を整えたいと来られたNさん。
今ご結婚され気持ち的にも落ち着かれたNさん。久方ぶりのご来店でした。
Nさんはもう48歳になっていました。

一時は挙児の希望を持っていましたが、今は年齢の壁に阻まれ、「48歳になり更年期の症状が辛くなりました」と。
以前持ち続けた挙児希望の言葉が思い出され、とても複雑な思いで伺っていました。

今回の訴えは、ホットフラッシュ、倦怠感、口渇、不眠の特有の症状から、
「では女性ホルモンが枯渇しないように、漢方薬で補充しましょう」と
補腎養血のお薬と、「艶麗丹」という健食をお勧めしました。
Kさんは、さっそく服用されその効果に驚き、再度訪ねてくださいました。

「艶麗丹を服用したら、卵巣の働きが良くなって、久々の排卵ができたのです」
昔のことを思い出し意識した言葉でした。

「これなら、もう一回採卵をしてみようかな?と思うようになりました。
一度医院を受診します。」

凄いですね。

卵巣機能が復活してBBTで排卵確認ができたというのです。
身体が若返り、昔の活力を取り戻されたことは素晴らしいですね。

Nさんまた、お話お聞かせくださいね。

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おやおや妊娠だ!!

先日来られたKさん。
基礎体温表(BBT)を見てびっくり。妊娠しています。高温相ががたがたしながら続いています。
「妊娠ですね!」
「いや、今回はタイミングが合っていないのです」
「でも、この排卵はこの機会でしたね。あれ?タイミングは?」
「???」
ずれています。
「まぁ、妊娠されていると思いますので、検査紙で検査して、土日は安静にしてください」
と伝えました。

タイミングは排卵時ではなく、排卵前7日に当たるときにタイミングを持っています。
然しこれは着床遅延なのでしょうか?
不思議でした。
今は順調に育っています。

婦人科でも「あれ??妊娠だね。」とびっくり。

なにはともあれ、妊娠したので、あとは元気に順調に育ってほしいと思います。

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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と漢方薬 Part2

Bさん(35歳)は典型的なPCOS。基礎体温表(BBT)は低温が長く続いて、排卵しそうにもありませんでした。
治療には長くかかることに理解をしていただき、漢方薬をシベリア霊芝をベースに丹参精剤、補腎陰のお薬を服用していただき、5周期目に見事妊娠してくれました。
また、2人目も同じくPCOSでしたが、2人目希望して3周期めに早々と妊娠され、無事出産され、
今は家族4人で幸せな家庭を築いています。

漢方薬は周期を整えながら排卵のチャンスを掴めば自然妊娠も可能です。
根気よく付き合ってくだされば、良い排卵に会うことができます。

 

学生さんのPCOS

大学1年生のSさん(19歳)。お母さんと一緒にご相談に来られました。
お聞きしますと、初潮以来ずっと月経不順だったとの事。
最近になり、病院受診するとLH>FSHの値が高く「多嚢胞卵巣症候群」と診断され、
ルトラールという黄体ホルモンを処方され、10日間服用後3日で月経がはじまるといいます。
その後、服用しては月経を起こしていましたが、ホルモン剤に頼らず、自力排卵、月経が来るように根本的に治さなくてはいけないと思い、漢方薬をのもうとご相談に来られたのです。

痩せてスマートなSさん。きれいで、きっと男性の注目の的なのでしょう!
漢方的には脾腎陽虚、肝鬱オ血タイプ。
漢方薬を服用してもらい、3か月過ぎるころには、オリモノが見られ、排卵らしき体温になり、
待望の月経が来ました。
その後40~50日周期になり、徐々に周期も短くなり、30日で来潮するようになりました。
大学を卒業するまでの4年間で、きちんと月経が周期的に来るようになり、漢方薬を卒業して、
社会人になってくれました。

 

このようにPCOSは若い方に多く、体調を整えていく中で、月経周期も整っていくことがあります。
身体のために、今のうちからホルモンバランスを整え、結婚してからご希望通りご懐妊できたら、
素晴らしいですね。
漢方薬はPCOSのかたの味方です。いつでもご相談ください。

有名な揚州チャーハン

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悲しい流産の知らせ

今日もせっかく心拍確認していたTさん(35歳)からお電話が入りました。
「心拍が止まってしまいました」
「9週に入っていたのに…」
「あまりにも突然で、声も出ず。ショックでした」

少し落ち着かれてからのお電話でした。
淡々とおはなしをしてくれました。

待ちに待った妊娠の知らせに、ほっとして「できた!」と
ご主人と手を取りあって、喜んだのに。
何も悪いことをしていないのに、どうして?

こんな思いをされる方は多くいられます。

一般に流産は20代では13%、40代では37%にもアップすると言われています。
原因は染色体異常が多く、流産の中で70%は染色体異常と言われています。

昔は妊娠されて出血がはじまったらすぐ止血剤を投与して止血させようとしましたが、
今は止血剤を使わずに自然のままで経過を見ることが多くなりました。

無理せずに染色体異常なら自ら排出されるというのです。
無理に止血して妊娠が継続しても発達異常のお子さんが生まれて大変という考えらしいです。

せっかく妊娠したのに、何らてあてもしてもらえず、このまま様子を見るということに、
不安を感じている方もいますが、赤ちゃんが自ら去って行ったと思えば、
親孝行な赤ちゃんだったのでしょう!

そんな親孝行な赤ちゃんを誇りに思い、次は丈夫な子が生まれるよう、
身体の準備を始めていきましょうねTさん。

投稿者:古村滋子

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ガン?!

34歳Yさん。4人のお子様のママ。

昨年12月から不正出血が起こるようになりました。出血の時期は、排卵期など特定の時期ではなく、生理が終わったかな、と思った2、3日後から少量の出血がずっと続き、次の生理が来る、といった状態でした。

先日亡くなったZARDの坂井泉水が子宮頚癌とわかった最初の症状は「不正出血だった」ということもあり、Yさんは心配になって癌検診に行きました。結果は何の問題もなく、内診でも何も出血の原因となるような子宮筋腫などは見つかりませんでした。

「おそらくホルモンバランスが乱れているのでしょう」と内服薬もなく、しばらく様子を見ることになりました。

しかし2ヶ月様子をみても状況が変わらないために、心配になったYさんはまた受診されました。しかし子宮には何も問題は見つからないために、もう2ヶ月様子をみてそれでも変わらないようであれば薬による治療をしましょう、と医師に言われました。

薬による治療は排卵促進剤もしくはピルによる治療のようです。

しかしYさんはこれ以上子供を希望しているわけでもなく、今崩れているバランスを整えるだけで良いのに強い薬を服用することに不安を感じ、とりあえず次の受診までの2ヶ月間、漢方により体を整え不正出血の症状をなくしたい、と漢方を希望して来店されました。

漢方ではYさんのような不正出血の症状は、「脾経の統血作用」と「補気作用」が弱っているために「血が漏れている」と捉えます。また余分な血はしっかり排出するけれども、漏れる血は留めるようにもしないとなりません。

それらのことをふまえて漢方薬は「田七人参」「帰脾錠」をYさんには服用してもらうことにしました。まずは次の生理が来るまでの半月間、これらのお薬で様子を見てもらいます。その間も症状はどうなったか、そして生理後はどうなったか、をまたYさんに報告してもらい、その状況でまた次のお薬を調整することになります。

そして次の検診ではホルモン検査をされることをおすすめします。病院では「ホルモンバランスが崩れているのかも」と言われただけで血液検査は行っていないということですので、検査によりホルモンバランスが乱れているのかを診ることは大切なことで、今後治療をすすめていくうえでの重要なポイントとなるはずです。

検査は今自分の体がどうなっているのか、を正確に捉えるためで、その後治療をいかにして進めるかは本人の選択の自由です。ホルモンバランスが崩れているからと言って、その治療方法は決してホルモン療法だけではありません。漢方薬でも十分に副作用なく安全に治療をすすめることができます。

もし病院での治療の薬の副作用に悩まされているようなことがあれば、是非漢方薬をお試しください。

うまくコントロールを

50歳間近のTさん。ここ最近生理の量がかなり多くなり、だらだらと続き、周期も短くなってきて月に2回もあるようになってきました。

2年ほど前に筋腫が4cmほどのものが2つもあることがわかりましたが、生理の量が増えてきたのはここ半年のことのようです。半年前に婦人科へ行くと、「筋腫が原因でその症状が起こっている」ということで、ホルモン剤により生理を止め、筋腫を小さくする治療が行われました。しかし、3ヶ月ほど続けた結果、その間、生理も止まることなく、筋腫の大きさも全く変わらなかったために、その治療を止められました。

そして次に頭に浮かんだのが漢方薬でした。

西洋薬を服用することに抵抗があったTさんにとって、自然のものからできている漢方薬なら抵抗なく飲むことができる、と考えたからです。

Tさんの不正出血は、子宮筋腫もその原因の1つでもありますが、周期が短くなってきたり量が過度に多くなったりするようになったのが、半年前よりもここ2~3ヶ月ほどあることから、ホルモン治療後の副作用も多少はあるかもしれません。また年齢的にも少し崩れてくる時期であることもあるでしょう。

今現在「貧血」もあり、顔は艶のない白色で、爪も白く、舌はもったりとした状態であるために、まずは無駄に出血している状態を止めなければなりません。

そこでTさんにお勧めしたのは「文山田七」です。

あまり多くのお薬を飲むことを望まれなかったTさんには、まずは「文山田七」から始めました。不正出血が治まった後で、残っている症状を確認し、それに対して調整することを次の治療ステップにしていきます。

Tさんの場合はホルモン治療をされたのは3ヶ月のみですので、それによるバランスの崩れはすぐに改善されることでしょう。ただ子宮筋腫による不正出血に関しては、筋腫を取り除く手術を望まないのであれば、閉経まで何らかの治療を続ける必要があります。

Tさんのように、西洋薬が嫌で、手術はもっと避けたいことなのであれば、症状に合わせて「文山田七」を使用することで、体質改善を図る方法をオススメします。

不正出血と乳腺の関係

香港にお住まいの47歳のOさん。少量ですが不正出血があったので、病院へ。

検査では、子宮には何の問題もありませんでした。

おそらく日本の病院では検査はここまでで、不正出血に対しては、止血剤を出されることでしょう。

しかし香港では、子宮と乳腺のラインは関連があるとされているために、乳腺の検査も行われました。

そして、小さい「乳癌」が発見されたのです。

乳癌の自己チェックとして行うような触診では、全く触れることができないくらいの小さなもの。しかし、その正体は、「癌細胞」。

即、Oさんは、その小さな悪性の細胞を取り除く手続きをされました。

日本では、この様な不正出血の場合、どんな検査がされたでしょう?

「香港が進んでいる」とは一概には言えませんが、香港では常に「乳腺のトラブル」の検査時も「子宮の検査」は行われるそうです。

この様な例もあるように、何かトラブルが生じた場合、単なる「不正出血」と思わずに、検査に行くようにしてください。何でも早期発見が大切です。

不正出血の診断法

「不正出血」とは、「月経期以外の時期に出血している状態」もしくは「月経後に出血が続く状態」のことです。

中医学では、そのことを「崩漏」もしくは「崩漏下」といいます。

その字のそれぞれの意味は「崩」は「急激に多量の出血が起こるもの」のことで、「漏」は「だらだらと少量の出血が続くもの」のことです。

「漏」から始まり、それが長引き気血を消耗すれば「崩」に転化することがありますが、大体良く訴えられる症状としては「漏」の段階の人が多いものです。

その原因として「衝任脈」の損傷による固摂機能の失調によるものですが、衝任脈の損傷の原因としては「血熱」「気欝」「血お」「気虚」「陽虚」「陰虚」などがあります。

『「血熱」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「熱がり」な体質で、「ピリ辛系の食べ物」を良く食べたり、サウナに入ったりするなど「熱邪の侵入」を受けると、熱が体の中に多くなり、その熱が原因で「不正出血」になること。

『「気欝」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「イライラ」したり「くよくよ」したりと「抑欝」傾向の性格で、そのことが肝の欝熱を生み出し、肝の蔵血機能が失調し、「不正出血」になること。

『「血お」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

月経期や産後に「冷え」や「熱」を受けた場合、「血お」を生じ、それが子宮内の循環を悪くすることで「不正出血」となること。

『「気虚」が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

常々「脾気不足」であったり、「食べすぎ」「飲みすぎ」「疲れすぎ」などによって「脾気」を損傷することにより、「不正出血」になること。

『「陽虚」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

もともとの先天の気が弱かったり、更年期などで、「腎陽」を虚衰され、「不正出血」となること。

『「陰虚」』が原因で「崩漏」になる』とは・・・、

もともと虚弱体質だったり、多量の出血、慢性病などにより「腎陰」が不足し、虚火により「不正失血」となること。

上記のように、一言に「不正出血」といえども原因は様々です。

本当にすぐに止めないとならない「出血」なのか、出ききらずに残っているから出ている「出血」なのか、によっても対処方法が変わってきます。

「不正出血かな」と思われる人は、必ず専門家に相談し、真の原因を追究して、根本より改善するようにしてください。

気をつけたい不正出血

10年前に乳癌の治療を受けた60歳のCさん。

その時の治療は、手術とホルモン療法を受けられました。最近茶色い不正出血が続いたので検査をしたら、子宮体癌ということがわかりました。

乳癌の手術後にはタモキシフェン(商品名:ノルバデックス)というホルモン剤が使用されることが多いのですが、これを服用すると子宮体癌になる危険率があがってしまうのです。

このタモキシフェンの作用は、女性ホルモンであるエストロゲンの働きを阻害します。エストロゲンは、乳ガン細胞の増殖を促しますので、タモキシフェンがエストロゲンに対抗することで、患側の乳癌細胞の増殖を抑制もしくは停止させたり、反対側の発生を防止する効果があると考えられてきました。

また、タモキシフェンは、閉経前の妊娠率を上げることも明らかになっています。不妊の治療として排卵を誘発する目的で、タモキシフェンを使用している国もあるようです。反対に、閉経前で妊娠を希望しない人は、避妊の処置をする必要があるということです。

この乳癌予防には良い「タモキシフェン」ですが、子宮体癌を招く可能性が大きいことは、近年になって分かってきたことで、医師から説明を受けていない人も多いようです。

乳癌でホルモン療法を受けた人は、その可能性が大きいこともあるために、年に1回の婦人科検診を必ず受診され、「過去にホルモン療法を受けたことがあることを告げること」、「不正出血がある場合はそのことも告げること」を行ってください。

なかなか婦人科検診にてその事実を医師に伝えない人が多いようですが、早期発見、早期治療のための正しい情報は必ず伝えるようにしてください。家族のためにも必要なことです。