卵子の質と漢方薬
一般に35歳を過ぎると、卵の質が落ちると言われます。
卵胞の育ちが良くない、採卵しても空胞が多い、小さい、培養しても分割が進まないなど、「卵の質が良くないね」とよくドクターに言われることがあります。
「卵の質が良くない」と言われても、ご本人はどうしたらよいか戸惑ってしまいます。
漢方薬をのむか? 鍼灸治療に行くか? みなさん迷われてしまいますね。
37歳のKさん、ART医療機関に通われて2回採卵しました。
1回目は排卵誘発剤を使って6個採卵でき、その内3個受精しました。
5日目に胚盤胞まで行けたのは1個だけで、胚盤胞まで進んだ卵を移植しましたが残念ながら着床しませんでした。
2回目の採卵は5個採卵でき、3個受精し、胚盤胞まで行ったのは0個でした。
ドクターからは「高齢だからね!」と言われたので、しばらく休んで漢方薬を飲み、再度採卵しようとご相談に来られました。
2か月間の猶予期間に、体の調子を整えようと卵を育てる環境作りに着手し、補腎薬と補血養血薬を服用してもらいました。
そして2周期後の採卵では、6個採卵でき、5個受精し、3個が胚盤胞にまで行けました。
Kさんは喜んで「質の良い卵が採れました」と報告に来てくれました。
Kさんには今度は着床するよう、「子宮内膜を暖かいホワホワベットにしましょうね」と話し、温陽活血薬を準備しています。
良かったです…これからです。

芍薬の根っこは漢方生薬です
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