「無月経」「無排卵」の基礎知識…NO1

4月3、4日と東京で中医不妊症テレビお茶の間講座のスクリーングがあり参加しました。
メインは聖路加国際病院生殖医療センター長・婦人科医の佐藤孝道先生から「無月経」の講義でした。

佐藤孝道先生は日本不妊カウンセリング学会の理事長をされていますが、大変気さくな先生で、私達の中医不妊専門講座にもお馴染み、4回目の登場です。
毎回毎回たくさんの資料をご用意され、私達の幼稚な質問から高度な質問?にも丁寧にお応え頂き、そのお人柄にいつも感心させられています。

「無月経」「無排卵」は日頃の店頭相談には大変多い症状です。
原因はいろいろあり、分類も様々、西洋医学での治療は、ホルモン剤が主体です。
私たちはその同じ症状を漢方薬で現代西洋医学とは違った観点から改善していこうとするものです。
先ずは現代医学の知識を学んで、理解を深めることが大事ですね。

以下講義の主な内容を紹介します
大事なのは
1)これまでに初潮があった場合(続発性無月経)
2)いままで初潮がなく、ホルモン剤を使って月経を起こしていた場合(原発性無月経)
に分けられますね。

次に無月経の分類では
黄体ホルモンで1)消退出血がある場合(第一度無月経)
          2)消退出血がない場合(第二度無月経)
に分けられますね。

更に、2)消退出血がない場合(第二度無月経)を
EPホルモン剤で1)消退出血がある場合(第二度無月経)
          2)消退出血がない場合(子宮性無月経)
に分けられますね。

当店にこられているAさん、Yさん、Oさんは原発性の無月経で、
黄体ホルモン剤で月経がきていますので第一度無月経に分類されますね。

Fさん、Hさん、Iさん、Nさんは続発性無月経で第一度無月経です。

いづれも症状や治療により状況が変わってきますので、分類や治療は専門にお任せして、
体質改善(ストレス発散や運動、針灸、漢方薬など)に積極的に取り組まれたら良いかと思います。

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