妊娠がうつる?

お正月はいつも会えない人に会えたりする時期です。35歳も過ぎると、周りの友人達は、2人目、3人目を出産し、子育てに大忙しです。

37歳Aさん。3人目を出産し、お正月に里帰りしていた旧友に会いました。結婚したのはほぼ同じ時期。しかしAさんは仕事優先の生活をしていたために子作りは後回し。一方旧友は、着実に計画的に子供を育ててきたのです。気がつくと、Aさんは病院には行かずとも漢方の周期療法を始めていて、「不妊」の言葉が重く圧し掛かったきていました。

旧友は、「同じ保育園仲間のママ達が2人目が欲しくて頑張っていたけど出来なかったのが、同じ時期に妊娠がわかり『妊娠がうつった~!』って言ってたのよ。それも3人も!こんなことあるのね。」と直接口には出さないけれどもAさんを励ましてくれていました。

そして産まれて間もない3人目の赤ちゃんを抱っこさせてくれ、まるで「早くにうつりますように」とでも言うように微笑んでくれていました。

Aさんも「諦めないで続けていこう」と旧友の笑顔に答えるように微笑んでいました。

よく根拠もなく、「生理中の人が座った椅子に座ったら、生理がうつる」と言っていました。実際、そのことを信じていなくても、生理がうつることがよくあったものです。生理中に「生理フェロモン」なるものを発しているとは思えないのですが、そのようなことがよくあります。

もしかしたら、「妊娠」も「妊娠フェロモン」なるものがあるのかもしれません。Aさんも旧友の妊娠パワーを受け、今年こそ、きっと「うつる」ことでしょう!