もう更年期?
45歳Hさん。ここ最近だるくて何もやる気が起こらず、足はむくみ、お腹は張るし憂鬱で、代謝が落ちてきてちっとも痩せない。少し運動をしようと歩き始めるけれども昔痛めた膝が痛み、長時間アスファルトの道を歩くことができない。
昔からある「肩こり」「頭痛」「腰痛」はますます酷くなる一方。それに加えて貧血症状があるので、何がどうなって、だるくて憂鬱な今の症状が起こっているのかわからないくらいの様々な症状。
「更年期なのでしょうか?」
そう尋ねられたHさんは、更年期というにはまだ早いお歳です。当店では47歳の人も不妊のための周期療法にて頑張っておられるくらいですから、45歳だと「まだまだ」といった部類に入ります。
「だるい」のは今の梅雨の時期、湿気のために健康な人でも多少だるく感じ、それが酷くなると「むくむ」「足だけ冷える」といった症状が起きるものです。
よくお話を伺うと、「子宮筋腫」を持っているとのことですので、おそらく「貧血」が進み「だるい」症状に拍車をかけているのだと思われました。
まずは「貧血チェック」のために血液検査に行くことをススメました。もし鉄の数値が10未満であれば、新薬の力を少し借りて鉄の補充をすると回復が早いでしょう。
10以上であれば漢方の力(「婦宝当帰膠」「参茸補血丸」「双料参茸丸」「ヘム鉄アスリーブ」など)で補充して回復させることも十分に可能です。
そして全ての代謝が低下し、だるい症状を亢進しているようですので、「ケイギョク膏」をオススメしました。
代謝が低下すると、巡りも悪くなり、足の先に行った血、水分が戻りにくくなり、足に溜まります。それが「むくみ」です。
水は冷たいものですので、水が溜まってむくむと、足が冷えます。
「ケイギョク膏」にて、徐々に症状が改善されることでしょう。
45歳はまだまだ若いです!
「更年期だ」と思ってしまっている人は、もっと元気に輝いて過ごせるように漢方で是非ケアしてください。