「夏ばて」「夏かぜ」対策

明日19日は「土用の入り」。大体「土用」の期間は暑くてむしむしするものです。今年は少し異常気象で梅雨明けが遅れ、まだ夏本番にはならずに暑さも多少はマシですが、土用の丑の23日頃には暑い季節が到来することでしょう。

こんな時、さっぱりしたもの、冷たいもの、のどごしの良いもの、を食べたくなりますが、あまり冷たいものを取りすぎると、帰って胃が冷えて、夏ばてになってしまいます。

そこでオススメは、しゃきしゃきした歯ごたえの「ラッキョウ」。

7月頃に収穫されたばかりのラッキョウは生のまま焼いて食べても美味しいですが、今の時期、甘酢につかったものはその「甘味」と「酸味」が夏ばての食欲不振を解消してくれます。

ラッキョウには「脾胃」を温めてくれる働きがありますので、冷たいものを取りすぎたり、冷房に苛められた胃腸にはもってこいのものです。薬用としては、疲労回復、咳止め、腸炎を改善するものとして、用いられてきました。

「冷え」は女性の大敵です。特に「過度冷房」による冷えはかなりきついものです。足元から冷える冷房は、大切なお腹を冷やし、「卵」が育つ畑であるお腹が冷えることによって、育つものも育たなくなってしまいますし、妊婦の人であれば暖かいはずの赤ちゃんの環境が冷えてしまい、「逆子」や「切迫流産」の可能性を高めてしまいます。

日頃食卓の仲間として、ラッキョウを置いておくと「夏ばて予防」に良いでしょう。

もし風邪を引いてしまってせきが出た場合も良いようです。それに加え、早くに改善するために、是非「天津感冒片」の力を借りてください。夏かぜは嫌なものです。「予防」と「早くの手当て」を心がけてください。