乳癌の新検査法

近年の乳癌検査は、マンモグラフィーという画像診断装置が普及していますが、この装置により検査をした人は口を揃えて「痛かった!」と言います。

それも胸の豊かな人ならまだその痛みもマシなのかもしれませんが、ない人は尚更痛いものです!しかも微量だけれども被爆が起きてしまいます。

そこで痛くない装置を日立メディコと筑波大学が共同で開発したことが発表されました。

それは、超音波センサーを乳房に軽く押し当てるだけで、組織の硬さを数値化し、乳癌のしこりの硬さを見つけ出すというものです。

どのような硬さが癌であるのか、なかなか触診では判断しにくいものです。

しかし、乳癌による日本国内の死亡率は年間約1万人ほどで、そのほどんどが早期に発見できなかったために完治できず、死へと導かれた人々です。もし早くにわかっていれば・・・と家族が思うことは多々あることです。

検査するにも痛みを伴ったり、リスクを負うようなものではなかなか検査へ行く勇気が起こりません。

何でも早期に発見することが大事ですので、このような装置が開発されたことはとても喜ばしいことですよね。