パキシルの副作用

「抗鬱剤」として使用される「パキシル」。「パニック障害」にも使用されます。

「パキシル」は一般的に知られている副作用としては、「吐き気」「食欲不振」「下痢」などがありますので、そのような症状がある場合は、消化機能異常治療薬である「ナウゼリン」を一緒に服用するように指導されます。

「パキシル」により、「鬱」や「パニック障害」の症状による「突然の動悸」や「緊張性の頭痛」「眠りが浅い」などの症状が治まるのですが、長い期間の服用にはお気をつけください。

43歳Hさんの旦那様。

1年程前に仕事のストレスにより動悸や頭痛に悩まされ、会社の診療所より「パキシル」と「ナウゼリン」を処方され、服用されていました。

動悸や頭痛の症状は軽減したものの、思えばその時期を境にして、「射精障害」が出始めたと言われます。それまではどちらかと言うと早い方だったのに、奥様が不妊治療中である上に、その新たな症状はまた精神的にも辛いものとなりました。

今は「パキシル」を服用していないにも関わらず、その症状に悩まされておられますので、漢方薬としては「冠元顆粒」と「イーパオ」を服用するようにおススメしています。

病院では「そのような副作用はない」と言われますが、服用される期間に応じてその症状を伴うことが多いです。

できれば、西洋薬に頼らずに「生活改善」や「漢方薬」などの自然の力により、ご自身の回復力を引き出してほしいものです。