カニ解禁!

今日は立冬。いよいよ冬の訪れです。

ただここ最近暖かい日が続き、11月に入ったという感じがしないのにはやはり、何年後かの地球を心配してしまいます。

一方、そんな気候に関係なく、日本海では「冬の味覚」である「カニ漁」が昨日解禁されました!「秋の味覚」もそろそろ終わりを迎える中、これからの「冬の味覚」が待ち遠しい時期です。

その「カニ」について・・・、

中国では「秋の味覚」の「上海ガニ」を食べるとき、「カニ」と共に食卓に「生姜湯」が出されます。何のためでしょうか?

「カニ」は寒い海の底に住んでいると身が引き締まり、油ののったものになるのです。それが「カニ」が美味しくなる条件なのですが、「カニ」の住むところは「寒いところ」。従って「カニ」は「体を冷やす食べ物」になるのです。

「カニ」と言えば、「鍋」「焼きガニ」などなど暖かい食べ物のイメージがあるのですが、「カニ」そのものは「激冷え」の食べ物になります。

従って、「食の作用」を良く知っている中国人は、「カニ」を食べるときには必ず体を温める「生姜」を一緒に食べるようにしているのです。

日本の文化には「カニ」と「温泉」のセットがありますが、これは理にかなったセットだと思うのです。「カニ」で冷え切った体を温泉で温めることにより、「冷え」を予防できます。

「冷え」は女性の大敵です!くれぐれも「カニ」を食べるときは、気をつけてください。