実りの秋!どんどん各地からの新米が店に並ぶようになりました。
しかしたくさん並んでいるお米の値段がピンからキリまであるのには、どれを選んで良いのか、かなり迷ってしまいます。でもどれを選んでも新米は美味しいものですよね。
さてこのお米、やはり日本人は「お米を」、しかも「朝に」食べないといけない、という話はご存知ですか?
「朝ごはん抜きの子供は学力が低下している」というデータは以前話題になりましたが、その「朝ごはん」はパンではなくお米のご飯が尚良いのです。またこのことは、子供の学力に限らず、日本人全員に言えることで、仕事の能率向上、ボケ防止、アトピー、アレルギーなどにも関わってくることなのです。
朝6時~10時までに食べたものによって、一日の血糖の移り変わりが決まってきます。(山下弘道医師の説より)
それは時間帯によって臓器が働く時が決まっているからなのです。6時~8時は「胃」、8時~10時は「膵臓」が働く時間です。
その時間に食べたものによって一日の血糖の推移が決められ、お米を食べると血糖は、緩やかに上がり、緩やかに下がっていき、農耕民族である日本人は朝から夕方までじっくり体力が持つように血糖がバランスよくプログラムされるのです。
ところが、朝にパンを食べると、すぐに血糖が上がり、血糖値のピークを迎えたあとは、低血糖にまで達するほど急激に下降するのです。その現れが、昼食後眠くなる、という現象です。日本人がパンを食べると、その血糖の急落が激しく低血糖、低体温に陥り、体の酵素が働かなくなり、免疫不全、そしてアトピーやアレルギーなどの症状が起こると考えられるのです。
最近、子供のアレルギー、アトピー、花粉症、化学物質過敏症などの症状が増えているのは、朝食の欧米化が定着化しているためかもしれません。
年々増加する花粉症患者やアレルギー・アトピーの患者の原因は、決して世の中に化学物質が増えすぎたためや、道路の舗装が進み過ぎたためだけではないような気がします。やはり医食同源の食事の変化に問題があると考えざるを得ません。
体のバランスの乱れは、生活習慣から始まります。早寝早起き。そして「食事」です。
新米が並ぶこの季節から、日本人であることを遺伝子レベルから思い起こし、是非、朝食はご飯とお味噌汁のセットに変更してみてください。お米の力だけでなく、発酵食品である味噌の力も期待でき、これから迎える冬の冷え性の対策にも効果を発揮してくれます。是非お試しを!
食の乱れが犯罪激増の要因になっている
子供達の中には、すぐにキレる子がいますが、その原因は砂糖入りジュースやお菓子の過食・飽食が原因であると 警鐘を鳴らしている教授がいます・・・