中国の伝説から生まれたお祭り「七夕」。今晩はどれくらいの人達が空を見上げていることでしょう。
「七夕」は、もともとは中国での話の牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しゅくじょせい)が、天帝を怒らせたために天の川を挟んで引き離され、1年に1度七夕の日の夜だけ逢瀬(おうせ)が許される、と言う伝説に由来するものです。
二人の願いが叶うことにあやかって、この日に願い事をする星祭りが行われているのは皆様もご存知のこと。
日本では、平安時代にその伝説は伝えられたようです。
平安時代というと、「恋の花咲く時代」というイメージがありますが、その時代にも星に願いを込めて、「恋のみのり」を待ち望んでいたのでしょうか。しかし、みのらぬ恋の行方は、みのった人への恨みつらみ・・・。
恐い時代でもありましたよね。
・・・というのは想像の話で、その時代では、機を織る女性が機屋に神様をお迎えし、穢れを持ち帰ってもらうと言う信仰があったようです。実は七夕は「恋」のお願い事ではなく、習い事の上達を願うのが本来のお祭りの意味なのです。
今日は「願い事」を星に伝えてくれる「笹の葉」。
普段はそんな力ではなく、殺菌作用や防腐作用があることから昔から笹に食べ物を包む習慣があります。「ちまき」はその代表例ですね。お餅から笹の香りがほんのり漂うのも食欲をそそられるものです。
また、「心火の熱」を冷ます力があることから、漢方では発熱、脱水、神経の興奮などの症状で、顔が赤くなりのぼせる、口渇、口内炎、鼻血、黄色い尿などが見られるものを改善するために使われます。
つまり、疲れすぎて口が渇き口臭がするとき、尿が濁ってしまうとき、お子様などはすぐに口内炎が出来てしまったりしますがそんな時、笹の葉を使った「ササヘルス」がオススメです。
年中何かの形で重宝される笹の葉。今日はしっかりみんなの願いが叶うように、がんばって!!!
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