2006年3月アーカイブ

煎じ薬はコトコトと1時間ほど生薬を煮出し、生薬のエキスをたっぷりと含んだ煎じ液を作ります。毎朝コトコトと煎じる1時間は、生薬の香りが部屋中に充満し、そのエキスを飲む前から「アロマ効果」により気持ちがゆったりと落ち着き、それによる治療効果も期待できるものです。また「煎じ薬」は錠剤などよりも「加味」がし易く、よりその人に合った薬を作ることができることも利点です。

35歳Mさん。約1年前より煎じ薬により「妊娠しやすい母体作り」を目指していました。問い合わせを受けた10ヶ月前のMさんは、病院での不妊治療により排卵を止めたり、促したり・・・で、卵巣の働きはボロボロ状態。

もう自分の力では生理が来ない状態になっていました。FSHは高く、E2がかなり低い数値。

「1人目の子供は何の問題もなく妊娠・出産できたのに、どうしてこんな体になってしまったのだろう」「治療を受けたのは間違いだったのか」「あの時こんなことをしなければ良かった」・・・、考えれば考えるほど、後悔ばかり。

そんな時に出会った当サイト。

FSHを下げ、E2が上がるように調整された「煎じ薬」。

毎日毎日欠かさず、旅行に行くときも持って行き、「煎じ薬」を飲み続けられました。

「煎じ薬」は時間に余裕のあるときは、1時間コトコト煎じながらその時間を楽しむことができるのですが、忙しい日にはどうしても邪魔くさくなってしまうものです。しかしMさんは確実に改善されている自分の体の訴えをしっかり聞いてあげよう、と懸命に煎じ続けられました。今まで無理な処置により痛めつけてしまった体へのお詫びとして。

そして10ヶ月目。

すっかり煎じることが日常の生活に溶け込んでいたMさんに、喜びが訪れました。

ようやく崩れてしまった体のバランスを取り戻すことができました。

「早くに気がついて良かった。体の叫びを聞けて良かった。」

痛める時間が長ければ長いほど取り戻すのにも時間がかかります。でも、もう大丈夫。次の喜びに向けて進むのみです。これからは「体の叫び」にはきっと早くに気づくはず。しっかり耳を傾けてくださいね。

日食

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今日の日本時間午後6時~8時半頃、エジプトやトルコなどでは「皆既日食」が観察されます。

太陽が月の裏に完全に隠れるこの現象は、一度見ると、その妖艶な光景に目を奪われ、また見に行きたくなるといいます。

今日の「皆既日食」は、ネット上で公開されるとのことですので、是非オンタイムで見てみたいものです。

日本では、皆既日食が見られるのは、2009年7月22日だそうです。

「日食」と言えば、昔はその現象がなぜ起こるのかわかっていなかったために、「不吉なもの」として恐れられていました。考えてみても、昼間今まで明るく照らされていた太陽が突然何かに隠され、辺りは暗くなり、気温も下がるわけですから、その地球上の生き物が驚くのは当然でしょう。

「竜が太陽を食べた」とか「神が怒った」とか・・・、様々なことを言われてきましたが、
日本では神話の「天の岩戸に隠れたアマテラス大御神を呼び戻す」この場面は、まさに日食のことを語ったものだとも言われていることは有名な話です。

日食は、必ず新月の時に起こるものです。

「新月」や「満月」の時は、月の見えない力に地球上の生き物は動かされ、いつもとは異なる動きをしてしまうようです。「満月」には出産が多いこと、「新月」には犯罪が多いこと、などなど。

でも今日の新月は春分を迎えた後の、最初の新月です。今日の新月には「特別なパワーがある」らしいです。

日食の映像を見ながら新月のパワーに、願いをかけてみても良いかもしれません。さて世界の人々は、皆既日食の約4分間に何を思うのでしょうか。

30歳Rさん。もともと花粉症の症状をお持ちで、6年前より花粉症の治療薬を求めて来店されていました。

その後、結婚し、しばらく結婚生活を送っているうちに、もしかして子供が出来にくい体なのかと思うようになり、2年前より、周期療法による漢方薬治療を行っていました。同時に婦人科での検査も行い、検査の結果より、「左の卵管癒着」「子宮内膜症」であることがわかりました。

症状としては、「生理痛が酷いこと」、「高温期に不正出血があること」、「PMSのイライラ感があること」でした。

夫婦とも若いこともあって、あまり漢方にお金をかけられない、ということで、必要最低限の「婦宝当帰膠」「逍遥丸」などのお薬を選び、周期療法を行っていました。

「もう少し」というところまでは行くのですが、なかなか良い結果に至らずに1年が過ぎました。

しかし大分と体温表は整ってきていたために、昨年12月より、様々なことの大きな壁になっているであろう「子宮内膜症」であることにターゲットを当て、月経期~排卵期までの低温期のみ強力な活血剤となるエキスの入った錠剤を使用しました。

そして、3周期目。

喜ばしい妊娠確認のお電話がありました。

おそらく初めからその活血剤を使用していても良い結果は得られなかったでしょうが、2年掛けてRさんの体調が整ってきた時だったからこそ、活血剤が良い結果を生み出すことに繋がったと言えます。

西洋医学的には処置のしようのない「子宮内膜症」。しかしある程度の時間を掛ければ、Rさんのようにそれを克服し、良い結果に繋げることができるのです。

2年間は、長いように思えるかもしれません。しかし、Rさんの場合は「生理痛」「PMS」「高温期不正出血」などの症状が起きていた今までの長い期間に比べれば、2年なんて短い期間でした。

初めは長いと思えるかもしれませんが、結果として短く確実に良い結果へと繋がる道を、是非見つけてください。

4月2日(日)まで「京都文化博物館」の3Fで催されている「京都府所蔵の人形と衣装」展。

昔から伝えられ守られてきた「雛人形」や「御所人形」「加茂人形」「佐賀人形」「三折人形」「抱人形」「衣装人形」などが様々展示されています。衣装も様々な「振袖」「小袖」が展示されています。

「床の間の人形の髪の毛がどんどん伸びていく」などといった、ちょっとした「恐い話」に出てくるようなお人形もたくさん並んでいましたが、それぞれ同じ人形でも違った表情をしていて、衣装も草木染めなど使われてなかなか趣のあるものです。

その「人形」の起源とは・・・、

人間に振りかかる災いや悪霊の身代わりとなって、神事に基づく信仰の中で生まれた「かたしろ」としての存在と、ままごと遊びの中で生まれた愛玩用としての存在の2つがあるそうで、人形に対する信仰と愛玩が子供の世界の中で意味を深め、人形と子供の結びつきを深めたと言われています。

また「子供の衣装」の展示のところで、

「子供の衣装は単に大人の衣装をそのまま小さくしたものではなく、その成長過程や生活習慣に合わせた独特の仕立て方や工夫があり、子供の将来を願って、吉祥の主題や信仰に基づいた文様が施されている」とありました。

なるほど、子供は良く動き、体温が高いので、袖の空きを大きく仕立てられていたり、袖が引っかかったり汚れたりしないように、袖の端にぼんぼりを付け、それを可愛く後ろで結べるようにしてあったりしました。

今の現代では、子供の遊びはゲーム中心であったり、あまり「人形遊び」や「ままごと」をすることがなくなってきているように感じます。子供会でも「子供が参加してくれるように企画するには、ある程度のお金が必要となってきた」と嘆いておられます。

以前なら、「公園で焼き芋大会」や「竹馬大会」「キャンプ」など企画したら、どんどん子供が集まって遊んでいったのに、今では「映画」や「ディズニーランド」「USJ」などお金のかかる企画が割安で行ける!などの得点がついてないと参加しないとか。

子供の服も大人と同じように、お洒落で綺麗なものになっていて、子供が動きやすく汚しても洗濯しやすいような生地のものを着ている子供が少なくなったような気がします。

もっと子供は子供らしく、お金を使わずに、動いて遊んで、たくさん怪我して、怒られて・・・。

そうすることで、自然の中で生きていく知恵がつくことに繋がるのだと思うのですが、これは田舎者の考え方なのでしょうか。

43歳のSさん。「心拍が確認出来た」との報告を受けました!

30代初めには子宮筋腫核の摘出手術、卵管には癒着が見られ、癒着していない方の卵巣からは半年に1回ほどのペースでの排卵といった状態。

それまで独身だったSさんは、妊娠のことは考えてはいなかったのですが、昨年に縁あってご結婚。

やはり愛する人との間に可愛い子供ができたらいいな、と希望は膨らむばかり。

当初はタイミングにより希望を叶えようとしていたのですが、なかなか恵まれないので、今までの経過から「体外受精しかない」と思い、婦人科へ。

「今自分にできることは何でもやってみよう」と、体外受精をされた後に、来店されました。

気さくなSさんは、何でもやってみようというチャレンジ派。

元気なそのお顔より、「これは行けるかも知れない」と私達は感じていました。何でもあまり神経質になりすぎると、成功するものも運が逃げていってしまうもの。

それがSさんからは、「運を呼び寄せるような何か元気の力」を感じ取ることが出来たのです。「この歳になって結婚できたこと」、そして「子作りを目指すことができたこと」に感謝して、今の生活にとても満足されていました。一緒に来られた旦那様も気さくな方。お2人の背景には、何か光るものを感じました。

その結果、1回目の体外受精で成功したのです!

まだまだSさん達には40歳を過ぎたとは感じられないような「力強さ」があり、それが成功へと導く結果となったのでしょう。

何でも「前向き」に、「諦めず」、「感謝して」、「力強く」進んで行くことが大切ですよね。

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日本には独特の暦の読み方があります。

最近はあまり「大安」や「仏滅」など気にしないように、とカレンダーには何も書かないようになってきています。しかし、日本人には昔から「見えない何か」を崇めたり、恐れたりする習慣がありましたので、何かをする時には、いつもは信仰していないのに「地鎮祭」をやったり、「お祓い」をやったりしているものです。

そんな暦の下段の話。

3月18日の土曜日に鍼灸治療を受けられたTさん。その日は体が軽く調子が良くなったので、次の日も機嫌が良く、もっと調子が良くなりたいからと、自己流で「曲池」「足三里」「合谷」などの有名なツボにお灸をすえたそうです。

そしてその直後から頭がふらつき、気分が悪く、血圧を測ったら170近くにまで上昇していたといいます。

「おかしいなぁ」

とふと暦を見ると・・・!

そこには3月19日は「血忌日」と記されていたのです。それを見て、気分が悪くなったことについて納得されたとお話くださいました。

血忌日とは・・・、「けこにち」「ちこにち」「ちいみび」と読み、同様に古い暦注。「血を見るもの」、また「鍼を刺すこと」に凶。つまり「狩猟」や「鍼治療」などはよくないとされる日なのです。

実際には鍼を刺しても「血」は出ないのですが、もしかして「血」が出るかもしれないようなことをすることは「凶」であるという日だそうです。その日に灸治療をされたTさんは、たまたまなのか、やはりその日だったからなのか、良くない結果となってしまったのです。

「血」を見ること・・・と言えば、「手術」「注射」なども「凶」なのかもしれません。それならば「出産」も?・・・と思うのですが、こればかりはこの日が「凶」だからと言って、違う日に産むことなんてしないでしょう。以前に、ゴロあわせの良い日に産みたいからと、無理に帝王切開して出産した人の話は聞いたことがありますが、これはあまり賛成できないことですよね。

ただ「暦」はその時期には何かがある、という自然の流れの中で決められたことが多いものです。時間に追われ、アクセク動いている現代人には感じない「何か」かもしれませんが、少し立ち止まって「今日は何の日か」ということを見てみるのも楽しいことです。きっと新しい発見があるはずです。

32歳Tさん。昨年秋より周期療法の漢方を服用されています。

Tさんは内性子宮内膜症を持っています。これは、子宮筋層に子宮内膜症病変が認められるものを言い、内膜組織と共に周囲に筋線維の増殖を伴っているために子宮腺筋症と呼ばれています。

それがあると、症状としては「下腹痛」「腰痛」「過多月経」「不妊」があり、子宮が硬く、均等に増大し表面は比較的平滑であることが特徴的な所見となります。通常、子宮筋腫を合併することが多いようです。しかし、筋腫と異なり被膜をもたないために、病巣の核出は困難なために、妊娠を希望する人に対しては、プロゲステロン療法やタナゾール療法が行われます。

Tさんの場合は、2年前に、腹腔鏡下での子宮腺筋症の摘出手術を受けておられました。しかし、子宮の内膜は肥厚気味ということで、月経困難症の症状は残ったままでした。

それらのことを改善しつつ、Tさんのもともとの体質である「胃腸が弱い」こと、「月経前症候群(PMS)」の軽減も計るための漢方薬が処方されました。

低温期には「桂枝茯苓丸」「爽月宝」「立君子錠」「シベリア霊芝錠」などを、高温期には「炒麦芽」「帰脾錠」「紫石英」などのお薬を使いました。

そして漢方薬を服用してから約半年経った今月、高温期の5日目くらいにかなり良い変化が見られました。

「とても気持ちが悪かった」

と言われたその日の朝の体温は、37度以上。Tさんは風邪を引きかけたのだと思っていました。

次の日の朝も37度以上。

その日は来店予定でしたので、早速脈をチェック!

とても微妙な脈でした。ビリビリとした脈ですが力が弱く、まだはっきりとは判断できませんが、「着床しかけの脈」とでも言うのでしょうか、微妙な脈でした。Tさんには安静にすることを指導し、しばらく様子を見てもらうことにしました。

Tさんはそんなことを言われたのは初めてで、どうしたらよいのかわからず、そわそわして、次の日もその次の日も心配で電話にて報告をしてこられました。

結局高温期15日目に体温が下がりましたので、今回のは「着床しかけ」で終わってしまったのですが、微妙なところまで来ることができました。しかし今回は、少し「そわそわ」させ過ぎてしまったかもしれません。この次は、Tさんが焦ることのないように、そっと心の中で呟くようにしないといけませんね。

思わずみんなの顔がほころぶ瞬間。

人間が心から喜んだ真の笑顔、言葉に現されなくても顔ににじみ出る笑顔、思わず出た微笑・・・。

そんな笑顔には知らず知らずのうちにつられてしまっている自分に気づきます。

漢方を服用されて出産された人より、出産後の写真、何ヶ月か経った写真、1年経った写真、七五三の写真などなどたくさんの写真が送られてきます。

そこには満面に笑みを浮かべたお子様とママとパパが写っていたり、お子様のいろんなポーズが写っていたりします。

いろんな写真を見ながら、以前は不妊治療に疲れ、悩んでいたママとパパのことを思い出し、改めて「良かった」と感じるのです。

妊娠がわかったとき、心拍が確認されたとき、どんどん大きくなっていく我が子を確認したとき、出産後に初めて我が子と出会ったとき、初めてお乳を飲んだとき・・・。

全ての瞬間が尊く、最高だったに違いありません。

今日、WBCワールドベイスボールクラシックの決勝戦で世界一に輝いた選手達の「最高だ!」と言った素敵な笑顔にその笑顔が重なりました。

もっとこんな笑顔に出会いたい。それが私達の願いです。

もっと多くの人が「最高の瞬間」に出会い、周りを巻き込んでしまうくらいの笑顔になってもらえるように、共に歩んで行こうと思っています。「最高の瞬間」に向かって共に進んでいきませんか

37歳Yさん。1年前より、漢方薬の周期療法による不妊治療中。

細身で色白のYさんは、風邪をひきやすい体質で、疲れやすく「気虚」の症状が顔色、舌の状態、脈状、全てに出ているタイプです。

漢方を服用する前は、婦人科医院にて排卵促進剤やホルモン剤による治療をしていました。しかしなかなか良い結果を得られないばかりか、卵巣は腫れ、亢進状態になり、基礎体温表も自分のものではなく、完全に薬により作られたものになってしまいました。

しかもますます疲れやすくなり、通院後は帰宅すると横になることがしばしば。

「この体質を何とかしないと、ますます妊娠できない体になっていくような気がする」

と何となく危機を感じたYさんは、ネットにて当店を検索し、来店されることになりました。それがちょうど1年前のこと。

「気虚」体質の改善を重きにした周期療法の漢方治療が始まりました。お薬は「婦宝当帰膠」「帰脾錠」をベースとし、高温期には「衛益顆粒」などを入れたもので改善を進めていきました。

そして9月。妊娠5週目の報告。

「気虚」体質の人は、流産しやすい体質でもあります。まだまだ気が抜けません!そのまま順調に・・・順調に・・・!・・・と思う気持ちとは裏腹に、はかなくもその小さな命は育つことができませんでした。

今まで妊娠反応すら出なかったYさんの体に、その反応が出たことだけでもかなりの改善だったと気持ちを入れ替え、そしてまた、体質改善の漢方治療は続けられました。

そして12月。妊娠陽性反応の報告。

今度こそ順調に・・・!今度は胎嚢が確認され、その中で聞こえる予定の心音を待つばかり。

しかし、12月末になっても心音は確認されず。結局その胎嚢は、袋のままで中身のないものだということが確認されました。

しかし、今回は胎嚢まで確認されて、着実に前回よりもまた一歩、進んでいることがわかります。もう少し卵の質が良くなれば、しっかりと育ってくれるようになるはずです。

このペースで行けば、次の朗報は今度の4月頃に聞けるかも知れません。春の陽気と共に、嬉しい便りが早くに届きそうです。

今年の健康診断の血液検査で「鉄欠乏症貧血」と診断された34歳Aさん。いつも「顔色が悪い」と言われ、2年前より「婦宝当帰膠」を服用中でした。

5年前にもたまたまふらっと倒れたときにも同じ診断を受けていました。5年前には3ヶ月ほど鉄剤とビタミンCを服用して、数値は正常値に戻ったので、その本当の原因を追求せずにいました。

しかし献血をしようとしてもいつも比重が軽いことで献血できませんでした。Aさんは、自分はこういう体質なのだと思って献血を諦めていました。

そして5年後、毎年受診している健康診断ですが、昨年はヘモグロビンは11mgで少し貧血気味であった数値が今年は極端に下がり、8mgに。「婦宝当帰膠」も飲んでいるのになぜ・・・???

また鉄剤の服用が始まりました。

Aさんは、また5年後くらいに同じようになるかもしれない、いつ何が原因でこんな数値になるのか不明のために、大きな怪我もできない体になっているかもしれない、という不安にかられました。

そしてAさんは、以前より気になっていたことを調べようと婦人科に行ったのです。

Aさんが気になっていたことは「月経の経血が多いこと」。

鉄剤を飲み始めてからますます多くなる経血。2日目の多い日は、昼間でも夜用のナプキンを1時間に1回は変えないとすぐに漏れてしまう。夜中は夜に最低でも1回ナプキンを取り替えないと、下着からパジャマからシーツまでとんでもないことになってしまうほど。

それ以外は、生理痛などはないために、生活上は平然として仕事もできるため問題なく過ごしていました。しかし、もしかしてこれが原因で、何年間毎に「鉄欠乏症貧血」になってしまうほどにヘモグロビンが少なくなってしまうのであれば、何とかその原因を追求しないとなりません。

そして検診の結果、子宮内に4cmほどの子宮筋腫が発見されたのです。

明らかにこれが原因で経血が多く、ある一定の期間を過ぎると、経血として出て行く量の方が多くなるために、体内のヘモグロビンが減っていき、貧血になっていたのです。

これからの人生でやって来る「妊娠」のためにも、この原因となるものを排除しないとなりません。

しかし「妊娠」を望まないのであれば、このままでも良いのかもしれません。しかし何年間毎に貧血の治療は受けないとなりませんが。

Aさんは迷いました。

原因を排除するためには体にメスを入れることになります。でも体にメスは入れたくない・・・!

迷いに迷った結果、やはりいつ訪れるかもしれない「過度の貧血」が起きないようにすることが、一番の選択だとAさんは判断しました。

原因排除のための手術は来月。

今、原因を持ったままの体での最後の月経期。

多い日は常に漏れることを気にしながら過ごしていた日々。この日々とも今月で終わり。きっとその決意が「良かった」と言える日が近いことでしょう。

今のままでは、授かるものも授かりません。その「決意」の先には、いくつかの喜びの顔が見えるような気がします。

愛知県の産科医師、吉村正院長。今まで数多くのお産に立会ってこられました。

7年前まで現代医療の最先端技術を使ってのお産、つまり陣痛促進剤を使用したり、帝王切開を行ってのお産をしてきた結果、それらの人工的な医療的介入を一切止めることを決意されたのです。

今はどんな場合でも「自然のままに」出産することを手助けされています。

それは「出産」とは「自然そのもの」で、「人間が触れてはいけない領域である」と悟られたから。

「真実のお産」を経験していないから、母親として成長すること、命の大切さ、子供の可愛さ、を心から認識することができず、命を粗末にしてしまうような人間が育つ社会になっているのかもしれない、とも。

その吉村医院では、どこの病院に行っても帝王切開だと言われた「逆子」の出産も「自然のままに」やってしまうのです。

「逆子のままの出産」は、母子共に危険にさらされる確率が高いために、多くの医師は、逆子とわかっていれば帝王切開をするか、足が出てきたらすぐに促進剤を使用して無理やり引っ張り出します。しかし、そのように無理に人工的な手を加えてしまうがために、自然であることが乱れ、不具合が起きてしまうのです。

足を無理に引っ張ったことで、赤ちゃんの足が脱臼したり、促進剤を打つことで、出産後の母体に極度の「むくみ」や「冷え性」などの症状が起こることは、多いものです。

母体の「むくみ」や「冷え性」に関しては、後に気になるものですので、それが原因とは思われていないことが多いものです。「昔はなかったのに、出産後からむくみや冷え性が気になるようになって」と言われる人は、出産時に促進剤を何時間も打ち続けたと言われることが多くあります。

もちろんリスクの高いことは医師も患者自身もしたくないことですが、人間も自然の中で生かされている動物の1つなのですから、本来は自然のままに体をゆだねる方が良いのでしょう。

もし、妊婦さんでいらっしゃったら(妊婦さんでなくても)、自然のままにおこなってくれるこの医院を訪ねてみられるのも良いかも知れません。きっと人生観が変わることでしょう。

今日は満月。

今晩の空は格別に澄み渡り、そこに眩いばかりの満月が姿を現しています。満月の日には、「出産」が多いものですが、今晩はどれくらいの赤ちゃんがこの世に誕生しているのでしょうか。

さてその「出産」ですが、ここ最近日本では生まれたときの体重が2,500g未満の低体重児が増え続けているようです。

その背景には、高齢出産、多胎出産があるのですが、それ以上に、「妊娠時に太らない」という志向が広がっているからだと言います。

最近の雑誌などには妊娠中の体重増加を最小限に抑え、体形を維持するためのノウハウが載っています。妊婦の間では、「私は何キロまでしか増えていない」と言ったことが自慢話になることもしばしば。

しかしこれにも限度があり、カロリーを制限しすぎて、妊婦の体重が増えないために、低体重児が生まれやすくなっているようです。

ただ低体重児で産まれるだけで、その後、元気に育ってくれるのであれば、問題はないのですが、低体重児で産まれることによって、その後の「生活習慣病」の発症率が高くなることが立証されているのです。これは20年も前に、イギリスで既に提唱されていたことです。

その原理は次のようなことです。

母親の栄養が不足していると、胎内で赤ちゃんに渡るはずの栄養も不足し、そのために赤ちゃんは少ない栄養でも生きていけるように変化していきます。その処理能力の低い内臓を持った赤ちゃんが、産まれた後、どんどんその内臓に栄養を流し込まれると、内臓が酷使され、そのことが腎疾患、心疾患、肥満、糖尿病などの発症リスクを上げることになってしまうのです。体脂肪率も2倍程度に高くなることも、実験結果で立証されています。

もちろん、妊娠後、あまり太りすぎるのも中毒症を引き起こし、また難産にも繋がるために、良くはありませんが、あまり太らなさすぎ、または痩せてしまうことは、子供の未来の疾患に繋がることになりますので、良くありません。

そこで頭に浮かんだのが、妊娠中に「漢方薬」を服用されて産まれた赤ちゃんの元気な姿!

是非是非、妊娠中の大切な期間には、母体にも胎児にも良く、必要以上に太らない「漢方薬」を服用されることをオススメします。

Aさんは毎日4ヶ月の僕ちゃんの夜泣きに悩まされて、もうクタクタ。

1ヶ月前にも来店され、その時は小児鍼のやり方を教え、これを続けて、それでもよくならない場合は、お薬を処方するのでまた来てもらうことにしていました。

本日来店されたAさんは、「やっぱり治りません!夜だけじゃなく、昼間もものすごい大きな声で泣くので困ります!」とのこと。

しかし、良く伺ってみると、お教えした小児鍼は初めの頃はやってみて、「効いたかな」と思ったけど、そのうち毎日はしなくなり、効かないものと思って、止めてしまったとのこと。

もう少し根気良く毎日続けてもらっていれば、今頃良くなっていたかも知れません。

小児鍼といえども鍼をブスッと刺すわけではなく、刷毛で擦ったり、爪楊枝のようなもので軽く突付いたりするだけ。大人の基準で考えると、「こんな刺激で効くのかなぁ???」と半信半疑になってしまうくらいの刺激ですが、赤ちゃんにとってはそれでも大きな刺激になっているものなのです。

それから小児鍼をするときは、しっかり愛情を持って、赤ちゃんに接っすること。「何で泣きやまないのよぉ」などと思わずに。

もう一度、Aさんには小児鍼のやり方を教えて、それに加えてお薬も少しだけ処方しました。

使ったのは「甘麦大棗湯」。「ヒステリックに泣き叫ぶタイプ」に良く効きます。

その他のタイプで、

「寝ぼけて飛び起き、不安、恐怖に陥って泣くタイプ」には、「桂枝加竜骨牡蠣湯」、

「暴れたり、怒ったりして泣くタイプ」には、「抑肝散」が良く効きます。

大概の赤ちゃんの夜泣きには、「甘草」、「大棗」、「小麦」の入った「甘麦大棗湯」が良く効くものです。もし、お困りであれば、是非お試しください。

ほっぺたが落ちそうなくらい、まるまるとした可愛い赤ちゃんの写真が送られてきました。

昨年10月に3,108gで産まれたYちゃんです。

YちゃんのママのSさんは、昨年まで「ぷれぷれママ」の仲間でした。

「抗リン質抗体」は検査では陰性だけれども血栓ができやすい体質であるために、妊娠しても流産を2回も繰り返していました。もともと「冷え性」で「疲れやすい」体質であることも、その原因であったことでしょう。

30歳のSさんが当店のドアをノックされたのは、昨年の初め。

漢方薬で「子宮内膜が薄いこと」「生理の量が少なくなってきたこと」を改善したいとのことでした。

Sさんは「気血不足」で「肝鬱気滞」、「血お」があることが原因であることが、顔色、体格、舌の状態、脈などから判断できたために、「婦宝当帰膠」、「衛益顆粒」、「参茸補血丸」などをお勧めしました。

結果、早くも漢方の治療を始めて2周期目、お電話にて陽性反応の報告を受けました。

Sさんの場合は、ここからが肝心です!

何とか3回目の流産とならないように、10ヶ月間保てる体にしなければなりません。

西洋医学的には、血栓予防に「アスピリン」、子宮収縮抑制薬、ヘパリンを低下させる薬などを服用することで治療を続け、漢方的には安胎と胎児の発育のためのお薬を続けてもらいました。

5週目に胎嚢が確認されてからもまだまだ油断ができず、引き続き西洋医学的アプローチとともに、漢方的なアプローチも続きました。

「もう大丈夫」と確信できるまで、長い長い時が経ったように感じられました。

Yちゃんがこれから育っていく何十年もの月日を考えると、10ヶ月なんてほんのいっときにしか過ぎないのですが、今から振り返っても長い格闘だったように思えます。

でも今、こうしてほっぺの立派なYちゃんの写真を見ると、楽しい格闘だったなって笑って話すことができるのは、赤ちゃんの魔力なのですよね。

胃腸が弱く、漢方も飲めない30歳Nさん。8ヶ月前より鍼灸治療にて来店されています。

1年半前にたった1ヶ月のみ排卵誘発剤を使用して不妊治療をしたことにより、排卵日が11日目と早くなってしまい、1年間何もせずに自分のペースを取り戻そうとしたけれども戻らず、何とか自分のペースを取り戻したいと当店に来られました。

鍼灸治療を続けながら、Nさんには自分でも毎日続けられることも行ってもらいました。

まずは、「冷え性」であることの改善策として、「温性の食材を食べてもらうこと」、「お風呂に入ったら家事をせずにすぐに寝ること」、

「体力低下」「風邪をひきやすい体質」の改善策として、「週1回の太極拳」、「晴れの日は毎日1時間程度のウォーキング」

を続けてもらいました。

その結果、この冬はあまり「冷え」を感じることもなく過ごせ、風邪をひかずに過ごすことができました。

さらに「ウォーキング」を続けてもらってから、確実に基礎体温が安定しだしたのです。低温期が今まで波状だったのが安定し、排卵日も14日目になり、その分、高温期もしっかり2週間あるようになってきたのです。

「大分と体調が整ってきましたね!」

と喜んでいた矢先のこと。

本日来店されたNさんの体温表を見ると、波状型に・・・!

「今周期は何かありましたか?」

よく伺ってみると、花粉症持ちのNさんはこの時期は外に出ることを控え、しばらくウォーキングに行ってないとのこと。

胃腸も弱く、細身で体力不足のNさんにとっては毎日1時間のウォーキングが気血のめぐりを良くしてくれ、胃腸の働きを良くし、心身のバランスを整えてくれるのに役立っていたのです。

マスクと眼鏡をしたら花粉症も大丈夫ということなので、またウォーキングを続けてもらう約束をしました。Nさん本人もウォーキングをしている時の方が体も軽く、食事も美味しく食べられていたようですので、反省されたようです。

何でも少しずつでも続けることで、その積み重ねたものがとんでもなく大きくなっているものです。たくさんのことを1度にするよりも、少しずつを毎日続けることが大切です。この春から何か一つ、新しいことを毎日続けてみませんか?

今月8日には100円ショップのアクセサリー売り場から「金属アクセサリー類」が姿を消しました。

その原因は、市販されている安価な金属製アクセサリー類に有害な鉛が含まれていることがわかったからです。

この有害な鉛は、乳幼児が飲み込んだり、なめたりすることで、脳や神経系の発達に障害を及ぼすことがわかっています。

「鉛中毒」は重金属中毒の中で、一番身近な中毒です。

その中でも「無機鉛中毒」について。

その3主徴は、「貧血」「腹部疝痛」「神経症状(末梢神経障害、橈骨神経麻痺)」です。

具体的には、

造血器系・・・貧血(低色素性小球性貧血)

消化器系・・・「食欲減退」「便秘」「下痢」

神経系の末梢系・・・「筋肉痛」「筋力低下」「下垂手・垂れ足」、小児では「視神経炎による失明」。

神経系の中枢系・・・鉛脳症(頭痛、嘔吐、痙攣発作、昏睡、死亡)

その他の症状・・・腎障害、無月経、不妊症

などです。

特に小児の経口摂取による場合は、致命率も高く、脳後遺症を残すと言われています。

「3歳以上対象」とされ販売されていた「金属アクセサリー」。乳幼児は口が第3の目と言われるほど口で物を確かめ、認識していくものです。思わず口にしてしまった綺麗なはずのアクセサリー、実はそれが有害だったとは・・・!

これだけ世の中に物が溢れてしまっては、安全でないものも知らず知らずのうちに混ざってしまっていることでしょう。子供のおもちゃは、しっかりとチェックされたものを使用することを心がけましょう。

小学3年と小学1年お子様を持つ38歳Mさん。

まだまだ子育て奮闘中。

上のお兄ちゃんが幼少の頃、アトピーが酷くて大変だったようです。

子供は体中が痒くて掻きむしるし、掻くとどんどん酷くなる・・・。イライラしてはいけない、と思いながらMさんもイライラし、それが子供に伝わり、それがまた子供のストレスになり、ますます悪化するばかりで悪循環。

そのうちに、育児ノイローゼに陥り、Mさんも子供も疲れ果てていました。

こんなとき漢方では、生後間もない乳児に「まくり」(別名:海人草:かいにんそう・かいじんそう)を吸わせて胎毒を下す習慣がありました。

その頃「まくり」は海人草に大黄・甘草を加えて煎じたものが一般的でした。その後、甘草・黄連・紅花・大黄を加えた甘連湯なども「まくり」と言われるようになったようです。

Mさんの小学3年生のお子様は、今は、アトピー症状もすっかり良くなって「保湿クリーム」程度で過ごせるようにまでなったようです。ステロイド漬けだった幼少の頃。もう少し早くに漢方に出会っていれば、予防が出来てこんなに苦労しなくて良かったかもしれませんね。

月経周期を整える「周期療法」で、排卵期に使用する「芍薬甘草湯」。

このお薬の効能・適応症を調べると、「傷寒論」では、風邪の引き始め(太陽病)の症状で「脚攣急(脚がひきつれる)」を治す、また「拘攣し、急迫する者を治す」とあります。

これを応用し、「子宮の痙攣」、「痛み」などにはこのお薬を使用します。

また、「肝」がうまく働いていないために、筋肉が引き攣れ、排卵がうまくいかないような症状のときにも、「疏肝理気剤」であるこの薬を使用したりします。

お薬もそのものの本来の働きに注目し、それが体に及ぼす結果を応用して使用します。一般的なお薬の効能や適応から判断すると、疑問を持ってしまうかもしれません。しかし、その処方にはしっかりとした目的があるものです。

疑問を持ったときは、その処方をされた専門の先生に聞くようにしてください。お薬も自分で理解して納得した上で、服用してもらった方が効き目も倍増するものです。

結婚5年33歳のYさんは、今まで考えたことのないことに直面していました。

「子供ができないかもしれない」

その現実に、今までは「子供を産むこと」など考えたこともなかったことを改めて考えたときに、「子供が欲しい」と感じている自分に出会ったのです。

それは乳癌が発見され、その手術後の抗癌剤による治療をしているときのことでした。抗癌剤を使用している間は「子供は作らないように」と忠告されたことが、自分の奥底にあった願望と対面することになったのです。

もし、乳癌の抗癌剤治療が続けば、このまま子供を産むことなく時が過ぎ、もう産めない年齢になってしまうかもしれない。

そう思うとなお一層その願望は膨らむばかり。

今までであれば、「いつでも産めるからまだまだ」と思っていたことが、「できないかもしれない」という言葉により、Yさんの考えは変わっていったのです。

そして改めて「命が生まれる大切さ」について考え、それと同時に「命がなくなる辛さ」も感じるようになりました。

幸いYさんの抗癌剤治療は続くことなく、その後の経過も良好で、「自分が作り出す大切な命」について前向きに進んで行き、その1年後、「命」を宿すことができました。

人間は人生の中で、「なくなって初めて大切だとわかること」を多く経験します。「大切なこと」がなくなってしまう前に、大切だと気づけるような人間でありたいですね。

昨日の「チャングムの誓い」の最後で紹介されていた「冬虫夏草」。

これは、中国の四川、貴州、雲南、チベットなどに産する蛾の幼虫に生えたキノコの一種です。コルジセピン、コルジセプス酸、ビタミンB12などが成分として含まれております。

また病後の体力低下や、虚弱体質の改善に「冬虫夏草」に「人参」「鹿茸」などを配合したものが「双料参茸丸」。

日本ではこの「冬虫夏草」は高級品としてあまり日常では目にすることはありませんが、中国圏では「不老不死」や「滋養強壮」のお薬として、食卓でも馴染みのあるものです。

以前中国に行ったときのことです。

中国の職場では常にお茶のポットが置かれていて、それを自由に飲んだり、掃除などをしてくれるおばさんがコップに入れてくれたりします。

そのお茶ポットを開けてみると、そこには・・・

お茶の葉に紛れた「冬虫夏草」がいくつか入れられていたのです!!!

中国ではお茶の葉に虫が沸いていることは良くあることですので、「ぎょっ!」と初めは思ったものです。

この様に、中国では日常的に健康のために一つ加えることをしているようです。それだから中国の人はお肌が綺麗なのでしょうか?

食が溢れている日本人の私達は、「毎日食べるその一口が、体を作っている」ということをもっと認識し、食生活の見直しをしないといけないようです。

今日3月3日「雛祭」は五節供の一つで、上巳(じょうし)の節供、桃の節供と呼ばれています。上巳は当初3月の最初の巳の日とされていたのですが、後に3月3日に定まったと言われています。

中国では、この日は忌日で邪気に見舞われやすいとされ、この日に災厄を祓う行事があったようです。

日本でも「巳の日の祓え」として、人形(形代:かたしろ)に心身の穢れを移して、海や川に流していました。その名残が「流し雛」。

この「祓えの行事」と「宮中の女の子が雛遊び」とが結びつき、「雛祭」として現在のような「女の子の成長と幸せを願う行事」となったようです。

雛祭に欠かせないもの、というのはいくつかあります。

「雛人形」「ひなあられ」「菱餅」「引千切」「貝合わせ」「ばら寿司」「蛤」「笹鰈」などなど・・・。

それぞれに意味があるのですが、その中でも「引千切」について少しご紹介しましょう。

「引千切」は「ひちぎり」「ひっちぎり」「ひきちぎり」と読み、雛祭の菓子として出されるものです。

これは、宮中での祝儀に用いられた「戴餅(いただきもち)」や参内者に手でちぎって分け与えた餅の形に由来すると言います。

京都ではその昔、女の子を出産する際に、これを婿方の家に贈る風習があり、現在ではその風習にちなんで「雛祭」にはこの菓子が出されるようになったようです。

子供が流行病などで亡くなることが多かったその昔には、年に何回か行われる「祓えの行事」が大切でした。今はあまり「祓えの行事」としては見られていない「雛祭」ですが、今一度この日の意味を見直してみると、我が子がすくすく成長している当たり前の姿が、もっと有難く思えてくるに違いありません。

昨年漢方服用にて妊娠された人の多くが、女の子を出産されました。今日始めての「雛祭」を迎えている赤ちゃんが多くいます。きっと可愛い雛人形が飾られたことでしょう。「祓え」も忘れずにされたでしょうか。

昨年夏から周期療法による漢方の不妊治療をされている27歳Sさん。

「子宮内膜症」があり、一昨年「子宮筋腫」と「チョコレート嚢腫」の開腹手術をされました。漢方的にはSさんのタイプは「お血」「痰湿」タイプ。少しぽっちゃりされていることも特徴的です。

生活面でも「痰湿」になるような食事を避け、適度な運動を心がけるように指導するとともに、その症状を改善するような漢方を処方し、自他共に体質改善に努めてきました。

昨年末、随分と基礎体温表も整ってきたことより、漢方を始めるまで休んでいた西洋医学のホルモン療法を再開されました。

ホルモン療法を始めるに当たって、内膜症や卵巣の検査を行いましたが、全く問題なし。

Sさん本人はもしかしてまた内膜症が再発しているのではないか、と不安でしたが、その点は漢方にて進行を防ぐことができていたのでしょう。どこにも再発も新たな症状も発見されることはありませんでした。

そして1月、1回目の挑戦!

良い感じで治療が進みましたが、結果は残念!

そして2月、再挑戦!

2月半ば、生理予定日が過ぎましたが、まだ高温期。

もう少し待ってみよう・・・。

5日が過ぎましたが、まだ高温期。

おそるおそる検査薬にてチェック。

待ちに待った「陽性反応」!!!

この「プラス」の表示を何度と夢見たことでしょう。

すぐに病院に行き、念のために「プロゲステロンの膣座薬」を受けました。

このまま高温期が続いて欲しい・・・。

こんな時には「神様」が居ると信じて「神頼み」をしてしまうのは都合がいいことだと思いながら、思わずやってしまっている自分に出会うものですよね。

漢方薬は、「田七人参」と「衛益顆粒」にて様子を見ました。

そして今日、病院にて胎嚢が確認され順調に育っている、との報告がありました。

しかし流産しやすい9週、11週とまだまだ危険がたくさんです。

これからもまだ「神様」には頑張ってもらわないといけませんね。

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