煎じ薬の効き目

煎じ薬はコトコトと1時間ほど生薬を煮出し、生薬のエキスをたっぷりと含んだ煎じ液を作ります。毎朝コトコトと煎じる1時間は、生薬の香りが部屋中に充満し、そのエキスを飲む前から「アロマ効果」により気持ちがゆったりと落ち着き、それによる治療効果も期待できるものです。また「煎じ薬」は錠剤などよりも「加味」がし易く、よりその人に合った薬を作ることができることも利点です。

35歳Mさん。約1年前より煎じ薬により「妊娠しやすい母体作り」を目指していました。問い合わせを受けた10ヶ月前のMさんは、病院での不妊治療により排卵を止めたり、促したり・・・で、卵巣の働きはボロボロ状態。

もう自分の力では生理が来ない状態になっていました。FSHは高く、E2がかなり低い数値。

「1人目の子供は何の問題もなく妊娠・出産できたのに、どうしてこんな体になってしまったのだろう」「治療を受けたのは間違いだったのか」「あの時こんなことをしなければ良かった」・・・、考えれば考えるほど、後悔ばかり。

そんな時に出会った当サイト。

FSHを下げ、E2が上がるように調整された「煎じ薬」。

毎日毎日欠かさず、旅行に行くときも持って行き、「煎じ薬」を飲み続けられました。

「煎じ薬」は時間に余裕のあるときは、1時間コトコト煎じながらその時間を楽しむことができるのですが、忙しい日にはどうしても邪魔くさくなってしまうものです。しかしMさんは確実に改善されている自分の体の訴えをしっかり聞いてあげよう、と懸命に煎じ続けられました。今まで無理な処置により痛めつけてしまった体へのお詫びとして。

そして10ヶ月目。

すっかり煎じることが日常の生活に溶け込んでいたMさんに、喜びが訪れました。

ようやく崩れてしまった体のバランスを取り戻すことができました。

「早くに気がついて良かった。体の叫びを聞けて良かった。」

痛める時間が長ければ長いほど取り戻すのにも時間がかかります。でも、もう大丈夫。次の喜びに向けて進むのみです。これからは「体の叫び」にはきっと早くに気づくはず。しっかり耳を傾けてくださいね。