日食

今日の日本時間午後6時~8時半頃、エジプトやトルコなどでは「皆既日食」が観察されます。

太陽が月の裏に完全に隠れるこの現象は、一度見ると、その妖艶な光景に目を奪われ、また見に行きたくなるといいます。

今日の「皆既日食」は、ネット上で公開されるとのことですので、是非オンタイムで見てみたいものです。

日本では、皆既日食が見られるのは、2009年7月22日だそうです。

「日食」と言えば、昔はその現象がなぜ起こるのかわかっていなかったために、「不吉なもの」として恐れられていました。考えてみても、昼間今まで明るく照らされていた太陽が突然何かに隠され、辺りは暗くなり、気温も下がるわけですから、その地球上の生き物が驚くのは当然でしょう。

「竜が太陽を食べた」とか「神が怒った」とか・・・、様々なことを言われてきましたが、
日本では神話の「天の岩戸に隠れたアマテラス大御神を呼び戻す」この場面は、まさに日食のことを語ったものだとも言われていることは有名な話です。

日食は、必ず新月の時に起こるものです。

「新月」や「満月」の時は、月の見えない力に地球上の生き物は動かされ、いつもとは異なる動きをしてしまうようです。「満月」には出産が多いこと、「新月」には犯罪が多いこと、などなど。

でも今日の新月は春分を迎えた後の、最初の新月です。今日の新月には「特別なパワーがある」らしいです。

日食の映像を見ながら新月のパワーに、願いをかけてみても良いかもしれません。さて世界の人々は、皆既日食の約4分間に何を思うのでしょうか。