冬虫夏草

昨日の「チャングムの誓い」の最後で紹介されていた「冬虫夏草」。

これは、中国の四川、貴州、雲南、チベットなどに産する蛾の幼虫に生えたキノコの一種です。コルジセピン、コルジセプス酸、ビタミンB12などが成分として含まれております。

また病後の体力低下や、虚弱体質の改善に「冬虫夏草」に「人参」「鹿茸」などを配合したものが「双料参茸丸」。

日本ではこの「冬虫夏草」は高級品としてあまり日常では目にすることはありませんが、中国圏では「不老不死」や「滋養強壮」のお薬として、食卓でも馴染みのあるものです。

以前中国に行ったときのことです。

中国の職場では常にお茶のポットが置かれていて、それを自由に飲んだり、掃除などをしてくれるおばさんがコップに入れてくれたりします。

そのお茶ポットを開けてみると、そこには・・・

お茶の葉に紛れた「冬虫夏草」がいくつか入れられていたのです!!!

中国ではお茶の葉に虫が沸いていることは良くあることですので、「ぎょっ!」と初めは思ったものです。

この様に、中国では日常的に健康のために一つ加えることをしているようです。それだから中国の人はお肌が綺麗なのでしょうか?

食が溢れている日本人の私達は、「毎日食べるその一口が、体を作っている」ということをもっと認識し、食生活の見直しをしないといけないようです。