断乳のために

今日は啓蟄。24節気の1つで、大地が暖まり、冬の間土の中に眠っていた虫が這い出てくる日、とされています。

ところが今日は日本列島は冬型の気圧配置になり、雪が舞うほどの気候でした。昨日までは暖か過ぎるほどの気候でしたので、花粉や黄砂も加わって、「腎」と「肺」の弱い人には辛い時期だと思います。

さて暖かくなる4月を前にして「そろそろ断乳をしようかな」というママは多いのではないでしょうか。

最近は1歳を過ぎても無理に母乳をやめさせる必要はない、という考え方が主流のようです。しかし赤ちゃんに「卒乳」を任せていると、どんどん知恵がついてきてなかなか止められなくなってしまい、親子共々辛い思いをしないとならなくなりますので、1歳くらいで止めるのがちょうど良いでしょう。

断乳するときは、突然止めたりしないようにしてください。まずはお乳を与える時間を短くしていき、次に回数を減らしていき、3日ほどあげない日を作っていく・・・というように徐々に離れていくようにしないと乳腺炎を起こしてしまったりします。

またその時期に油っこいもの、カロリーの高いもの、甘いもの、などを食べると詰まりやすくなっている乳腺が余計に詰まってしまいますので、気をつけてください。

そして漢方薬の「炒麦芽」を服用すると、よりスムーズに断乳ができます。夕方から夜にかけて、お乳を出すホルモンであるプロラクチンの値が高くなっていきますので、特に夕方以降に「炒麦芽」を服用するのが効果的です。

いつでもどこでもサポートしてくれる漢方薬。お困りのことがあればいつでも何でもお問合せください。

2件のコメント

  1. ひなポン

    こんにちは。現在9ヶ月の子供を母乳育児中です。
    産後2ヶ月半頃から分泌過多のため母乳トラブルが多く、
    食事制限、マッサージ、入浴時は浴槽に浸からずシャワー浴で・・・
    など様々な事をやってきましたが、なかなか母乳の出が治まらず、
    いまだにしこりが多発する毎日で、心身ともに疲れきっています・・・。
    離乳食は2回食なのですが、母乳の飲みが悪くなるのが怖くて
    なかなか3回食に進める決心がつきません。
    気持ちとしてはもう断乳してしまおうかな?とも思うのですが、
    できればせめて1歳頃までは母乳をあげたいのが本音です。
    こちらの記事で「炒麦芽」という漢方薬の存在を初めて知ったのですが、
    これは断乳時に用いるだけあって、一気に母乳量が減ってしまうものなのでしょうか?
    服用する事により母乳量がうまく抑えられ、乳房の張りにビクビクする事なく
    母乳育児を継続していけるのならばぜひ購入したいと思うのですが、
    上記のようにうまく付き合っていく事も可能なのでしょうか?
    ぜひアドバイスをお願いいたします。

  2. こむら

    ブログをご覧いただきありがとうございます。
    また、コメントがおそくなり申し訳ございません。
    さてお困りの母乳コントロールについて、炒麦芽をお使いになってもそう極端にとまってしまうことはありません。使用量を調節することで、徐々に減らせると考えますので、ぜひお試しください。
    なお、使用量、使い方などは体質・状況によっても異なりますので、直接お問い合わせください。
    https://www.kanpou.info/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=query1
    では宜しくお願いします。

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