[PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で卵巣膜が固く手術を勧められた]でも妊娠できた喜び!

Yさん(33歳)は月経初潮は12歳。しかし中学~高校時代はなかなか周期が整わず、3~4カ月に1回の月経で、本人も月経の回数が少ないので「楽!」と水泳に体育にとほとんど月経のための「体育見学」もせずに、何ら疑問も持たずに楽しんで学生生活を送ってきたそうです。
高校時代の後半はニキビが出て嫌だったけど、嫌だったのは太りだしたことだったと回想してます。
高校時代は食事も旺盛で、甘いものが大好き、知らず知らずに体重計の目盛りは右回りに回っていきました。
気がつくと大変な数字に!

体重は気になったけど、月経はさほど気にせず社会人になったそうです。20歳頃、結婚を考えだし、「月経が定期的に来ないのは不妊に繋がるのでは?」と不安になりやっと気付いたそうです。
それから、婦人科を訪れホルモン剤で月経を起こしていました。2~3カ月に思い出したように婦人科を訪れ、ホルモン剤を服用しては月経が来ると安心していました。

28歳で結婚した時、「ホルモン剤を飲み続けていては体に良くない」と気付き自力で月経が来るようにと、ホルモン剤を休薬したこともありましたが、やはり自力では来潮せず、ホルモン剤に頼ってしまいました。
婦人科の先生に「Yさん、あなたはPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)で膜が固く、なかなか排卵できないので、卵巣の表面に穴をあけて排卵しやすいようにしたほうがよい。もしくはIVF(体外受精)をしたほうがよい」と言われ、怖くなっての来店でした。

part2へ続く

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PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)でうれしい妊娠!

Nさん(33歳)はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の診断を受け、「ホルモン剤の服用は避けて漢方薬でなんとか体調を整えて妊娠できれば…」とご来店されたのが1年前でした。

基礎体温表(BBT)を見せていただくと、長い卵胞期が続いてています。いわゆる一相性です。
しかし波状が少なくきれいに安定している体温表です。ホルモン数値からもLH>FSH、E2が低くめです。エコーの画像では小さな卵胞がたくさん見られ、なかなか排卵できる卵胞が育ってこないようです。いわゆる「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」なのです。

冷え症があり、痩せています。「まず冷え症を取りましょう!」「胃腸機能を高めましょう!」と<周期調節法>の2期に重点を置いて「健脾、補腎、疏肝」をベースにして、婦宝当帰膠補中益気湯逍遥丸などを服用してもらいました。
オリモノが見えたら排卵間際ですので少し工夫して促排卵をしてみました。徐々に体温表上に成果が見え始め、排卵ができるようになりました。排卵ができはじまると、<周期調節法>は効力を発揮します。<月経期~卵胞期~排卵期~高温期>のお薬が出せるので、取り組みやすくなります。
今まで長かった周期もだんだん短縮され、40日周期、35日周期になって、妊娠の予感がしだしました。「もう近々ですね!」と伝えていましたらその通りになり、私もびっくりしました。予見が当たり、本当にうれしい報告をいただきました。これもやはり「昨日の豪雪のプレゼントだ!」とうれしくなってしまいました。

きれいに続く高温のラインにNさんもうれしそうです。心拍も確認できこれからは元気で賢い子を育ててほしいと思います。PCOSは流産の危険性もあります。安胎薬でしっかり保胎していきたいと思います。

おめでたい報告で、うれしい2月のスタートです!

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「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の勉強会」そして豪雪に遭遇

 

1月30日、北陸(小松)に行きました。
毎年、南京中医薬大学の「夏桂成先生の周期調節法の研修」に参加していますが、昨年10月に研修に行った時の
貴重な資料の整理・まとめをしようと企画し、今年は小松で開催されたのです。
行きはサンダーバードに乗車。どんどん深くなっていく雪景色に、故郷・北海道の風景を重ねながら、懐かしく仲間の先生と会場入り。しかし次第に入ってくる情報では、小松空港は雪のため着陸ができず上空で旋回、無事着陸できた組と、旋回後羽田に戻られ新幹線で来られた先生などだんだん雲行きが怪しくなってきました。

でも、まとめの勉強会は定刻に開始。
南京の夏桂成先生の[「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)]の特別講義を再度確認。とにかくこれが最後の講義といわれていましたので真剣さが伝わってきます。
夏先生の外来症例の報告もPCOSの方。河南省から12時間かけてこられていました。予約もなかなか取れずやっと有名な夏先生に受診できた方でした。周期調節法でPCOSの排卵障害を治療されている方でしたので治療理論が興味深いものでした。
温泉に泊まり雪の露天風呂に入ってカニつくしで満足。

翌日、雪のことはすっかり忘れていると、JR運休、道路は閉鎖、空港はかろうじて機能しているらしいとの情報に、「まぁ、そのうち落ち着くでしょう」とのんびりしていました。
しかし、情報が入るにつれ最悪の状況になっていることが分かり、これは空しかないと慌てて空港に。キャンセル待ち95番。とてつもない番号に31日中に帰れないのではと不安が走りましたが、なんとか羽田に行き、新幹線を乗り継いで23時に帰ってくることができました。いつもなら3時間ばかりで帰ってくることができる距離なのですが自然の力には勝てず、東京経由の長い道のりでした。(なかなかできない経験をしてきました。)

降り注いだ雪に心清められ、すがすがしい気分で、2月のスタートができて良かったです!

それにしても年々増えているPCOS.
これからのPCOS御相談の時は北陸の純白の雪とすがすがしい気分を思い出すことでしょう!
PCOSの方一緒に取り組んでいきましょうね!

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ダイエット激やせ~無月経~AMH低値…感動の妊娠!

Sさん27歳は「自力で生理が来ないので体調を整えたい」とご来店。
伺いますと10代で食事が食べられなくなり体重が激減し、その後月経が来なくなり、心配され病院からのホルモン剤でコントロールしていました。
伺った時もBMI(ボディマス指標=体重÷身長÷身長)の値が16。とてもやせていることが分かります。
BMIが19以下の場合は無月経になりやすいですし、もちろん妊娠にも支障があります。

甲状腺機能も低下しており、卵巣機能を表すAMHも3.2と20代には考えられない数字でした。
ホルモン剤を服用しながら月経を起こしていくうちにホルモン数値も低レベル(LH:0.1、FSH:0.6 E2:7)、下垂体からのホルモン指令が起きていないことが分かります。

基礎体温表(BBT)は高低差が激しく一相性で、体の内部から整えなければならないと覚悟のいる体でした。
まだ20代でお若いので「時間がかかっても今のうちに体を立て直したほうが良いですよ!」とお話し、結婚を控えて焦る気持ちを抑えながら、漢方薬の服用がはじまりました。

自力ではなかなか月経が来ない状況でしたので、ホルモン剤の力を借りて月経を整えていきました。
誘発剤を使っても、排卵促進剤の注射を打っても排卵ができなかったりして、苦労しましたが、漢方薬との併用が功を奏し、無事妊娠されました。
「もうそろそろ月経がはじまりそうです。高温が続いていますが月経期のお薬を服用してもよいですか?」との問い合わせにびっくり、「検査薬で見てから!」とお返事する間もなく「妊娠していました!」と報告をいただきました。
本当にうれしい報告で思わず「やったー!」と叫んでしまいました。

やっと授かった命。無事育ってくれているだろうか心配で心配でたまりませんでしたが、うれしい「心拍が確認されました」の報告で心から安堵感が湧いてきました。

心配なされていたSさんのご両親もきっと、ハラハラ、ドキドキの事だったでしょう。
これからが本番。漢方の安胎薬を飲んで、丈夫で賢い子を育てていきましょうねSさん!

難しい症例でしたが、漢方薬の力も発揮できてDrも驚く妊娠で本当に良かったです。

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またまた遠方からの御相談…お薬が送れない「次回はどうしよう?」

先日来近畿、中部、山陰から何時間もかけてご来店され、周期調節法の漢方薬を服用される方がますます多くなってきています。
先日は東京、横浜、九州からご来店されました。私を頼ってきてくださり、本当にありがたく感謝していますが、
同時にもっと近くにご相談できるところがあれば、こんなに遠くまでこられなくてもよいのに。お気の毒さが先に来てしまいます。 
皆様に共通していることは、「40歳」を超えていらっしゃること。IVFをされてきて「卵胞ができにくい状態」になっていること。ホルモン数値からは「卵巣機能が低下」が伺われること。「焦りの気持」が見られること。などが挙げられます。
いろいろお話をうかがい、お悩みを出していただき、漢方薬を処方して服用していただくようになるのですが、遠方から来られた方は、次回からの来店御相談が難しくなってしまいます。一昨年の薬事法改正により、漢方薬の郵送ができなくなったため、お薬の販売は店頭にのみになっています。
今年の5月までは従来のお客様には同じ処方のお薬なら郵送が可能ですが、2年間の暫定期間が切れる6月からはどうなるのかはまだ決定されていませんが、このままでは一切の漢方薬(一部を除いて)は送れなくなってしまいます。
最近この話題がニュースステーションでも取り上げられましたね。

実際、遠くから来られ漢方薬を求められても、「店頭販売しかできません」とお伝えすると、「毎回来られないし…」と困惑。本当にお顔を見るのが辛いほどです。
皆さんの願いが叶うようこれから「皆さんと一緒に声を出していかなければ…」と強く思う毎日です。

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「体外受精の子発達追跡調査」始まる

「体外受精で生まれた子供と、そうした不妊治療を受けずに妊娠して生まれた子供の健康状態に違いがあるのだろうか?」
このような疑問は皆様がお持ちで、今まで多くの相談の中でお聞きしていました。

今回はこんな疑問の解明に厚労省研究班が追跡調査を始めた発表されました。
内容は「調査は25の大手不妊治療クリニックが加盟する民間組織で全国の体外受精の1/3を扱う日本生殖補助医療標準化機関(JISART)が協力し、体外受精で生まれた子とそうではないない子とで、3年間かけて計3000~6000ずつの登録を目指し、小学校入学までの6年間、身体的、精神的成長について継続的に調査。一部は15年間続ける。今月からアンケートがはじまり、出生時の体格や、歩行、物をつかむといった運動能力などの発達状況を調べる」ということです。

生殖医療が高度に進み、今や体外受精で出産される方がとても多くなりました。統計によりますと、体外受精で生まれる子供は国内では1年間で2万人ほどいられ、赤ちゃんの50人に1人の割合だそうです。

当店にも<周期調節法>で漢方薬を服用しながら、体外受精(IVF-ET)で授かった方が多くいられます。報告していただいたどの赤ちゃんも、元気ですくすく育っています。(漢方薬を飲んでいたから丈夫な赤ちゃんが生まれたと喜んでいるのですが…)
しかし、やはりわが子の発達の心配や健康への心配は尽きず、親としては当然のことかと思います。

今回の追跡調査が、これから体外受精を受けようとする皆様の不安や心配を少しでも払拭できれば良いですね。

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卵巣機能低下でしかもAMH6以下…待望の妊娠に喝采!

昨年も多くの方が妊娠されましたが、その中でもMさんの妊娠は印象深いものがあります。
Mさん(34歳)が初めて御相談に来られたのは、今からおよそ2年前の丁度桜のつぼみが膨らみ始めた初春でした。「子宮内膜症によるチョコレートのう腫で両方の卵巣を手術しています。しかも2度も。卵管造営では左がやや癒着しているかもしれない。FSHも高く、卵巣機能をあらわすAMHも低い状況、高プロラクチン血症もあります」なんと改善しなければならない項目が盛り沢山。どれをとっても一つで立派な不妊症になるものでした。
ご来店の時はすでに不妊CLに通院中で、いろいろなホルモン剤を服用されていました。
子宮内膜もあまりよい状態とは言えず、卵巣の機能も低く、このままでは早く閉経が来そうな前兆でした。

婦宝当帰膠や水快宝爽月宝などを使いながら<周期調節法>をし、体質を変えていこうと取り組みました。なんと8カ月後に妊娠されましたが、卵がよくなく成長しませんでした。でもその時私たちは「きっと妊娠できる」と確信できました。

その後も<周期調節法>をし続け、Mさんも真面目に根気よくご来店いただきました。そして年末、待望の妊娠が判明。今度こそはしっかり育ってほしいと願い、安胎薬を服用していただきました。
年末年始、故郷の御両親が帰省を待っていましたが、安全を期して帰らず、さびしい思いをさせたようですが、その代わり「心拍確認」のプレゼントをすることができました。

本当に良かったです。今はつわりも出てきて辛いのですが、赤ちゃんからのうれしいサインと思い、耐えているようです。
順調にいけば、今年の秋にはママになれます。
難しい症例でしたがMさんの一生懸命な気持ちが難関を乗り越えて幸せの切符を手に入れたのだろうと私たちもとても喜んでいます。

元気な挙児を得られるまで、漢方薬を飲みながら一緒に頑張ろうと思っています。
Mさん頑張りましょうね!

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2500g未満で生まれた女性は将来の妊娠糖尿病になりやすい

このような記事が目にとまりました。2011年1月、厚労省研究班が調査結果を発表したものです。
その内容は
国立成育医療研究センター母性医療診療部が、2006年~2009年、363人を対象に妊娠糖尿病の有無と生まれた時の調べたそうです。
その結果、「生まれた時に2500g未満の女性は2500~4000g未満の女性より妊娠糖尿病に約6倍なりやすかった。
遺伝による体質のほかに、胎児の栄養不足で血糖値を調整するインシュリンをつくる力が弱くなったことが原因と見られる」といいます。
またお母さんが妊娠糖尿病だと生まれてくる子供は4000g以上になりやすく、将来、糖尿病や肥満になる可能性が高いとも指摘しています。
経済協力開発機構(OECD)の09年の報告書によると2500g未満の赤ちゃんの割合は日本は9.7%と高いとのこと。平均体重も80年頃から下がり続ているそうです。

このような記事を見ながら、最近店頭の相談の中で、
妊娠された方が「体重が増加しているので気になります」「小さく産んで大きく育てるのが良いので、
なるべく小さく産みたい」「太るのがいや!」などの話が出てきます。
やはり、赤ちゃんの体はお母さんが守るべきで、バランスの良い食事と適度な運動、しっかり睡眠をとることに留意して、小さく産むためのダイエットは考えないほうがよいと思います。

当店では出産まで漢方薬を服用されている方には2500g未満の方は見られませんね。
皆さん異口同音に「丈夫な子です!」と言われ、母子ともども健康で過ごされていることがうれしいですし、
次世代の妊娠糖尿病を予防できているとおもうと、これからも自信もって漢方薬をお勧めできますね。

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PCOSで漢方薬を服用して5年。自然妊娠の快挙!

Yさんが初めて相談に来られたのは26歳の時でした。「体調(月経周期)を整えたい」との希望でした。
お聞きするとLH>FSH E2↓、LH↑で診断名は「多嚢胞性卵巣症候群」「卵巣機能不全」「排卵障害」といいます。
月経周期が定まらず、また月経かと思っていたら無排卵の不正出血だったり、なんとか定期的に排卵~月経を整えたいとのことでした。
不正出血が3カ月も続いたことがあります。

病院ではカウフマン療法で周期をつくっていきましたが、根本治療に至らず、ホルモン服用を止めるとすぐ戻ってしまいます。医療機関を変えたりしましたがやはりカウフマン療法での対応しかありませんでした。
結婚を機に体質改善していこうと来店されました。Yさんはホルモン剤や動物性のものが嫌いで、いつも植物性の漢方薬を求めていられました。

Yさんは20代と若かったので、「体質を変えるには3年かかります」「33歳までに妊娠できる体にしていきましょう!」と長いお付き合いを最初に話した記憶があります。
Yさんはとても真面目。この5年間に一度も漢方薬を飲まなかったことはないと思います。きちんと決まった日数で再来店してます。

5年間しっかり服用しました。その間にDrにもみてもらいました。Drの見解は「重度のPCOSです。排卵障害なので卵巣のドリリングをするか、体外受精をするほうがよい」と言われ悩みが増えました。しかしYさんはあくまでも自然を望まれ、私を信じて服用を続けてくれました。

時には不正出血があり、長い低温期を辛抱強く排卵まで付き合って服用してくれました。最初の年は年2回くらいの排卵でしたが、最近は45日~60日周期になり定期的に排卵がみられるようになってきました。
「これからは少しづつ癌検診や乳がん検診を受けて行こう」と行動を始めた矢先、妊娠が判明しました。妊娠を避けていたはずの周期で意外や意外、驚きとともに喜びの妊娠でした。

周期調節法>で月経期、卵胞期、排卵期、高温期と細やかに処方していきました。PCOSの特徴から卵胞期に重点を置きオリモノを聞きながら、不正出血を注意しての観察でした。Yさんも1週間ごとに来店してくださり、細やかに薬を飲んでいただいたことが良かったと思います。婦宝当帰膠をはじめ補血丸、田七ニンジン茶などで、
周期調節法>をしていきました。
時には煎じのお薬を服用してもらいました。

5年間も服用続けてくれたYさんの努力には脱帽です。
でも、本当に良かったです。流産も心配ですが、いま安胎薬も服用していただき、順調に経過しています。このまま順調に行って、健康な赤ちゃんが誕生してくれることを祈っています。

5年間の長いお付き合いの果てにつかんだ、うれしいうれしい朗報!
<周期調節法を勧めてきて良かった>と5年間を振り返っています。

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「めっちゃかわいいで~す」無月経からの贈り物に感謝!

「はじめまして!A(ちゃん)で~す」幸せいっぱいのお顔でわが子を紹介してくれたEさん。
寒い中、生後40日のAちゃんを見せに来てくれました。
感激です!

何年も悩んでいたEさんが、ママになるなんてとてもうれしいです。
妊娠された時は本当に信じられなかったほどです。

2年前に無月経が2年間続き、自然周期を取り戻したくて漢方薬を求めてこられたEさん。
アトピー、甲状腺の機能にも異常があり、月経も閉経状態で長期間の服用が覚悟されましたが、
Eさんは頑張って婦宝当帰膠涼血清営などの漢方薬を服用してくださいました。

その努力が報われコウノトリがAちゃんを運んできてくれました。

予定日をすぎてもまだ、お母さんのおなかの中で居心地がよかったのでしょうか、
なかなか生まれてこなくみんなが心配しました。

生まれてきたときはなんと3500gにも育っていてびっくりでした。
いまは、母乳も十分足り、Aちゃんも夜は7時間もぐっすり寝てくれるとのこと。
早くも親孝行ぶりを発揮しているようです。

お店に来てもずーっと眠っていました。寝る子は育つといいます。
さぞかし大きく丈夫なお子さんに育つことでしょう!

新年早々、「幸せキューピット」の来店で幸せをいただきました。

Eさん、Aちゃんお幸せにね。
(パパが外国からお迎えにくるまで京都のおじいちゃん、おばあちゃんと楽しんでくださいね)

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