日別: 2017年9月16日

基礎体温表（BBT）が2相性になっているかが重要です。
低くて一相性の場合は無排卵無月経ですね。

これは視床下部から卵巣にかけての命令系に支障が起きているためです。

高温で一相性は卵巣が疲弊状態で悲鳴を上げている状態です。
「閉経」という言葉が出てきます。

基礎体温は低温期（陰）と高温期（陽）のバランスを表現しているものなのです。
低温は月経期と卵胞期を表し女性ホルモンの支配を見ています。
高温は排卵期をへて黄体期の黄体ホルモンの分泌状態を見ています。

低温～高温への移行は排卵の有無を見ているのです。

2相性になることは女性の月経周期が女性ホルモン～黄体ホルモンへのバトンタッチで、
ホルモンの流れがスムースに移行していることを表しているのです。

基礎体温表（BBT）を付けていないと、毎月「月経は来ています」と安心していても、
「排卵がしていない」ということがあり、バランスのリズムを安心できません。

やはり高温～低温～高温のリズムがその人の性周期を裏付ける証になるのですね。

投稿者：古村滋子