9月10日、京都市内で「女性の一生と漢方」と題するセミナーを開催しました。
3回シリーズの第1回目で、最初は私・古村滋子が「人体の根本・腎精について」話しました。
腎は体内情報ネットワークの要であり、女性の一生は腎精の盛衰(7の倍数~7歳、14歳、21歳・・)で変化していく、これは自然界の変化と共通性があるなど、漢方の考え方の話でした。
また、「先天の精」を発生学的にみると受精から出産までの変化であり、「後天の精」は飲食で摂取したものや空気から生じるもので、これらを合わせて「腎精」といい、生命エネルギーの元として全身に配布されて活動するものです。
腎精は年々消耗し、体力低下などで減少するので、補う事(補腎)が大切であることを話しました。
そしてメインのお話は劉伶先生で、「女性生涯における補腎・活血の必要性―更年期」というテーマ。
更年期の定義としては卵巣機能が衰退する時期、女性は35歳から陰血が半減してプチ更年期にはいり、40代後半には女性ホルモン分泌が急激に減少し閉経、更年期に入ると説明。
また、女性の一生は「血」を消耗するもので、日本では消耗した精血を補うことが少ないと指摘。そのため体調を崩しやすく、更年期によくみられる尿トラブル、冷えのぼせ、ホットフラッシュ、膀胱炎や腟炎などのトラブル。皮膚のトラブルなど解説されました。
さらに食養生の話もされ、中国では豚骨、鶏、羊を使ったスープなど、スープの専門店があり、産後などの補腎補血に役立つことが話されました。
その後、参加された皆様と懇談会を開催、身体のトラブルや、子供の反抗期のお悩みなど、皆さんで話し合い、良い交流ができました。
次回は11月11日に開催します。参加ご希望の方はお早めに申し込みくださいね。
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