39歳で思うこと

39歳Aさん。今まで何の問題もなく進んできた人生。

32歳で結婚。仕事も責任あるポストを任されるようになってきたために、面白く遣り甲斐があり、仕事も家庭も充実した生活、しばらく子供は作らずに夫婦2人で楽しく過ごしていた毎日。

35歳になったとき、「そろそろ子供を」と考えたけど、ちょうど新プロジェクトの立ち上げで、途中で抜けるわけにもいかず、また2年間先送りに。

37歳になったとき、「今年中になんとか!」と計画したけれども思うように行かず、38歳で初めての婦人科検診に。そして粘膜下筋腫を発見。子宮内に突出しているもののために、それが確実に着床を妨げ、妊娠しない原因であることが判明。

子供のない人生も考えたけれども、やはりやれることはやってみよう、と手術を決意。あまり仕事に支障のないように腹腔鏡下手術を行い、4ヵ月後からまたタイミングにて挑戦。

しかし半年経っても良い結果にならず、仕事のストレスと、そのストレスとに挟まれ、はたと立ち止まったら39歳を迎えていました。

これからどういう道を進んでいけば良いのだろうか。

病院での本格的な不妊治療を始めるのか、体質改善の漢方薬を始めるのか、それとも子供のいない人生を送るのか・・・。

薬や病院の嫌いなAさんは、「あくまでも自然で行きたい」「自然でできなければそれはそれまで、子供のいない人生を送ろう」と漢方の道を選ばれました。

ただ何が原因で「妊娠しやすい母体」にならないのか、それは知る必要があります。ですので、病院でFSH、PRLなどのホルモン値を血液検査にて確認してもらい、定期的に卵胞のチェック、排卵のタイミングを診てもらいながら漢方の調整をしていくように計画中です。

その数値により、もし、プロラクチン値が高いのであれば、プロラクチンを下げるようにするもの、卵胞が育たないのであれば、卵が育つようにするもの、排卵がなかなか行われないのであれば、排卵をスムーズにするもの、高温期が継続しないのであれば、高温を維持するようなもの・・・など、それに見合った漢方薬を調整していきます。

今のAさんの子宮にはもう何も問題はなく、卵管も正常で、癒着などもないために、ホルモンバランスが少し乱れているためになかなかたどり着けないのだと思われます。

少し漢方薬で調整してあげれば、きっと今まで通りの問題ない人生を送ることができるに違いありません。39歳だからといって、まだ諦めることはありません。今まで通りこれからも有意義な人生を送るためにも、「今しか出来ないこと」を求め、進んで行ってください。

今、与えられた人生は、一度しかないのですから。

1件のコメント

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    こんにちは!突然のトラックバック失礼します。よろしければ妊娠チェックについて情報交換しませんか?

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