そろそろかな

31歳Kさん。昨年11月に流産してから恵まれず、今年の春より婦人科に通い、タイミング療法を始めていました。

検査数値では特に悪いところは見当たらず、強いて言えば、血圧が上が100ないくらいの低血圧。そのためか、少し元気不足のようです。

西洋医学的には何の問題もないのですが、6月末に漢方相談で問い合わせされた内容より、東洋医学的に診ると、生理前にむくんだり、気分が沈んだりといったPMSがあること、便秘、冷え性、生理の経血に血塊があること、偏頭痛・・・など「気虚」「気滞」「お血」などがあると捉えられました。

それらを改善することで、Kさんの体調は良くなり、妊娠しやすい母体の準備が整うこと間違いなしです!

6月末からKさんは、婦人科のタイミング療法を続けながら併せて漢方を服用し、体質改善を行っていくことになりました。

「お血」対策に「水快宝」、「血府逐お丸」、波状型の低温期に「炒麦芽」、冷え性対策に「婦宝当帰膠」と「参茸補血丸」などを組み合わせて、調整を行いました。

1周期目、たくさんの種類の漢方薬を毎日忘れずに服用するのに精一杯でしたが、生理前の今までの落ち込み、偏頭痛があまりなかったことにふと気づきました。

2周期目、大分とたくさんの漢方を服用することに慣れ、服用するのが楽しみになってきました。食事と食事の間の「漢方タイム」が楽しみで待ち遠しくなってきました。そして生理前、全く偏頭痛がなく、快適に過ごすことができました。

3周期目の生理、今まで血塊がたくさんあったものが、全くなくなり、きれいな鮮血の経血になってきました。Kさんの気持ちも安定し、それを現すかのように基礎体温も整ってきたのです。

もうKさんの体は準備万端です!次の周期くらいに何か起こりそうです。Kさんもますます「漢方タイム」が楽しくなってきたようです。何でも楽しみながらやることは、とても大切です。楽しむことで脳内モルヒネが出て、細胞が活性化され、体が良い方へ進まないわけがありません。何でも楽しんで、幸運を呼び寄せましょう!