旬の柿

秋真っ盛りの今、街のあちこちに柿がたわわに実る姿が見られます。

昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるくらい柿にはたくさんの栄養分が含まれているのは、皆様もご存知のこと。

ビタミンAやビタミンCが豊富なために、風邪の流行っているこの季節に、予防として常食するのが良いでしょう。ただ生の柿は体を冷やす作用がありますので、食べすぎにはご注意ください。干し柿であれば、冷えることもないので、安心です。

反対に、体内の余分な熱を取る作用があるために、解熱として食すると良いものです。

また「柿の実」だけでなく「葉」にもビタミンCがレモンの20倍ほど含まれていて、解熱、止血、利尿、抗炎症作用もあり、慢性の膀胱炎、動脈硬化、高血圧、肌荒れにも効果的と言われています。

「実」も「葉」も利用できる、かなりの優れものです。

そのまま食べるのに飽きてしまったら、柿単独のてんぷらやかき揚げの中に入れても美味しいです。またメロンと生ハムのセットのように、柿と生ハムもグッドですし、旬の大根と合わせた「なます」も美味しいです。

長い期間をかけて、妊娠しやすい体に調整して「いざAIHやIVF!」という時に、風邪をひいては台無しです!柿をうまく料理に取り入れて、風邪を寄せ付けない体にしていきましょう。