スッポン

質の良い卵を作る大切な時期の卵胞期。これは「陰」と「陽」のうち「陰」の時期になります。

この「陰」の力がしっかりしていれば、良い卵ができ、排卵も自然とスムーズになり高温期もうまく保つことが可能です。

卵胞期の体温が波状型であったり、36度5分より高かったりすると、「陰の気」が乱れていると捉えることができます。その場合、漢方では様々なお薬を調整し、「陰の気」が安定するように持って行きます。

その中でも「陰」を補う薬として「補陰湯」の煎じ薬を当店では使用しています。この煎じ薬には「亀板」が含まれています。「亀板」の作用は、「補陰」「精虚熱」「補肝腎」で陰の気が足りない人にはとても良いものです。

通常使用される亀は、イシガメ科のクサガメの甲板を使用します。

同じ亀の仲間でも「スッポン」は、食すると「滋陰」「補陰」作用に優れているためにこれからの時期にとてもよいものです。特に、秋になる前の今の時期(中秋の名月の10月6日まで)に一度でも食べておくと、ここ1年間を元気に過ごせると言います。

来週の金曜日までに是非「スッポン鍋」を食べて、「陰の気」を養っておきましょう!卵胞期の安定のために、またこの冬を元気に過ごすためにも。