気虚・腎虚早期改善!

今年の春の訪れと共に当店を訪れたKさん。

血圧が上は100を切るほどかなり低く、疲れやすい、風邪を引きやすい、立ちくらみなどといった、漢方的に言うと「気虚」の症状があり、眠たいのに寝つきが悪く浅い眠りであることや軽度の難聴、乾燥肌、便秘、などといった「腎虚」の症状、生理痛が酷いなどの「お血」の症状もありました。

徐々にその「虚」の症状を改善していかなければなりません。気虚血虚改善のために「婦宝当帰膠」、腎虚改善のために「杞菊地黄丸」、月経期の「お血」改善のために「爽月宝」「冠元顆粒」を服用してもらいました。これらによりKさんの持つ全ての「虚」症状改善の底上げができます。

今までクロミッドによる排卵誘発などの治療をされてきましたが、漢方服用を始めると共にそれはお休みされました。いつ訪れても待たされることが当たり前の婦人科病院に通うことも、少しずつストレスに感じ始めてきた頃だったということもあり、少し離れる決意をされたのです。

そして季節は八十八夜が過ぎ、「立夏」。少しずつ近づく夏の足音と共に、Kさんの嬉しい便りが届いたのです。

こんなにも早く、訪れるとはKさんも思っても見なかったことです。あれだけ望んでいながらなかなか訪れなかったこの喜び。

ホルモン剤や誘発剤を使用すればするほど体のバランスが崩れ、何が本当の自分の状態なのか、わからなくなっていた春。気分も落ち込み、でも「何かを始めよう」と思えた春の季節。漢方を始めてみてほんとうに良かった・・・。

でもまだ宿った小さな命は育ち始めたばかり。安定期に入るまで油断は禁物です。安胎の漢方を飲みながら「入梅」の頃にはまた新たな発見があり、「小暑」の頃には確固としたものを感じることができるでしょう。

来年の春の季節には、Kさんは我が子と共に訪れてくれることでしょう。1年前の決意を思い出しながら・・・。