葉酸の働き

『妊婦に必要とされる「葉酸」の摂取が不足すると、「胎児の先天性異常」や「妊娠中毒症」などに繋がる』

・・・この内容は、今月22日から横浜市で開催される「日本産婦人科学会」にて発表されるそうです。

「葉酸」は、ビタミンBの一種。ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。この栄養素は、妊娠初期の胎児が細胞を分割させたり、赤血球を作ったりするときに必要とされるものです。

ところが、この栄養素の摂取が妊婦で不足していると、妊婦の貧血や中毒症だけでなく、胎児の脳形成に問題がおき、「無脳症」や「二分脊椎」が起こりやすくなる、というのです。胎児の先天性異常には、妊娠中もしくは妊娠前からの葉酸不足が影響している、とも。

最近の緑黄色野菜は、水耕栽培によるものや、ビニールハウスなどで季節外れに採れたものが多く出回っています。それに含まれる栄養素は昔のそれよりも大分と少なくなってしまっている、ということは良く耳にすることです。しっかりと食べているつもりでも、知らず知らずのうちに不足していることになっているのかもしれません。

一番良いのは、自分で栽培することですが、忙しい現代人にはなかなか難しいこと。せめて季節の緑黄色野菜を食べるようにすることくらいから始めたら良いでしょうか。

漢方では、妊娠されると服用していただく「双料参茸丸」。これには「葉酸」は含まれてはいませんが、これを妊娠中に服用していたママ達はみんな声をそろえて「うちの子は賢いんです」と言われます。

是非、妊婦さんは、緑黄色野菜をしっかり食べることと共に、「双料参茸丸」をお試しください。