不育症って?

「妊娠したのに赤ちゃんが育ってくれない・・・。」

そんな声を最近良く耳にします。

いわゆる「不育症」という症状ですが、その原因は、いくつかあります。

まずは母体のホルモン分泌異常があり、黄体ホルモンの分泌異常(分泌不足)、甲状腺ホルモンの異常、糖尿病などがあげられます。また、子宮そのものの問題もあり、子宮の形が変わっていたり、子宮筋腫などもあげられます。さらに、母体に免疫的な異常があるもので、血流障害、血栓などを引き起こす「抗リン脂質抗体症候群」もあげられます。

いずれの場合も血液検査や検診でその原因を突き止めることができます。3回以上続けて流産をした人は、「不育症」の検査を受けることをおススメします。その原因により、西洋医学的なアプローチも漢方的なアプローチもそれぞれの原因によって、その対処法が変わってきます。

まずは検診を受けてから、次のステップに移りましょう。