来ない不安

39歳Cさん。結婚歴5年目。結婚前に一度中絶をしているために、自分は妊娠しやすいものと思い、結婚後は避妊を3年間していました。

しかし避妊をしていた3年間、だんだんと生理不順になっていくのが感じられました。不安になった2年前、婦人科を受診、診断結果は「無排卵」ということでした。

それからは「プレマリン」「プラノバール」にて生理を起こす治療が行われ、自力でなく薬で生理を起こすようなりました。そんな中、見かけ上月経周期が整ったということで、人工授精を行いました。しかし、良い結果には繋がらず、どんどん薬による治療は続けられる一方でした。

こんなことで良いのか・・・?!

ホルモン剤の薬づけ。それにより無排卵が治ったように見えたけれども、結局できた卵は「質の良い卵」ではなかったのです。

このまま続けても・・・。

疑問に感じたCさんは、何とか自分の力で生理を起こし、妊娠へと進みたい、と漢方の扉を叩かれました。

Cさんに処方されたのは「煎じ薬」。

まずは崩れてしまった体のバランスを整え、Cさん本来の力を呼び覚まさないとなりません。一般にホルモン剤の影響を取り除くのに3ヶ月、崩れたバランスを取り戻し、卵巣を働かせるためには最低でも7ヶ月かかります。

Cさんのように多くのホルモン剤を使用していた場合、それを止めると、本来のその人の体に戻るために、無排卵、無月経の時期が続くことになります。

しかしそのことがわかっていても月経が来ないのは、不安に陥ります。

Cさんの場合も煎じ薬を始めてからまだ3周期目。体温は低温のままで、月経が来ないのでCさんは不安いっぱいです。

しかし煎じ薬に入っている「丹参」、「芍薬」、「熟地黄」などによりお薬の効能が相乗され、確実に徐々に改善されいるのです。

ご本人にとっては望みが「自力月経来潮」「妊娠」であるために、それに到達しないことに不安を感じてしまうのですが、もっと細かいことに目を向ければ改善されていることはたくさんあるのです。「お腹の張り感」「冷え感」「疲れやすい」など・・・。これは明らかに体のバランスが整いつつある、ということなのです。

その少しずつの改善の積み重ねが、結局「妊娠しやすい体」へと繋がっていくのです。「妊娠」という結果が出ることを早まってはいけません。少しずつの改善に目を向けて、1つ1つ進んでいくことに喜びを感じてください。その歩数は多いか少ないかはわかりませんが、その進む先には求めるものがあるはずです。そこにたどり着くまで歩みを止めないでください。

旬の柿

秋真っ盛りの今、街のあちこちに柿がたわわに実る姿が見られます。

昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるくらい柿にはたくさんの栄養分が含まれているのは、皆様もご存知のこと。

ビタミンAやビタミンCが豊富なために、風邪の流行っているこの季節に、予防として常食するのが良いでしょう。ただ生の柿は体を冷やす作用がありますので、食べすぎにはご注意ください。干し柿であれば、冷えることもないので、安心です。

反対に、体内の余分な熱を取る作用があるために、解熱として食すると良いものです。

また「柿の実」だけでなく「葉」にもビタミンCがレモンの20倍ほど含まれていて、解熱、止血、利尿、抗炎症作用もあり、慢性の膀胱炎、動脈硬化、高血圧、肌荒れにも効果的と言われています。

「実」も「葉」も利用できる、かなりの優れものです。

そのまま食べるのに飽きてしまったら、柿単独のてんぷらやかき揚げの中に入れても美味しいです。またメロンと生ハムのセットのように、柿と生ハムもグッドですし、旬の大根と合わせた「なます」も美味しいです。

長い期間をかけて、妊娠しやすい体に調整して「いざAIHやIVF!」という時に、風邪をひいては台無しです!柿をうまく料理に取り入れて、風邪を寄せ付けない体にしていきましょう。

3ヶ月の予定

38歳Yさん。結婚2年目。年齢のこともあるために、結婚後すぐにでも子供を望んでいたのですが、考えていたようにはいかず、2年経っても授かりませんでした。

生理は順調で基礎体温もニ相性になっていて、マニュアルからすると「とても妊娠しやすい体温表」と判断されるようなもののために、婦人科に通うまでもないと考え、自分なりに市販の「六君子湯」を飲んでみたりしていました。

胃腸の調子が悪い部分は徐々に「六君子湯」にて改善されてきていたものの、本来の目的である妊娠にはなかなか辿りつけずにいたのです。

そして、自力処方の限界を感じ、漢方の周期療法を行っている当店をサイトにて検索し、問い合わせをされました。

Yさんが飲んでいた「六君子湯」は、「気虚」を改善する「四君子湯」と「悪心・嘔吐」を改善する「二陳湯」を組み合わせたもので、Yさんのように胃腸が虚弱で胃もたれをしてしまう人にはぴったりのものです。

いくら良い漢方薬を飲んでいても、それを吸収する胃腸機能が衰えていたら効力も減ってしまいます。Yさんの自分なりの処方はとても良く、それを服用していた期間で徐々に胃腸機能が改善してきていたことで、これから始める周期療法の漢方を飲む準備ができていたと言えるでしょう。

Yさんは当初は月3万ほどかかる漢方の周期療法に、続ける自信がなく、「3ヶ月」という自分なりの期限をつけ、始められました。

しかし1ヶ月続けた後、今までの生理の経血に明らかに変化が見られ、きれいなサラサラとした経血になり、量もしっかりあるようになり、さらに2ヶ月後は、排卵期のオリモノも増え、3ヵ月後には今までの胃腸の不調が嘘のように改善されてきたのです。

3ヶ月で止めようと思ってたYさんでしたが、こんなにも漢方で改善されるとは思ってもみなかったために、3ヶ月経った自分の体を改めて確認し、妊娠まで漢方を続けてみようと決心されたのです。

それから約7ヶ月、以前は波状型だった卵胞期の体温が安定し、高温期もしっかりと期間があるようになり、随分と改善されました。10ヶ月前にYさんが「とても妊娠しやすい体温表」と思っていた自分の体温表は、見かけはニ相性にはなっていたものの、厳密に診れば、問題点があったのです。

その問題点を改善した今、Yさんから嬉しい便りが届きました。

やっと宿った小さな命。3ヶ月で止めていたら、会えなかったかもしれません。ホントに良かったですね。

食事で周期療法

「医食同源」とは、口から食べるものが体を作り、それが健康を維持したり、バランスを崩したりすることにもなる、というもの。つまり食事1つで病気を治すことも、また病気になることもできるのです。

漢方はその考え方が中心となって、自然のものをその働きを知って摂ることで、体を調整しようとするものです。

従って、食物の働きを知りながらその時期に適正なものを摂取することで、食事である程度の体のバランスはコントロールできるということです。

では食事で周期療法をしてみましょう!

★周期を通して食べたら良いもの・・・葉酸を多く含むもの(ほうれん草、小松菜、レバーなど)、不飽和脂肪酸を含むもの(オリーブオイル、シソ油、DHAを含んだ青魚など)、ビタミンやミネラルを多く含むもの(ゴマ、海藻類、黒砂糖、果物など)

★月経期・・・血を補うもの(レバー・プルーン・カキ・納豆・マグロなど)

★卵胞期・・・陰を補うもの(黒豆・黒ゴマ・黒きくらげ・ガラスープ・なまこなど)

★高温期・・・陽を補うもの(生姜・ねぎ・かぶ・玉葱・ごぼう・鶏肉など)、イライラする場合:大豆食品・ゴマなど、むくむ場合:キャベツ・青梗菜・小豆など、甘いものが食べたくなった場合:ドライフルーツ・黒砂糖・ざくろ・キウィなど

このようにある程度のコントロールを食事で行えば、PMSなどの症状を軽減させることも可能なのです。

しかしながら食事だけでは力不足になるくらいまで、体のバランスが崩れてしまった場合は、少し内側からの漢方の力、または外側からの鍼灸・導引の力を借りることも必要でしょう。

また、漢方での周期療法を行いながら、食事での周期療法も行えば相乗効果でより早く体のバランスが整っていくことでしょう。是非、お試しください。

男性の診断

男性不妊と言えば、その検査が大変なので、男性はクリニックに行くことを拒みがちです。

休みの日ならともかく、仕事前や後に、検査をするために採取することに、気分が乗らないのは当然のことでしょう。

それが大阪大学の研究結果により、1年以内には血液検査によりその判別が可能になるかもしれない、というのです!これは吉報です!

よく不妊の原因は、「女性にある」と思われがちですが、近年は女性ばかりではなく男性も不妊の確率は多くなっていますので、検査や治療は夫婦共に行うべきものです。しかし男性は仕事が忙しかったりと、なかなかクリニックに行く時間がなく、しかもあまり気乗りしない検査であれば、尚更足が遠のくものです。

これが血液検査で済むのなら、足を運んでくれそうではないでしょうか。

さてその検査とは・・・、

男性不妊の血液中の遺伝子を解析すると、一部欠損や変異が起きていることがわかっており、それを検査しよとするものです。

患者の血液中の遺伝子を読み取り装置により読み取ることで、原因遺伝子が存在すれば、男性不妊と診断可能となるようです。この遺伝子読み取り装置を開発し、実用化するように計画中のようです。1年後のクリニックでは、この装置が使用され、男性も足を運びやすくなっていることでしょう。

もしそれと診断された場合、診断されていないけれども自身のない人は、是非、漢方をお試しください。

その人のタイプにあった漢方薬を服用することで、結構効果が早くに現れるものです。代表的なものとしては「イーパオ」や「参馬補腎丸」「温胆湯」「補中益気丸」などがありますが、自分に合ったものを見つけ、悩みから早くに開放されてください。

そろそろかな

31歳Kさん。昨年11月に流産してから恵まれず、今年の春より婦人科に通い、タイミング療法を始めていました。

検査数値では特に悪いところは見当たらず、強いて言えば、血圧が上が100ないくらいの低血圧。そのためか、少し元気不足のようです。

西洋医学的には何の問題もないのですが、6月末に漢方相談で問い合わせされた内容より、東洋医学的に診ると、生理前にむくんだり、気分が沈んだりといったPMSがあること、便秘、冷え性、生理の経血に血塊があること、偏頭痛・・・など「気虚」「気滞」「お血」などがあると捉えられました。

それらを改善することで、Kさんの体調は良くなり、妊娠しやすい母体の準備が整うこと間違いなしです!

6月末からKさんは、婦人科のタイミング療法を続けながら併せて漢方を服用し、体質改善を行っていくことになりました。

「お血」対策に「水快宝」、「血府逐お丸」、波状型の低温期に「炒麦芽」、冷え性対策に「婦宝当帰膠」と「参茸補血丸」などを組み合わせて、調整を行いました。

1周期目、たくさんの種類の漢方薬を毎日忘れずに服用するのに精一杯でしたが、生理前の今までの落ち込み、偏頭痛があまりなかったことにふと気づきました。

2周期目、大分とたくさんの漢方を服用することに慣れ、服用するのが楽しみになってきました。食事と食事の間の「漢方タイム」が楽しみで待ち遠しくなってきました。そして生理前、全く偏頭痛がなく、快適に過ごすことができました。

3周期目の生理、今まで血塊がたくさんあったものが、全くなくなり、きれいな鮮血の経血になってきました。Kさんの気持ちも安定し、それを現すかのように基礎体温も整ってきたのです。

もうKさんの体は準備万端です!次の周期くらいに何か起こりそうです。Kさんもますます「漢方タイム」が楽しくなってきたようです。何でも楽しみながらやることは、とても大切です。楽しむことで脳内モルヒネが出て、細胞が活性化され、体が良い方へ進まないわけがありません。何でも楽しんで、幸運を呼び寄せましょう!

新しい補腎薬

この秋から商品化された「参馬補腎丸」。同じように「海馬」を使った「海馬補腎丸」とは、少し働きが異なるものです。

どちらも「腎」を補う薬です。特に「腎陽」を補うものとなっています。

参馬補腎丸」は「海馬補腎丸」よりも入っている動物生薬が少ないために、陽を補う力は弱いのですが、その分、「脾経」の力を補うものがたくさん入っています。

男性に使用する場合は、若い人で元気のない人に良く、女性であれば、腎陽虚で全体的に体温が低い力不足の人に良いものです。また脾経を強めますので、脾経が弱る傾向にある女性にとっては尚更良いお薬です。

従って、周期療法にて使用する場合は、全体的に体温が低く、「腎陽虚」が著しい人には全周期通しの処方として使用したり、高温期の体温が低かったり、伸びが悪い場合に、「参茸補血丸」と共に使用したりします。

37歳Oさん。低温期が20日と長く、高温期になったかと思えばそれを保つ力が弱く、期間が10日ほどしか続かず生理になってしまいます。

オリモノはあるので、低温期は長いのは少し多嚢胞性卵巣気味なのかもしれないために卵胞期に「シベリア霊芝錠」、そしてもう少し腎陽の力が欲しいので、高温期に「参馬補腎丸」にて改善を計りました。

すると、それを飲み始めたその周期、いつもなら20日間ほど続く低温期が16日になり、その後しっかりと排卵し、体温はきれいに上昇、高温期も12日間と長くなったのです。

とても早い改善です。Oさんにそれらの漢方がぴったりと合ったのでしょう。その調子であれば、近い未来に良い便りが届く予感がします。もうしばらく様子を見ながら、Oさんの体調を整えていく予定です。

思わぬ晶三仙の力

35歳Aさん。35歳になったとともに特に感じるのが代謝の低下。以前なら少し食べなかったら食べない分痩せていたのに、最近は食事を抜いたところでなかなか痩せない・・・。

しかしあまり極度のダイエットは、現在妊娠希望であるのに、差し支えあるといけないので、気軽にしかも安全に試せるものはないかと探したところ、たどり着いたのが「三爽茶」と「晶三仙」の組み合わせで食前食後に服用することでした。

定量は1日1~2包。しかし販売元が推奨しているダイエットに効果的な飲み方は「1回2包、1日6包」、180包入りの大袋を30日で飲みきる計算です。

Aさんは1回2包の量で1ヶ月間試されました。

そして1ヵ月後・・・。

体重の変化は全くなし!少しでも変化があれば、続けてみようと考えていたAさんでしたが、全く何もなかったので、1ヶ月でそれを止めてしまいました。

しかしそれから3周期のちに、あることにAさんは気づいたのです。

Aさんの目的としたダイエット効果としては何も現れませんでしたが、基礎体温表に変化があったのです。3周期のちに「三爽茶」と「晶三仙」の組み合わせを飲んでいた頃の基礎体温表を比べてみると、明らかにその時期の方が安定していたことがわかったのです。

これは「晶三仙」の力に寄るものです。

晶三仙」に含まれる「山査子」「麦芽」「神麴」などにより、「脾胃」の働きを強めてくれるからです。

晶三仙」をお薬の候補に入れると、「私は脂肪の多い食事をしていないので、この薬は違うのでは?」と言われることがありますが、そういったことで「晶三仙」を使用しているわけではないこともあります。

Aさんのように、気づかないところで効いてしまっていた、というのは珍しいパターンですが、処方されている側としては漢方の中身の働きなどはそれほど詳しくはわかっていないことが多いですので、「知らないうちに効いていた」という感覚は、漢方では結構あるのかもしれませんね。

ちよぼ汁

淡路では給食にも出るくらい有名な「ちよぼ汁」。ご存知でしょうか?

この「ちよぼ汁」は、南淡路に古くから伝わる郷土料理です。見た目は「ぜんざい」のようで、しかし食べてみると味噌味なので「味噌汁」といった方が合っているのかもしれません。

作り方は、だし汁に、ズイキ(里芋の茎の干したもの)、柔らかく煮たササゲ(大角豆)、もち米の粉で作った白団子を入れて煮て、味噌で味付けし、お椀に入れて、上からかつお節を振り掛けるというもの。

もともとこの汁は、産後のママと赤ちゃんの健康を祈って食べたものだったようです。中身に、「脾経」の力を助け、お乳の出を良くする「もち米」「味噌」が入っていて、体の浄化作用のある「ササゲ」が入っていることからそうであったことが伺えます。「ササゲ」は見た目が赤色で小豆に似ていますので、小豆の働きもあるとすれば、これも母乳の出が悪い時に使用するものですので、これまたトリプルでお乳の出が良くなる汁と言えます。

「ちよぼ」の名は、「おちょぼ口」から由来し、それを食べることで、赤ちゃんが丈夫に育って、口が可愛らしい「おちょぼ口」になるように、という願いが込められているようです。

赤ちゃんや産後のママばかりでなく、脾胃を強め胃腸機能を整える「もち米」、味噌の大地のタンパク質である「大豆」そしてそのイソフラボン・サポニンの力、またアントシアニンをたくさん含み老化防止に働く「ササゲ」、はどんな人でも食べても良いものばかりです!

ちょうど収穫を終え、今年の新作ばかりが手に入るこの時期に、健康のために、淡路の「ちよぼ汁」を是非、ご家庭でお試しください。

辛いアトピー性皮膚炎

最近増加傾向にある子供のアトピー性皮膚炎。子供本人も辛いですが、それを見ている親も辛いものです。

これほどまでにも医療が進んでいるのに、「奇妙な」「とらえどころのない」と命名されたこの疾患は、未だにその名の通り、とらえどころのないもののようです。

わかっている原因は、IgEという免疫グロブリンの抗体を作りやすい体である、ということ。多くのこの症状を持つ子供達または子供のときにそうだった人達を見ていると、皮膚の防御機能が弱いことが見て取れます。

これは東洋医学で言うところの「表虚」といわれるものです。体を守っている皮膚、粘膜が弱いことにより、そこに触れるホコリや汗、化学物質、乾燥した条件により、アレルギー反応を引き起こすのです。

それではその症状が起こらないように「表」を強めるのはどうしたら良いのでしょうか?

皮膚を擦って皮膚を強める、つまり「寒風摩擦」が良いのです。「寒風」でなくても皮膚を摩擦させることにより、「表」がしっかりとしてきます。そうすることで、風邪引きにくくもなりますので、一石二鳥です。

薬で言えば「衛益顆粒」です。

ただ症状が出てからではこれでは効き目はありません。

皮膚の症状を改善するためには、それがどのような状態になっているのか、またお薬によってどのように変化していくか、を見極める必要があります。従って、直接その部位を診て、その対策をする必要があります。

血熱があるのか、潤いが足りないのか・・・。それによって選ぶお薬も変わってきます。例えば、「消風散」「温清飲」「防風通聖散」など。その症状に合わせて薬を調整していくことになります。

その症状の発症のピークは、1~2歳の幼児期と、中・高校生の思春期です。幼児期のものは、学童期にはほとんど自然に治り、思春期のものは幼児期のものの再発が多いようです。

どちらにしても、症状が酷くなる前に早めの対処をした方がお子様のために良いでしょう。症状がない時は、再発しないように「表」を強め、皮膚に負担の掛からないような食事や生活スタイルをすることが必要です。

関係ないようですが、夜遅くの食事、惣菜ものばかりの食事、夜遅い就寝などは、皮膚の症状を悪化させるどころか、治っていた症状を引き起こすことになります。潜在性のものを持っているお子様、また症状が起きてしまっているお子様は、生活習慣の乱れに気をつけてください。