心の病

子供は成長していく過程で、様々な病気に罹ります。

生後4週間までの新生児期では「先天性の疾患」など、1歳までの乳児期では「下痢」「発熱」「湿疹」「嘔吐」など、6歳までの乳児期では「はしか」「水疱瘡」「腹痛」「自閉症」「多動性障害」など、12歳までの「学童期」には「感染症」「外傷」「事故」「多動性障害」「不登校」など、15歳までの思春期には「神経性疾患」「不登校」などのようです。

しかし最近の傾向としては、「心の病気」「肥満」が増えてきていると言われています。

感染症などは情報が多く提供されるこの現代では、予防することへの意識の高まりにより、それが広がることを防ぐことができるようになってきていますし、感染しても初期発見により、命を失うようなことは数少なくなりました。

ここ最近では、ノロウィルスへの感染が広がり問題になっていますが、感染源であるカキを生で食べない、手洗い、うがいをしっかりする、ことにより予防は可能です。またこれから流行るインフルエンザにも手洗い、うがいは欠かせません。この時期、当店でもすすめ、需要のあるうがい薬に「板藍茶」があります。是非「板藍茶」にて、元気に冬を過ごせるようにしてください。

さて一方で、どんどん増える子供の「心の病」。

少子化が進み、親の子供1人にかける時間が多くなっているはずなのに、なぜ「心の病」が増え続けるのでしょう。反対に1人にかける時間やお金が多くなっているがために、子供に知らず知らずのうちにプレッシャーを与えてしまっているのかもしれません。

また兄弟が居ないことにより、集団生活での自分のあり方がわからなくなってしまうのかもしれません。

しかし心に病を持ち始めたときは、必ず子供に何らかの変化が現れているはずです。「なかなか起きられない」「ぐずる」「呼吸がおかしい」「うとうとすることが多い」など、そのサインである変化を素早く察知し、対処してあげることができるのは親です。

小さなサインも見逃さず、しっかり受け止めてあげてください。心に空いた大きな穴に一度はまり込んでしまったら、なかなか抜け出せなくなってしまいます。大きな穴を覗き込んでいるときに、救い出してあげてください。

親の温かい眼差しと大きな手が必要です。それでも足りない分は、漢方薬でも助けが可能です。是非ご相談ください。