まだ早い

今年36歳になるAさん。結婚歴10年。もう8年近くも不妊治療を続けています。

生理は自力では来朝せず、カウフマン療法にて起こさないとなりません。先周期、排卵誘発剤を使ったにも関わらず排卵しなかったこと、とそれに対する婦人科医の言葉より、「もう諦めなさいということかな」とAさんは感じたと言われました。

そのような話は良く耳にします。

43歳のSさんも、医師より「もう卵ができないから諦めなさい」と言われたこと、45歳Tさんも、「両側の卵管がもう閉塞しているから無理です」と言われたこと、など。その後、漢方薬を飲み体質改善をされたSさんもTさんも卵が出来、体外受精をすることができました。Sさんの医師もTさんの医師もかなりびっくりしていたようです。

そんな例もたくさんあるように、まだ30代のAさんは尚更のこと、諦めるなんて早すぎることです!

確かに35歳を過ぎると高齢出産になり、東洋医学的にも身体は衰えてくる年齢となります。

しかし、人に寄って実際の年齢よりも若く見える人、年を取っているように見える人、が様々いるように、卵巣の年齢も実年齢とは異なるものです。元気な卵を作ることのできる若い卵巣があれば、妊娠・出産は可能なのです!

Aさんにも決して諦めずに前に向かって進んで欲しいものです。

自力で来潮しないために10年間ホルモン療法にて生理を起こしていた34歳Oさんも、2年前に漢方薬のみに切り替え、3周期後に自力で生理が来るようになりました。今は西洋医学的不妊治療は全て止め、自然周期での妊娠を希望し、漢方とともに挑戦されています。

まずは自分の身体の持つ力を信じて、漢方薬にて体調を整えることをおすすめしたいです。

8年近くもお薬に頼り不妊治療を続けてきたので、なかなかそれから離れられず、離れるにはかなりの勇気が必要かもしれません。しかしこのまま8年も続けた今の治療を続けても、同じことを繰り返すだけでしょう。路線を変更する最後のチャンスかもしれません!是非、ここで立ち止まって今一度考えてみてください。