いろいろなことが心配で

昨年春にご結婚された30歳のAさん。秋くらいから子供のことを考えたのですが、すぐに出来ると思ったのになかなか妊娠しないので、悶々とされていました。

病院での検査はかなりの抵抗があり、行くのをためらい、半年たった今年の5月より

「ホルモンバランス調整には豆乳が良い」

とどこかに書かれていたのをきっかけに、豆乳を飲み始めましたが、今まで28日周期だったものが31日と遅れ気味になり、生理前よりお腹の張りが出るようになってしまいました。

ますます心配事が増え、どうしたら良いのかわからないという「悶々」を解消すべく、7月末にネットの「相談票」へのご記入により当店に相談をされました。

「相談票」と「基礎体温表」より、Aさんは「冷え性」、「卵胞期がやや長め(16日目くらいに排卵)」「排卵がスムーズにいっていない」ということがわかりました。

「豆乳」による影響は、「大豆イソフラボン」が多少悪さをしたのかもしれませんし、「豆乳」の「冷たさ」がAさんの「冷え性」を増強していたためかもしれません。ただ、影響が出るほど食により摂取することの方が難しいと思われますので、ここ最近の2周期が、31日周期になってしまったのは、偶然でしょう。

Aさんの基礎体温表は、ホルモン調整の力はあり、少し補充をするように漢方薬で調整をすれば良くなるような型でした。

ただAさんのご予算が合わなかったので、初めは「婦宝当帰膠」と「冠元顆粒」で1ヶ月試していただくことになりました。

婦宝当帰膠」を初めて飲まれた次の日の朝、

「まだ低温期のはずなのに今朝は高温期の体温になった!」

とのメールが入りました。「婦宝当帰膠」を8ml服用しただけで「即排卵」ということは考えられませんので、そのまま様子を見ていただく事に。その後、その日だけが高温になっただけで、次の日から低温に戻っていたとの報告を受けました。

そこで次の周期は、低温期に「杞菊地黄丸」、高温期に「至宝三鞭丸」を追加しました。(予算が多くなってしまいましたが。)

すると、この周期はきれいな低温期になり、排卵もしっかりしていて高温期も安定するようになりました。このことから「卵の育ちが良かった」と言えます。

徐々に「いろいろな心配事」も「体質」も改善されている様子が手に取れるように見えるのが、Aさんご本人も私達にとっても大きな喜びとなっています。このまま続けていけば、「体質の改善」も「喜び」も早く得られることでしょう。