40個採卵…1個も胚盤胞にいけない悲しさ

先日、少しやつれた顔で来られたHさん(20代後半)
結婚されて3年目に当店に御相談に来られました。
まだ20代の若さあふれるHさん。
20代で来られる御相談の方には「焦らずに今の時期を楽しんで…。今の時期しかゆっくり遊べないのよ」とのんきに返しているのですが、Hさんにも同じようなことをお話ししていたと思います。
でも、Hさん御夫妻は早く授かりたいと専門病院に行き、
そこで卵巣に刺激をしてたくさん卵胞を取る方法を受けたようです。
なんと40個も採卵できたようです。成熟卵が34個。受精できたのが12個。
しかし胚盤胞までに成長したのはゼロ。
結局採卵はできても移植はできなかったことになります。
卵巣に刺激を与えたお薬の副作用のため[卵巣過剰刺激症候群(OHSS)]になってしまったのです。
卵巣が腫れてしまい、腹水が溜まり苦しいお腹になったのでした。
大変な状況です。
入院にならなくて良かったです。
腫れた卵巣を回復するにはしばらく時間が必要ですね。
Hさん一生懸命卵胞を作ってくれた卵巣をいたわってあげましょうね。
続けての刺激は卵巣を疲弊させてしまいますので、休んだ方が良いですね。
焦らずに、ゆっくりした時間を過ごしてくださいね。
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