自家中毒症

「自家中毒症」とも言われる「周期性嘔吐症」。

神経質なお子様がかかりやすい病気です。

症状は、頻繁な嘔吐が繰り返し起こり、頭痛、腹痛なども伴いながら何日間も続くこともあり、脱水状態に陥ることもあります。この症状は、10歳を過ぎると自然に治まります。

それが起こるきっかけとして、緊張するような行事があるとき、例えば、「学芸会」「運動会」「参観日」などの前によく起こるのです。

思い起こせば小学校1年と2年の頃、必ず年に1回、嘔吐をしていた覚えがあります。しかし「周期性嘔吐」のような激しいものではなく、ほんの少し1回だけ嘔吐する、といったものでしたので、治療をするまでもなく、時が過ぎていきました。

記憶によると、緊張する行事の前でも何でもなかったような気がしますが、まだ慣れない小学校生活に多少のプレッシャーをかかえていたのかもしれません。

その頃は、病院へもなかなか行きませんでしたので、西洋薬も漢方にもお世話になる機会に巡りあいませんでした。

こんな時漢方では、発作を予防し、繰り返し起こるこの症状を起こらないようにする手助けをします。

おすすめは・・・

五苓散 

★苓桂甘棗湯 

★桂枝人参湯 

上記のものをうまく使い分け、調整することで、激しい発作からお子様を守ります。

もしこの様な症状を持っているお子様がおられたら、是非ご相談ください。繊細なお子様をお助けします。