良い「気」をもらって私も漢方薬で頑張るぞ!

6月も今日で終わりです。梅雨明けの前に早くも真夏日がやってきました。
ご相談に来られる方も汗だくです。

そんな中、2回目の御相談に来られたNさん(20代後半)。
「初めて来たときに、病院からの帰りにエコーの写真を持ってきた方がいて、”わぁ、できたんだ”とその場に居合わせたので私もできそうです!」
と、うれしそうに話してくれました。
そんなお話をしているうちに「先生心拍が確認しました」と先日のOさんが来店してくれました。
今度は心拍確認のうれしい報告を、またまた御一緒に聞くことになり、偶然が重なりNさんもびっくり。
Oさんの「めでたい気をもらって」といって、OさんがNさんと握手してくれました。

漢方薬できっとできますよ!!

そんなオーラが2人を包んで私も「良い気」をもらいました。

「うれしい良い気」で6月は締めくくれ、7月にも繋ぐ事ができそうです。
6月もたくさんの方に新しい命が芽生えました。
コウノトリに感謝です。

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不妊症・婦人科疾患には経験豊富な女性国際中医専門員がサポート。
毎年100名以上の方が妊娠、出産されています!
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コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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不妊治療と鍼灸

御相談の中でよく聞かれる質問に「鍼灸治療は効果がありますか?」があります。

鍼灸医学は漢方医学と同じように中国で発祥し我が国に伝わり鎖国という歴史を経て、今は日本独自に発展してきたいわば伝承医学です。
本場中国では中医学として漢方薬も鍼灸も理論かつ実践で世界をリードしています。

不妊の分野での鍼灸は南京中医薬大学付属医院でも広州中医薬附属病院でも取り入れており、治療実績を上げられ学会にも発表されています。
設備のせいでしょうか灸はされず鍼を中心にされていました。
特に排卵期などは積極的にされていましたし、確実に排卵されているようでした。

日本でも最近不妊治療が注目されると「周期療法の鍼」として周期にあわせて鍼をされている先生も出てきてます。

私も日頃は店頭で漢方薬の御相談でいっぱいなのですが、何人かの方に鍼灸と漢方薬を併用し全員妊娠、出産されました。
やはり漢方薬で中から、鍼灸で外から体調を整えていくと効果があると実感しています。

鍼灸の難しさは、施術される鍼灸師の技術の差により効果が一定でないところです。同じつぼを選択しても鍼の打ち方、灸の刺激の仕方などによって、良い刺激になったり、反対にマイナスの刺激になったりするからです。

鍼灸の効果は確かに有ります。良い先生との巡り合わせも治療の一つです。評判の良い先生を見つけることがよいでしょう。

これから鍼灸についても少しずつ紹介していきますね。

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望まれて生まれた子供は何パーセント?」

講座の続きです。

お話は東京有明医療大学の千葉喜久也准教授でした。
はじめに「赤ちゃんポスト」が映し出され、「これは良いことですか?悪いことですか?」と問われました。

「望まれて生まれてきた子供は何パーセント?」と問われましたが其の答え「36%」には愕然としました。
64%の子供が望まれない出生だったのです。衝撃的な数字で驚きでした。

毎日店頭で「赤ちゃんが欲しい」との相談で会話も希望をもって接していたため、私の心の中の答えは80%の赤ちゃんは望まれて生まれてきたと思っていました。しかし現実は「36%が望まれた出産であとは親から望まれて生まれてきた子供ではない」(1999年11月NHKの調査)。

親自身が子供を受け入れることができないことが虐待の要因にもなっているようですし、其の親の「親育ち」を支援しなければならないとも話されていました。

「赤ちゃんポスト」に置いておかれたY君。Y君始め「赤ちゃんポスト」で命を救われている子供がいる現実に心が痛みました。

児童相談所でお仕事をされてきた千葉先生のお話は迫力があり、我々に問われる言葉には大きな意味があり問題山積の社会構造、福祉行政の問題など知らない部分での問題提起に深く考えさせられました。

毎日、目の前に張り出された多くの赤ちゃんの写真を見ながら、当店に来られ赤ちゃんを授かった皆さんは大事に子育てしているだろうな~と思いながら、皆さんのところにきた赤ちゃんは幸せ!と思っています。

ママやパパからは「来てくれてありがとう!」と。きた赤ちゃんは「生んでくれてありがとう!」私にはそんな会話が浮かんできます。

皆さんに会えて、幸せ家族のお手伝いができ、私も「ありがとう」と「「赤ちゃんポスト」の映像を見ながら感謝していました。

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「流産はどうして起こるのか、どうして繰り返すのか」杉浦真弓先生講演から

不妊カウンセリング講座の続きです。
やっと妊娠成立しても予期せぬ流産で心も体も傷つくケースはよく見られます。
何度も繰り返す流産に、御自分を責めたり、ショックで避妊してしまう方も見られます。
「不育症」では?と不安にかられ、不育症専門クリニックに行かれる方もいられます。
今回、名古屋市立大学大学院医学研究科、産科婦人科学教授の杉浦真弓教授の講演を聞く事ができましたので、内容を簡単にお知らせします。
先生のご専門は、「習慣流産、不育症、生殖遺伝、生殖免疫」の分野です。
不育症の定義:繰り返す流死産によって生児を得られない状態
習慣流産の定義:3回以上連続する流産
我が国では妊娠された方の15%が流産され、その中で習慣流産は0.9%。不育症は4.2%の頻度で、その原因は抗リン脂質抗体が10%、子宮奇形が3.2%との数字を示されていました。
抗リン脂質抗体にはアスピリン・ヘパリン療法が定着し、子宮奇形は手術をしなくても78%の出産率(累積)だそうです。
内分泌異常は12%あり、其の中には多嚢胞性卵巣症候群が含まれている。
よく遭遇する胎児染色体数的異常は散発流産の約70%に見られ、不育症患者にも約51%、不育症の重要な原因にあげられるとのことでした。
原因不明の流産ではなんら薬物投与せずに流産2回した方は76%、3回で70%、4回79%、5回50%が生児獲得(出産)している。すなわち次回成功率は85%と高いと話されていました。従って3回流産したから100%次も流産するとは限らないということです。
流産を繰り返しても出産の可能性は高く、精神的なカウンセリングが必要とも。
先生の研究も生殖遺伝、生殖免疫とより専門に進むでしょうが、「加齢とともに不妊症不育症が増加」することも若い世代に警鐘されていました。
不育症に悩む皆さんに勇気と元気が届けられたらうれしいです。

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「世界の潮流:40歳超の不妊女性への対応をめぐって」荒木重雄先生の講演から Part2

<我が国における現況>
*日本産婦人科学会では提供卵や提供胚を用いたARTは認めていない
*卵の提供を否定する法律は存在しない
*提供卵を用いたARTを実施したとしても決して法律にそむくことではない。
 (生殖医療学会のガイドラインに沿うことではないが)
<以上を踏まえ荒木重雄先生の結語>
世界のスタンダードに沿っているのか。
倫理的な面の問題はないのか。
不妊カップルの自律的決定を尊重しているのか
現行の法律にそむいていないのか
多様な面から慎重に考慮して考えることが必要。
その上に立って提供卵の適応の多様性(高齢の女性、低卵巣反応、早発閉経、反復着床障害など)も考慮し、不妊に悩む高齢女性の提供卵を用いたARTを支援すべき。
と結語されています。
当店にも提供卵を求めてアメリカに行っている方もおります。
野田代議士も提供卵を求め渡米し高齢出産をされています。
高齢妊娠・出産を望む方が増加している中で、挙児を希望されている方に法的なことも含めて、支援が進んでいくことは私たちの望んでいることです。
たとえ高齢でも挙児を願う方には、精神的にも金銭的にも負担が軽く望みが叶えられる事を応援したいと思います。

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「世界の潮流:40歳超の不妊女性への対応をめぐって」荒木重雄先生の講演から Part1

先日不妊カウンセラー講座の研修会に参加しました。
いつも「生殖医療の新しい情報を得る」という目的を持っていきますが今回も新たな情報を得て元気をもらい帰ってきました。

荒木重雄先生のお話の中でお伝えしたいことを以下に紹介します

<ARTの簡単な情報と高齢についての情報>
1)2009年のデーターですがART(高度生殖医療)で治療を受けられた総治療周期数は161980周期で、そのうち胚移植周期数は105842周期、妊娠が成立(胎のう確認)は29156周期、生産分娩に至ったのは17644周期でARTを受けた方の1割しか出産していない。

2)年齢別にみたARTの治療成績からは20代では28%前後、30代後半からは顕著に低下しはじめ、40代では10%未満と厳しい数字になっています。

3)加齢に伴う流産率の変化では、20代から30代では10%を下回っていますが、40代前半では24%、後半36.6%と上昇しています。

4)また、先天異常の発生率もARTでは高くなってきています。

<世界では>

1)アメリカでは高齢の方への対応
アメリカでは提供卵・提供胚による妊娠を望む方に対しては疾病管理センター(CDC)が情報を提供している。
其の情報のいくつか紹介します。

*高年齢の女性において提供卵を用いることが多く、48歳を超える方には90%に提供卵が用いている。
*受精卵が着床する能力は卵を提供した女性の年齢に依存し、年齢の上昇とともに低下してくる。
*提供卵を用いての単胎分娩は未熟児、低出生体重児出産、障害児、新生児死亡などのリスクが少ない。

2)ヨーロッパでは
ヨーロッパ生殖医学会の報告では2/3の国で提供卵によるARTが容認されている。
其の中にはベルギー、チェコスロバキア、フィンランド、フランス、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデンなどが
含まれている。

Part2に続く

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「出生前診断」受けるべきかに答なし

先日TVの「生まれる」をみました。お客様から「ぜひ観て!」と言われていたのでした。

お話は「高齢(51歳)の方の妊娠」にまつわるいろいろな問題を人間関係を通して考えさせられる番組のようで次回にも期待が持てそうです。

ちょうど「出生前診断」のお話で、情報がきちんと出されていたので感心してみました。
(監修されているDRはどなたなのかと興味をいだきましたが。)

当店にも何人かの妊婦さんに相談されたことがあります。いずれも38歳~47歳といわば高齢な方でした。
みなさん家族の方、職場の方からの忠告で「受けてみよう!」と思ったようです。

「受けて結果が悪ければどうしますか?」との問いに、
1、「産みます」…結果がどうあれ産みます。事前に解れば覚悟して産み育てます。
2、「あきらめます」…障害をもって生まれてくる子を一生面倒みられるわけでもないし、育てるのに自信が持てない。
3「まだ悩んでいます」…命の選別になるので、揺れ動いています。

心情がよくわかります。私が同じ立場に立ったら同じように考え悩むでしょう。
答えは解りませんね。

ちなみに当店に来られた方が「出生前診断」を受け、異常が出た方は幸いにもいません。
高齢の皆さんも丈夫で元気な赤ちゃんを産み育てています。

「漢方薬を飲んでいる方には異常児が少ない」…中国研修で聞いたお話がいつも頭をよぎります。

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高齢妊娠と漢方…③春を待ち続ける54歳

先日からTBS系のドラマ「生まれる」が始まっていますね。
私もお客様から「良い番組ですよ」と推薦され見始めました。
前回は「出生前診断」のお話しが出ていました。
ドラマの中では「高齢で51歳の妊婦さん」を巡って、いろいろな人間関係が生まれていましたね。

Yさんは当店で赤ちゃんが欲しいと御相談されている中では最高齢です。
48歳の時から「子供が欲しい」と考え始め、現在は渡米して卵を供給してもらっています。
2年くらい米国と日本を行ききしています。
二度は妊娠されたのですがなかなか育ってくれず、そのたびにいろいろな事(医療制度の矛盾点)が浮かびあがってきて、何度か悔しい想いを経験されてきました。

今また、新しい卵を迎えようと体の準備をしているところです。
何度も渡米していては、金銭的にも体力的にも辛いものがあります。
早く、納得いく状況が生まれることをみんなで祈っています。

頑張ってYさん。

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頑張っているHさんからの花カゴに感激

8日は母の日。巷にはカーネーションが溢れています。
今年の母の日は東日本の大震災があっただけに、なんとなく心沈む暗い感じで迎えようとしていました。

そん中、Hさんから華やかな御花が届きました。お店の中は連休明けでごった返していましたが、御花が届くとホットな気分に。お店の中も和らいできました。
感謝の言葉が添えられています。

Hさんとは7年ぐらいのお付き合いです。
当初40歳前半でした。
不妊クリニックに通って一生懸命でした。
なかなか授からず、たくさんの刺激を受け、とうとう「卵巣には卵がない!」と言われ、悲しくなって当店を訪れてくれました。
2年間漢方を服用後、卵胞が育ってきて自然に近いIVFを再開。
一度は妊娠されましたが、最後まで進めずとっても残念な思いをされてきました。
そして今も、赤ちゃんが来ることを願って頑張っています。
いつの日か、我が子から「母の日のプレゼント」が届きますよう、私も祈っています。

頑張ってHさん!花カゴに希望を託します!

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自然の恵みに感謝…5月の食養生

5月のさわやかな風が心地よく感じる季節になりました。
春と言えば2月の立春からを指しますね。節分が終わればもう春の訪れです。
でもまだまだ寒い日が続き、「名のみの春」ですね。

弥生3月。春を待ちわびていた心にあの東日本大震災の楔が入りました。
学生時代、上野⇔美幌(北海道)間を何往復もしました。
盛岡、仙台、いわき市ににも足を止めました。美しい東北の街並みが一変してしまった事に驚き、被災された方の皆様のことを思うと心が痛みます。

お客様の中にも福島、岩手、仙台、秋田、青森にお住まいの方がたくさんいられます。名簿を確認しただけでも70名を超えています。皆様のご無事を祈る日々です。
4月は被災地にも桜が咲きどんなお気持ちで診ていられるかと思うと、京都の桜を愛でる心も暗くなります。

そんな中、5月は春の行事、山菜取りに出かけます。今年は朝夕が冷え込んでいたため、宇治茶の新芽が霜にやられているかのようで、
あでやかな薄黄緑の葉が見えず、新茶は大丈夫かな?と心配してしまいます。
でも自然の恵み(蕨、タラの芽、ウド、三つ葉、セリなど)を与えてくださり、鶯の声を聞きながら至福の春を過せそうです。

春は陽気が盛んになり、木々の芽が吹き出し、生き物もホルモン分泌も旺盛になる時期です。
私たちの体も自然界と同じで気血のめぐりがよくなり、気(元気、精神的な気分)が外に向かうのです。
外に向かう「気」を伸ばしてあげないと「病気」になるのです。発散したい気分、気血のめぐりを良くするものは「補」になるのですがそれを妨げる物は「瀉」になり体に良くないのです。
子供もそうですね。元気な子は外に出して発散させずに閉じ込めてしまうと沈んでしまいますね。
食べ物も発散するもの、香りの有るものが良いのです。蕨、タラの芽、ウド、三つ葉、セリ、ヨモギなどは香りもよく少し苦味も有り春の食材としては最良のものです。

自然とともに生きる人間としては、季節のものをいただく(旬のものをいただく)自然は最高の倉庫です。
私は春が好きです。春を十分満喫することが1年元気で過ごす基になっているのです。
連休は春の木々の息吹を感じて「自然の恵みに感謝」しながらのんびり過ごします。

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