サミット発表 再リポート No2

2番目は王愛延先生の講義で湯淑蘭先生発表の【「傳青主女科・調経に用いる方薬の特徴の解析】を話されました

一昨年の中国研修に行った折、山東省から山西省の“太原市”にたちより、「傳青主」の博物館を見学してきましたので、とても懐かしく親しみを持ちながら、婦人科の大家である「傳青主」のお話を聞かせてもらいました。

傳青主」は明~清代にかけての有名な婦人科の医師。婦人科の書物には必ず出てくる明医です。

婦人科治療として「調経・不妊の対応する特徴」を話して頂きました。

古典から現代にも繋がる対応に勉強になりました。

3番目は劉伶先生の講義で、山東省の連方先生発表の【度重なる胚移植失敗における中医薬の応用】を日本で応用していく技を話されました。

度重なる胚移植失敗…反復着床失敗(RIF)ですね。

此れも大きな問題ですね。4回も5回も胚移植失敗されるお客様には解決策があるなら助けて、と言われるくらい辛いものです。

★定義としては

・IVF周期に何回も胚移殖されても臨床妊娠まで到らない事を指す。

・尿あるいは血中HCGが陰性

・血中HCGが陽性を示すが、超音波検査(エコー)では胎嚢の確認が出来ない

★原因としては

・卵子と精子の細胞の質、胚の質の問題

・筋腫、卵管水腫など

・免疫素因

・神経素因  等が挙げられていました。

★治療としては

・原因によって治療対策がちがってきますね。

RIF,は私達もお客様と悪戦苦闘していますし、ARTの医療機関も最近は着床障害、ERA検査、子宮内フローラ菌の検査、Th1/Th2の対策をされていますし、徐々に解決の方向に向かっているような気がします。

No3に続く

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