サミット発表 再リポート No3

2日目

今回のメイン講演です。

【着床に関する興味深い症例から学ぶこと】

医療法人財団 足立病院生殖内分泌医療センター センター長 中山貴弘先生です。

中山先生は私達の不妊症講座にお越しいただくのは3回目。

東京…2回 札幌…1回

いつもお忙しい中、ご講演を心地よく快諾してくださり、先生のお人柄に参加者の中にもフアンがおられるほどです。

今回は日ごろの臨床の場から、我々に教えて下さる事になりました。

少し紹介します

★症例〈頸管妊娠…9000人に1人と言われるくらい珍しい症例〉

 ここから学ぶもの。

★症例(ART時に頸管妊娠された事例…足立病院不妊外来で妊娠された過去10年間の13000人の中で6名がおられようです)

ここから学ぶもの。

 ET後の安静は必要か?(私達もよく聞かれます)

→「安静は不要であり、安静にすると逆に妊娠率は低下する」驚きでした。

★症例(RIFの例、D3胚盤胞移殖で成功した事例…インプランテーション ウインドWOIのお話)

ここから学ぶもの

「充分なエストロゲンが分泌した後、プロゲステロンの開始がインプランテーション ウインドの時計をスタートさせる」つまりプロゲステロンの開始(分泌起点)が大事。

★症例(RIFでERA検査の結果をもとにD7胚盤胞移殖を行い妊娠に成功した事例)

ここから学ぶもの

ERA検査の有用性、今後は解凍胚移殖に必須の検査になりうる

★症例(慢性子宮内膜炎による着床障害の事例)

ここから学ぶもの

EMMA, ALCE之検査をして、対処し自然妊娠に至った。

子宮内腔は実は無菌ではなくラクトパチルスが常在菌であり、妊娠成率、維時に必要で有る。

簡単に報告しましたが、事例を通じて、多くの事を学んだ有意義な御講演でした。

「これまでの中で一番多忙な年になりそうです」と仰っていた先生が、ご講演を引きうけて下さり臨床現場の最新情報を疲労してくださったのには、感謝で一杯でした。

午後はまたいっぱいのスケジュールです。

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