あれから3年

36歳Nさん。2000年のミレニアムに結婚し、7年が経ちます。

3年前に1人子供を出産してから体調が思わしくなく、最近は眠りが浅く、すぐに眼も疲れるようになり、左の肩こりも酷く、体が重たく感じる毎日を過ごしていました。

計画では、2歳離れてもう1人子供を望むつもりでしたが、人生計画通りには行かず、だんだんと年齢と共に、体力も衰えてきたように感じていました。月経に関して言えば、月経血量が少なくなってきて、排卵期のおりものも少なくなってきたように感じられました。

現在はイギリスに在住しているNさんですが、「体質改善」で思いつくのは「漢方」でしたので、日本の信用できそうな漢方の先生をネットで検索し、当店に辿りつかれたのです。

Nさんの改善には、まず体調不良の部分から調整することが大切です。「眠りが浅い」「眼の疲れ」「左肩こり」などの症状は、「腎虚」「お血」がある証拠です。それらを改善するために「血府逐お丸」「水快宝」「杞菊地黄丸」「参馬補腎丸」などを組み合わせて、周期ごとに調整していきました。

漢方を始めたのは昨年の11月。Nさんの自覚としては、あまり劇的に変化することはなかったようですが、徐々に身体の内部は漢方により改善がなされていたのでしょう。今年に入って、遠いイギリスにコウノトリが舞い降りたと言う知らせが届きました。

春の風に乗って、幸せが運ばれてきたようです。私達もその幸せを感じながら、ご出産までもう少し手助けを続けていきます。今のところ、何も問題なく小さな命は鼓動を続けているようですので、このまま何もなく出産されることでしょう。

お兄ちゃんになる予定のお子様には、もうその鼓動が聞こえているのでしょうか。ママのお腹に耳を当て、「お兄ちゃんだよ!」って話をしているようです。妹か弟になる小さな命には、お兄ちゃんの声は聞こえているはずです。とても微笑ましい光景に私達も心あたたまりとても嬉しく感じています。