少し短くなった道のり

6月に紹介した34歳のYさん。

ホルモン治療により卵巣が腫れ上がり、右の卵巣より出血してから精神的に不安定になり、神経内科の薬漬け。

今年初めに当店に来てから、今までやってきた悪い生活習慣の改善、意識改革により、6月にやっと197日目の生理を迎えてから73日が経った先週、やっとまた生理が来ました。

通常なら「生理が来ること」は当たり前のこと。しかし、Yさんにとっては「傷ついた心」を修復させないと生理が来ないのです。

一度6月に修復されかけた「心」は7月にまた不安定になり、体温もガタガタ。また腰からお尻にかけてのゾクゾク感、下腹部の痛みに襲われ、眠りの浅い毎日が続きました。

8月に入って、少し「心」が安定しだし、その頃より、ガタガタの低温期が安定し、その後高温期が出来ました。そして先週、生理に。

まだまだ73日目の生理ですので、安定したとはいえませんが、前回の197日目に比べると、明らかに回復の兆しが見られます。

今は、周期療法を離れ、全身症状の改善のための漢方薬と、週に1回の鍼灸治療にて少しずつ「心の傷」を治しています。

「長い道のり」が少し短くなって来たような気がします。