コウノトリに会ってきました

昨日は研究会グループで兵庫県豊岡市にある<コウノトリの郷公園>に行く機会を得ました。

http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/

<コウノトリ>は幸せを呼ぶ鳥として知られ、特に<赤ちゃんを運んでくる>という言い伝えがありますが、元々はドイツ伝わる伝説から始まったようです。

しかし年々生息数が減少し、一時は日本の野生種は絶滅したのですが、昭和40年からの人工飼育によって復活し現在は100羽を超えるまでになり、自然への放鳥も行われています。当日は飼育場所にある田んぼのエサを啄ばむコウノトリや小雨の中をはばたくコウノトリ見られました。この近隣の農家では、農薬の使用を制限し、ドジョウやフナなどが住む田んぼつくりが行われています。

失われつつある自然と動植物は無数にあり、一旦失われると簡単には再生しないもので、その点コウノトリは『幸せを運ぶ』 『幸せ者』かもしれませんね。 

コウノトリの人工巣搭の上はこんなのです

セミナーご参加、ありがとうございました

先日、10日に開催しました<不妊症を克服するセミナー・妊娠力を育む>には多数ご参加いただき、ありがとうございました。おかげさまで会場はほぼ満員になり、また講演の内容もすばらしいもので、私どもスタッフにとっても勉強になりました。

最初にご講演いただきました<足立病院・中山先生>のお話は、生殖医療の技術は年々高度になっていますが、その中でも体外受精や顕微授精などの生殖補助医療における妊娠成功率は、三つの要素

<個人の妊娠能力> <胚培養技術> <医師の技量>

が一定レベル必要であり、このいずれかが低いと妊娠率は低くなるとのことでした。そして

<漢方や鍼灸> <運動> <ストレス解消>

なども妊娠率を高める要因となるとのことでした。

また、続いて中医学の立場から<劉怜先生>のお話では、正しい生理周期が妊娠力の基礎となり、その周期ごとにベストな状態をつくる周期療法の考え方、またそのために必要な

<肝腎の働きを高める>ことが妊娠力を高めることになる

というお話でした。さらに、妊娠に最も必要な生薬が<当帰>であり、その当帰がたくさん含まれる<婦宝当帰膠>が優れたお薬であることも説明いただきました。

その後の質問コーナーでは、たくさんのご質問に対し、先生方が丁寧に回答いただき、皆様もしっかりメモをされているという真剣さを実感しました。

ご参加いただきました皆様にとって、大変有意義なセミナーであったと思います。当店も今回学んだことを生かし、実践してまいりたいと思います。