アルコールと不妊

京都はお酒の産地でも有名です。

特に京都伏見には有名な銘柄(月桂冠、黄桜、神聖などなど)が目白押しです。
昨日は「酒造開き」で伏見まで行ってきました。(もちろん運転手は一口も飲めません)
しぼり器から出てくる、出来立ての日本酒をたくさんの方々が美味しそうに飲んでいました。

また昨日は「成人式」。今年も式典会場で暴れて逮捕された新成人が居られたようですが、お酒はおいしく嗜むなら「百薬の長」として歓迎されるでしょう。しかし、お酒が入って周りの方の迷惑になるような飲み方では「百薬の毒」になってしまいますね。酔うことで脳の神経を麻痺させ思考が正常に働かなくり感情的になって取り返しの付かない状態を招いてしまっては「諸悪の元」になってしまいますね。

「適度な飲酒」の目安は、個人差がありますが1日アルコール20g。ビールなら中ビン1本。日本酒なら1合程度といわれています。

「赤ちゃんが欲しい」とご来店される方のなかで、お酒を毎晩服用されている方、週一回飲み会で酩酊される方、急性アルコール症を起こされる方など意外と多く見られます。
そして質問も「お酒飲んでいても大丈夫でしょうか?」が多いですね。

赤ちゃんが欲しいとお思いでしたら、やはり少しセーブされた方が良いですね。特に排卵以降は妊娠の可能性があるなら禁酒すべきですね。
月経期、卵胞期などは時には楽しく嗜む程度なら良いのですが、排卵期、高温期は禁酒された方が良いでしょう。

妊娠されたらもうお酒とは「縁切り」してください。

不妊とは直接関係はありませんが、依存症の予防、肝臓への負担も考え自粛するようお話しています。

海外からのお客様 4

ご主人とにこやかに来店してくれたのはジャマイカ在住のYさん。

ご主人はもちろんジャマイカの方です。片言の日本語で「こんにちは!」 身長180cmはありそうなジャンボな体格で、圧倒されてしまいます。

 

結婚されて2年。まだあかちゃんが授かりません。日本でお仕事を探していられるようですが、このご時勢ですのでなかなか見つかりません。、日本人も、まして外国の方にはもっと厳しい就職難なのでしょう!お仕事が無ければジャマイカに帰られるようです。ジャマイカではタクシーの運転手として(主に観光ガイド)仕事をされるそうです。

Yさんは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で関西でも有名な生殖医療センターに通院しながら、漢方薬を服用しています。

当店にも最近は多嚢胞性卵巣症候群の方が増えてきました。女性ホルモンと男性ホルモンのバランスがとれず卵巣の中で卵胞が大きくならないのが特徴ですが、漢方薬で体質を変えることにより、排卵がスムースに行なわれ妊娠される方も少なくありません。

仲の良いご夫婦に、早くコウノトリがあかちゃんを運んでくれたら良いのにと思いながら、ご主人の帰り際の「さようなら」の爽やかな言葉に、思わず「頑張ってね」と応えていました。

 

外国で活躍している日本人女性って多いですね。みんな幸せになって欲しいですね!

海外からのお客様 3

エジプトで活躍しているTさんも一時帰国されました。

Tさんはあかちゃんが欲しいのですが子宮内膜症や卵管の炎症があり、総合病院で検査をされ経過を追っています。

漢方薬代は1万円までがご希望でしたが、でもなかなか1万円までのお薬ではTさんに合う処方ができません。お聞きするとエジプトでは1ヶ月のお給料は2000円で食費は200円くらいで生活できるとのこと、日本では考えられない事情に驚きながら、1万円のお薬代はとても厳しいことがわかりました。お国によって生活水準がちがうのは当たり前ですが、1万円の漢方薬代を頂くのにとっても心が痛みました。

飛行機代、漢方薬代、多額の費用をかけて帰国するTさん。本当に良く頑張っています。

早くよくなって願いが叶うといいですね!

海外からのお客様 2

先日はワルシャワ(ポーランド)から里帰りされる途中に当店に来てくださったYさん。

相談が終わると、飛行機を乗り継いで関空から実家に帰られました。日本に滞在する少ない日数の貴重な時間を使い相談にこられると、シッカリ相談して、何らかの解決策を見出せないと申し訳ない気持ちでお話をさせていただきました。

Yさんは10年もワルシャワに住んでいられるとか。日本とは違う医療事情で、なかなか検査もスムースに行かず、お薬も勝手が違うようです。日本滞在中に医療機関で検査をしようと思っても、保険に加入していないため自費になり、負担も大きく思うように検査も出来ないと話されます。

本当に大変ですね!

「ワルシャワは北海道の気候に似ているので住み易いです」とにこやかに話されていました。時間があれば行ってみたいですね。