子宮内膜増殖症と漢方薬

Kさん35歳は結婚して5年。なかなか子供が授かりません。そのうち授かるだろうと思うのと、病院でのホルモン治療に抵抗があって行かずに当店にこられました。
基礎体温がとても乱れています。一応2相性にはなっていますが、低温期よりも高温期の方が波状がきつく乱れています。卵管の通過性も確認した方が良いと思い、婦人科受診を勧め卵管造影をしていただきました。その時卵管の入り口が若干狭くなっていて精子が通過しにくい状況である事、子宮内膜が15mmと厚いことがわかりました。ホルモンも黄体ホルモンが少なく、卵胞ホルモンが高めであることから「子宮内膜増殖症」と診断されました。

「子宮内膜増殖症」は卵胞の成長と共にエストゲンの分泌が増加し、それにつれて子宮内膜が増殖していき厚くなっていきます。その時エストロゲンの感度が良すぎると増殖が過度になり子宮内膜が異常に分厚くなってしまいます。この状況が「子宮内膜増殖症」と言われます。
細胞に異型が認められるかどうかで治療方法が変わってきます。

Kさんは挙児希望でしたので、「しばらくは自然経過を見て行きましょう」と言われ、不安ながらも「自然で!」との言葉にホッとして漢方薬で様子を見ていこうと決心されました。
Kさんは体質から「気滞・お血、腎陽虚」とみられ、周期調節法で周期にあわせてお薬を服用していただきました。婦宝当帰膠、参茸補血丸、逍遥丸、白花蛇舌草、爽月宝など細かに半年服用して頂きました。基礎体温表(BBT)の綺麗になって高温も安定維持された矢先、妊娠が判明しました。
Drも「よう妊娠したな~!」と言われ「とてもうれしかった。」と話してくれました。癌化してもおかしくない細胞でしたので、早く妊娠されて良かったです。
その赤ちゃん(Nちゃん)も大きくなり、しっかりお母さんのお手伝いが出来るほどに成長しています。

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毎年100名以上の方が妊娠、出産されています!
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POF(卵巣早衰)と言われたのに「卵胞が出来た」

本日北陸の方からご来店くださるFさんから、「雪のため列車が立ち往生して予約の時間までには行かれません」と連絡が入りました。この1週間は東北、北陸の日本海側は大雪のため日常生活に支障が出ているほど、記録的な積雪を毎日TVでみていましたが、身近なことで改めて大変さを認識しました。
Fさんは「POF(卵巣早衰)」と診断され、自然でも、お薬でも、あかちゃんを授かるのは至難の業と言われて、大変悩まれての相談でした。治療には長い期間の服用を覚悟してもらい、漢方薬での身体つくりをスタートさせました。「とにかく根気よく続けましょう!」と。
およそ2ヶ月服用して月経が来ました。基礎体温表(BBT)には排卵の体温変化が見えます(素晴らしいです)。次の周期、卵胞期に受診してみると「卵胞が出来ているよ」とのDrの言葉にわが耳を疑うほどでした。排卵間際には「タイミングを取ってください」と言われ、心の高ぶりは大変なものでした。「妊娠は諦めたほうが良い」とまでいわれたのに、今、妊娠への道が開かれたのです。その嬉しさ、感動を是非伝えたいので列車にのり宇治までこられようとしたのです。しかし雪に阻まれ来店は諦めましたが、Fさんの熱い思いは充分伝わってきました。卵が育つ身体になってきたのです。この状態を維持しながら、コウノトリが舞い降りてくる機会を掴んでいきましょう!POFでも、きっとあかちゃんが授かりますよ!諦めないで取り組んでいきましょう!

FSHが高いのに妊娠・出産の奇跡!

39歳のKさんはFSHが高くて月経が来ないと相談に来られました。お聞きすると30代中頃に子宮内膜症の手術を受け、その後低用量ピルを服用していたそうです。お医者様より早く結婚して子供を産まないと再発しますよ!と言われていましたが、なかなか伴侶が決まらず、つい1年前に結婚され、早く自然妊娠をと希望していましたがなかなか授からず、思い切って不妊クリニックを受診しました。血液検査でFSHの値が97もあり、「更年期ですよ」と言われ、ご夫妻でショックをうけられ、漢方薬で何とかFSHを下げて妊娠したいと来店されました。基礎体温表(BBT)はもちろん高温で一相性。漢方用語では「陰虚火旺」の状態です。病院からはプレマリンが投与されています。

FSHが高いことは卵巣に対しての刺激が強く、卵巣がうまくその刺激に応えられなくなって「瀕死の卵巣」になっていることです。卵巣早衰(POF)にもなります。何とか卵巣の働きを助けてあげなければなりません。

漢方では「陰血を補う治療」が主になります。
Kさんに治療期間が長くなることを了解してもらい、漢方薬だけでは不十分なので西洋薬も併用してもらうこともお勧めしました。いわば東洋、西洋医学の合作です。プレマリンと漢方薬薬を併用して97→74まで下がりましたが、一度月経を起こしましょうとルトラールを服用し月経を起こしました。FSHは60くらいに下がり、やはりプレマリンと漢方薬で卵巣の働きを復活させていきました。しかし、なかなか卵巣はご機嫌を取り直してくれません。また、ルトラールを服用して月経を起こし、次周期にかけました。
この時点でFSHは56。「漢方薬のみでしばらくやってみたい」との本人の希望で漢方薬のみにしました。それから2ヵ月後Kさんは「先生妊娠したんです!」と嬉しそうに報告してくれました。
Kさんも主治医も私も驚きました。なんとFSHが下がってE2が上昇し卵が育って、しかも妊娠に至ったのです。まったく奇跡です。
それからKさんは「漢方薬で授かった命ですからずっと服用します」と妊娠期間中も漢方薬を服用し、38週で無事元気な女児を出産されました。素晴らしいです!
とても丈夫な子で、お肌ツルツルです。これで賢い子に育ったら申し分ないですね。

中西医結合の情報交換会(症例検討会)その2

症例検討会では、不妊治療が長期に渡り、なかなか授からないOさんの例、長い不妊治療歴でも、なかなか卵胞が育ってきません。なんとか質の良い卵が出来てくれたらと、漢方薬を出すたびに願うのですが。
今年は一度でも採卵が出来る卵を育てたいと「卵胞の発育」の問題を話合いました。

また、黄体ホルモンが少ないHさん。胃腸機能が弱いのが問題です。
何とか胃腸を丈夫にし「ETを成功させないと」と。これは体質改善の範疇で漢方薬の出番です。胃腸機能を高め黄体ホルモン分泌を高めなくては高温が維持できないのです。Hさんのお手紙には「温かくなる4月には胚移植(ET)したいと思います」と書かれています。N先生は「Hさんの胚はとてもよいですよ!」と言われます。Hさんの想いが叶うよう漢方薬でET前の周期調整をして何とか成功に導けたらと意も新たにしました。

また「着床」に関する質問もたくさん出され、「着床の窓」時の子宮内膜の神秘的な状況も話し合われました。動物レベルでの実験はいろいろできても、人間での実験の難しさがあり、研究自体がそれ以上踏み込めないところまできているようです。「生命の神秘」はどこまで解明が進むのでしょうか。

いろいろなことを考えさせられる検討会ですが、私たちに出来ることから精一杯取り組んで、妊娠しやすい体質をつくり、一人でも多くの方々にコウノトリが舞い降りるようこれからも中西医結合で頑張ろうと意を決しました。

中西医結合の情報交換会(症例検討会)その1

新年早々今年も中西医結合で妊娠率を高める手助けをしたいとの思いで、「症例検討会」を行いました。
今回で4回目になります。A病院・不妊クリニックで第一線で活躍していられるN先生にお願いしての検討会です。3時間に及ぶ長い時間でしたが、用意した症例が時間切れで残ってしまうほど、内容が豊富で、充実したたくさんの知識を頂きました。
今回の症例では、Bクリニックで4年間不妊治療をされ、その間にIVFに6回挑戦されたTさん(40歳)の例です。結果が出ず、「何とか体調を整えたい」と当店に来られ、半年間、漢方薬で周期調節をしました。その後A病院のN先生にお願いし、漢方薬とARTで無事妊娠しまもなく出産される症例を検討しました。6回したIVF-ETがなぜ成功しなかったのか?基礎体温表(BBT)はどうなっているか?妊娠しにくい体質はどこが問題か?成功した要因はなんだろうか?漢方薬の効果は?など、中医学の立場からは中医師のR先生、西洋医学の立場からはN先生が問題点を出し合い、成功に導いた要因を話し合いました。
漢方薬で体調を整え、胚盤胞にまで育った胚を、ウォーターベットの子宮内膜(いつも薄い子宮内膜でした)に戻しやっと着床、順調に育ってくれました。中西医のコラボが成功し本当に良かったです。
あかちゃん誕生を待ち焦がれているTさんの笑顔が浮かびます。

前回も同じように、中西医コラボで妊娠に成功した症例をみんなで喜び合いましたが、このような症例検討を通して成功例が増えてくることが、私達の願いなのでこのような機会がもてることに幸せを感じ、参加してくださっている両先生にいつも感謝の念を抱いています。

本当に素晴らしい検討会に感謝です。

薬膳料理教室 漢方相談会1月

日は、漢方サロンにて中医師劉伶先生をお迎えしての相談会でした。相談会の前に、毎回好評の薬膳料理教室を開きました。
本日のメニューは、本場中国の水餃子です。
中国ではおなじみのレシピですが、日本でこの味には出会えませんよ!
ニラがたっぷり入って、血流サラサラ・体ポカポカの水餃子です。
もちろん皮も手作りです。モチモチ・プリプリの手作り水餃子をぜひお試しください。

★材料★
●皮
薄力粉・水
●具
豚肩ローススライス・豚バラスライス・ニラ・生姜・醤油・塩・酒・水・サラダ油

①まずは皮から作ります。薄力粉に水を加える。少しずつ加え、鼻の頭程度の固さになるようにします。分量は、薄力粉500gにつき水1リットル程度。粉っぽさがなくなるまでこねる。できたら濡れ布巾をかぶせてねかせる。1時間~半日。長くねかせるとモチモチの皮になります。

②次は具を作ります。スライス肉を細かく刻み、ミンチ状にします。同じくニラもみじん切りにします。分量は肉100gに対しニラ1束程度です。生姜1かけもみじん切りにします。この時肉とニラはまだ混ぜ合わせないようにします。

③肉に水を入れ、練ります。100ml程度加え、様子を見ながら更に水を加えます。今回は肉700gに対し水200ml以上入れました。水を入れ、肉を練っていくと肉がふっくらしてきます。練るときは箸を使い必ず一方方向に練ります。

④練りあがった肉に、醤油少々・酒大さじ2程度・鶏がらスープの素小さじ3~5程度・塩小さじ2~4程度入れます。塩はかなりの分量入れます。

⑤最後にニラと生姜を入れ、ニラの上からサラダ油大さじ2~3をかけてから混ぜ合わせます。※これは野菜から水分が出ないように・香りを閉じ込めるためです。

★お好みで、オイスターソースや干しエビ(戻し汁も)入れると更においしくなります。

中国ではニンニクは入れないそうです。ニラの代わりに白菜でも。その時は白菜は塩もみせず、軽く茹でてから絞って使います。

⑥皮をのばします。台に打ち粉をし、生地を何等分かにしてから棒状にのばしそれを小さくちぎります。麺棒を使って薄くのばします。

⑦のばした生地に具をのせ包みます。
 
劉伶先生の手際の良さにお客様をはじめスタッフもビックリ。生地をのばしたり具を包んだりする手さばきはまるで職人のよう・・・・さすが劉伶先生!

⑧沸騰した湯に餃子を入れ茹でます。その時鍋肌に沿ってお玉を回しお鍋の中で渦を作るようにして茹でます。茹であがりの目安は、餃子の皮と具が離れて皮が膨らんだら出来上がりです。
 

★味がしっかりついているのでそのままでも十分ですが、お好みで酢醤油・ポン酢・ラー油等でどうぞ。
★ニンニクが入っていない分サッパリしていていくらでも食べられそうです。

皮モチモチ・プリプリでとっても美味しかったです。「絶対家でも作る!」とみなさまにも大好評でたくさんおかわりされていました♪

タバコと不妊

最近「赤ちゃんが授からない」と来られる方に喫煙者が多いのには驚きです。若いAさんは29歳。なかなか授かりません。問診でいろいろ尋ねると「1日20本タバコを吸う」といいます。

「タバコの害」はいままでたくさん報道されていますが、吸う方はあまり気になっていないようです。
私は「タバコは止めてください」と必ず言うことにしています。
喫煙は心筋梗塞や脳卒中など循環器系疾患や癌、消化器系の疾患の発生率を高めます。
特に呼吸器疾患では、肺がんで死亡する危険性は喫煙しない人の4,5倍。口頭癌では32,5倍。口腔・咽頭癌では3倍と報告されています。呼吸器では癌にならなくても「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」にかかりやすいといわれています。死亡率も年々増加傾向にあり2020年には疾患死亡順位が4位になると推定されています。そのCOPDの発症要因の90%が喫煙が原因であるということが発表されました。

不妊とのかかわりでは、喫煙によるエストロゲンの減少、流産、死産、低出生体重児、あるいは子宮外妊娠などの合併症がいわれています。これらから閉経が早くなり若くしておばあさんになることもあります。卵胞も減少し妊娠しにくくなります。

これからお母さんになることを希望している方は、生殖能力の低下という事実を認識して、健康上リスクを再考すべきと思います。

Aさんは意を強くして禁煙され、クリーンになったAさんのもとにコウノトリが舞い降り、念願のわが子を抱くことが出来ました。

喫煙されている皆さん、コウノトリが舞い降りるよう、禁煙しましょうね!

アルコールと不妊

京都はお酒の産地でも有名です。

特に京都伏見には有名な銘柄(月桂冠、黄桜、神聖などなど)が目白押しです。
昨日は「酒造開き」で伏見まで行ってきました。(もちろん運転手は一口も飲めません)
しぼり器から出てくる、出来立ての日本酒をたくさんの方々が美味しそうに飲んでいました。

また昨日は「成人式」。今年も式典会場で暴れて逮捕された新成人が居られたようですが、お酒はおいしく嗜むなら「百薬の長」として歓迎されるでしょう。しかし、お酒が入って周りの方の迷惑になるような飲み方では「百薬の毒」になってしまいますね。酔うことで脳の神経を麻痺させ思考が正常に働かなくり感情的になって取り返しの付かない状態を招いてしまっては「諸悪の元」になってしまいますね。

「適度な飲酒」の目安は、個人差がありますが1日アルコール20g。ビールなら中ビン1本。日本酒なら1合程度といわれています。

「赤ちゃんが欲しい」とご来店される方のなかで、お酒を毎晩服用されている方、週一回飲み会で酩酊される方、急性アルコール症を起こされる方など意外と多く見られます。
そして質問も「お酒飲んでいても大丈夫でしょうか?」が多いですね。

赤ちゃんが欲しいとお思いでしたら、やはり少しセーブされた方が良いですね。特に排卵以降は妊娠の可能性があるなら禁酒すべきですね。
月経期、卵胞期などは時には楽しく嗜む程度なら良いのですが、排卵期、高温期は禁酒された方が良いでしょう。

妊娠されたらもうお酒とは「縁切り」してください。

不妊とは直接関係はありませんが、依存症の予防、肝臓への負担も考え自粛するようお話しています。

冷えと漢方養生 漢方相談会11月@古村漢方サロン

本日は漢方サロンにて中医師・劉怜先生同席の相談会でした。
相談会の前に、「冷えと漢方養生」というテーマで講義を聴いていただきました。

これから冬に向けて寒くなってきますので、特に女性の皆様には興味深いテーマですよね。

講義を聴くお客様も、非常に熱心にメモを取っていら っしゃいました。

★冷え症とは?病気との関係
★冷え症の原因・・・低体温、低血圧、環境影響、薬の影響
★冷え症と生活習慣・・・食事習慣、ファッション習慣

中国では、女性が生理中にサンダルを履いたり素足でいることはタブーとされているそうです。
夏でもですよ!みなさんビックリされていました。

★冷え症のタイプ

①ブルブルタイプ
②ガリガリタイプ
③フラフラタイプ
④イライラタイプ

★冷え症の改善方法

ここでも先生は中国と日本との違いを指摘されました。
やはり、生理中は特に冷やさないようにしなければならないとのことでした。
中国では、みんなが生理中の家族に合わせた食事をとるそうです。
夏でも毎日温かいスープを飲むんですって!
また、漢方薬も専門家に正しく処方してもらわないとかえって逆効果になることもあり、
注意が必要です。

★漢方で冷え症を改善

様々な漢方薬がありますが、特にオススメは女性に欠かせない当帰がたくさん
配合された、「婦宝当帰膠」です。
冷えのファーストチョイスですよ。
こちら、実は男性にも効果的なんです。お酒を飲む方に使われることもあります。
何と、原液を顔のマッサージに使うと良いそうです。
これにはみなさんビックリされていました。
ちなみに「婦宝当帰膠」は、一日3~4mlで、リンゴ半分程のカロリーです。
かなり甘いのでカロリーが気になりますが、これで太ることはなさそうですね

★冷え症を改善する食養生

お茶でも、緑色のお茶(緑茶や抹茶)は身体を冷やします。
紅茶は発酵させてあるため、身体を温めます。
紅茶に生姜を混ぜてジンジャーティーにして飲むと、とても身体が温まりオススメですよ!
身体を冷やす食べ物でも、生姜やニンニク・ネギ等身体を温める食品と一緒に摂ると
いいそうです。

★冷え症を改善するツボ
★冷え症を改善する運動方法

足を運んでくださいましたお客様、ありがとうございました。
今年の冬は冷え知らずで過ごせますように!

不妊治療、52歳の挑戦(その後)

私のブログを見られている方から「あの方はその後どうなりましたか?」、「私も同じような年齢…いつも励みにさせていただいています」とお声がかかってきます。
私も陰ながら応援していますのでその後をお知らせいたします。

2009年9月2度目の渡米で胚盤胞移植をされました。10月に妊娠陽性反応がでました。
本人も、今までかかっていた不妊クリニックの先生も、治療に携わってきた先生も、私もみんな「よかったね!」と先ずは第一関門突破に安堵しました。

これからしっかり母体の健康管理を東西医療で行い、無事挙児を得ようとしていた矢先、6週で出血が始まり、心拍確認を前に完全流産となってしまいました。
とても残念な結果でしたが、再度体調を整えて再挑戦する決意を持っていられます。

出血~流産の経過中、いろいろなことがありました。流産という喪失感に加えて心無い方々の誹謗中傷にずいぶん傷付きました。でも強い彼女は立ち上がり次のステップに向かって進みだしました。
どうするかはご本人とご家族です。

私たちはただその決定を聞きご意向にそった対応で応援したいと思っています。