爽やかな秋、古典の勉強会でリラックス

10月14日秋晴れの下、散歩日和でしたが、勉強にいそしみました。
前日は学会発表で帰宅したのが12時前。
14日は朝9時~会場入り。
机やら機材を配置して準備に。

今回も東京からお越しいただいた超有名な先生の講義でした。
素問の中でもとても有名で大事な編で、とても楽しみにしていたところでした。

「陰陽は天地の道なり、変化の父母・・・」

学生時代に暗記した言葉がでてきます。
やはり暗記は若いときにしなくてはいけませんね。
若いときに暗記したものは忘れることなく、つらつらと出てくるんですね。
今の年齢では悲しいかな暗記は無理です。
暗記したと思っても翌日になるとすっかり記憶の外です。

でもしっかり勉強しました。
学会発表の重荷をおろし気分も軽くなり、充実した時間を過ごした1日でした。

勉強はいいですね。
楽しいですね!

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妊娠しやすい体作り、見直したい生活習慣

最近ご相談する中で気になる事に「生活習慣」があります。

例えば、
・朝の食事を軽く
・あるいは食べない
・食べてもお菓子をつまむ程度。
そして夜寝るのが遅い方が多く見られます。

そこには御主人の帰宅時間が22時~24時頃になることが影響しているようです。
御主人の帰宅時間に合わせて一緒に食事をとる。
食べ終えて間もなく就寝。
胃の中は食事で取ったもので満杯。
ドーンと食べ物を入れられた胃は夜中に消化機能が低下し、朝起きると口の中は粘っこくすっきりせず、空腹感もないまま朝食のパンを頬ばる。
パンと牛乳、パンとコーヒーなどで1日が始まる方が多いようです。
そうなるとBMIも25を超えメタボの警告を受けてしまう。
御主人の労働時間の超過がとても気になります。

昔の方は早寝早起きができていたようです。
朝早くから野良仕事をし、胃や腸を動かして目覚めさせ、その後空腹感を感じてから朝食をとったものなのです。
この空腹感が大事ですね。

最近の若者は朝食が特に上手に採れていないようで心が痛みます。

奥様の方もお仕事もいっぱいして、お料理する余裕がない。
食事を作るよりもお惣菜を買ってきた方が楽で経済的。
食事を作らないのでまな板、包丁はいらない。
鍋もいらない。
そのような方もいられました。

子供ができたら、どうするのでしょう。
子供の朝食は?夕ご飯は?作ってあげられるのでしょうか!

子供は早く寝させなければ成長ホルモンの分泌が妨げられます。
大人と同じように22時や23時まで起こしておくことはできないのです。
お母さんが作った食事でみんな楽しく食卓を囲む。
大事なことなのです。

コウノトリがちゃんと見ているかもしれません。
このお母さんには子育ては無理と見ているかもしれません。
はやく気づいて、生活習慣を立てなおしましょう!

かわいい我が子に巡り合うためにも、漢方薬を利かせるためにも生活習慣が大事です。
妊娠しやすい体つくりは皆様の生活習慣がベースなのです。

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妊娠後期の浮腫-むくみと漢方

Aさん(35歳)は今妊娠後期です。
無排卵、無月経を<漢方薬>で克服しての初めての妊娠で、安胎薬を飲みながら後期まで来ました。
もともとやせているところにこの暑さで食欲もおち、地震からの不安やストレスも加わり激やせになってきました。
足の浮腫みも出てきました。

Aさんは元来食が細い方です(脾虚)。
そして妊娠前から生理が不順でした(腎虚)。
それに不安やストレスが加わり精神状態がよくありません(気滞)。
やせてきたので、お腹の赤ちゃんの成長が心配されてきました。

まずは食欲を増して水分の運化をよくしなくてはいけません(健脾利水)。
補腎陽も必要です(温陽行水)。
不安やストレスも解消すること(理気行滞)が必要です。

それらの漢方薬を処方しましたが、鯉の料理、小豆の食事をお勧めしました。
鯉は漢方薬の処方「鯉魚湯」として妊娠浮腫に昔から服用されているのです。
まさに「薬食一如」、「医食同源」です。
できるものなら早く御実家に帰れられ、地震の不安を解消し、食を戻して気力体力を回復してほしいですね。

Aさん頑張って!
お腹の赤ちゃんのためにも!

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2年2ヶ月ぶりの排卵、生理

海外在住のOさん(29歳)は自力で生理が来ません。無月経歴2年。結婚してから一度も生理が来ていません。しかも病院にも行ってません。

基礎体温は36.5度ラインを上下しておりジグザグの一相性です。海外の生活にもストレスがかかっていることでしょうし、元々生理は不順で不規則だったようです。甲状腺の疾患もあり一時期、ゲキ痩せにもなったことも生理の乱れの原因かと思われます。

不眠もありイライラ感もあり肩こり、偏頭痛まで持っています。何とか月経周期を整えようと漢方を海外まで発送することになりました。(海外からのお問合せやご相談が多く、発送もさせていただいています)

服用していてもなんら変化も無く不安が出始めた3ヵ月後、嬉しいメールが届きました。「待ちに待った日が来ました。実に2年2か月ぶりです。本当に嬉しいです。一時はあきらめかけたこともありましたが、古村先生の励ましのおかげで続けることができました。しかも11日は満月、昨日は新月でした。なんだか自然のリズムと合っているな、と思いました。この調子で月経周期が整っていけば嬉しいです。漢方と自分の体を信じて頑張っていきます。」と、感動的なメールでした。

ストレスを緩和するようなお薬と月経周期を起こすようなお薬を迷わずOさんに処方し、時に落ち込んできたOさんを励まし服用して4ヶ月、待望の生理がきたのです。しかも綺麗な排卵を経て。

嬉しかったですね。よかったです。2月末には一時帰国されますのでお会い出来ることを楽しみにしています。毎月月経が来るようシッカリ整えていきたいものです。

南京・厦門へ研修に行ってきました 2

福建省厦門(アモイ)では、厦門中医院婦人科主任教授、王鷺霞先生のお話を伺うことが出来ました。アモイに着いた夜、座談会形式で我々の質問に答えていただきました。

王鷺霞先生は夏桂成先生の門下生であり、また談勇先生の同級生と伺いました。

お話も「周期療法は婦人科全般に使えます」 「不妊症の治療には周期療法を取り入れて月経周期を整えることが大切です」と強調されてました。各種ホルモン剤との漢方薬の併用の問題、カウフマン周期での漢方薬の使い方も話してくださいました。

やはりいかなる時にも「弁証論治」が大切であることを強調されていました。

厦門は気温23度と暑く半そで姿でも汗ばむほどでした。

14回目のひよこママの会

初参加のAちゃんママ、Hくんママ、もうすぐ1歳になるY君ママが集まってくれました。保険所の健診があったり、予防注射があったり、定期的な健診が有ってたりで、お友達の参加が少なく寂しいかなと思ったのですが、みんなとても楽しそうで、わいわいがやがや、子育て論議に花が咲きました。

Aちゃんママは「とっても幸せ!」お母さんにしていただいたことをAちゃんにもしてあげたいと目を細めて話してくれました。「親から子へ」子育ての極意が伝えられていることにうれしく思いました。

なかなか授からなかったH君のママ。ちょっと高齢の出産になり大変でしたがやっと授かったH君がご夫婦の絆を強めてくれました。更に実家を取り巻く複雑な人間関係に「福音」をもたらしたようで、仲を取り持つH君の存在はおおきいですね。うれしいお話でみんなの笑顔がひときわ輝きました。

参加者の中ではお兄ちゃん格のY君。しっかり顔を見つめてくれます。ママとよその人を識別しママと離されるのが嫌でママにしがみついて不安そうにしていました。やはり実家のおじいちゃんやおばあちゃんのアイドルになりみんなから愛されているようで、お話をするママさんも幸せわせそうで、私も幸せ気分になりました。

小児科医の橋本先生は、病気のお話、予防接種のお話、乳児期の心のはぐくみ方などなど一杯一杯お話してくれました。子育てベテランの青山看護師さんは優しいまなざしでママと赤ちゃんを見てくださり的確なアドバイスをしてくれました。

本当に赤ちゃんの存在はすばらしい!周りを幸せにしてくれるからです。良い笑顔に包まれ幸せ一杯の「ひよこママの会」でした。