あなたの責任?私の責任?

先日赤ちゃんが欲しいと御相談に来られたAさん(40歳)、結婚されて10年以上たちます。
赤ちゃんが欲しいと意識しだして2年。
早く早くと焦る気持ちが不妊クリニックへと向い、1年治療が始まりました。

しかし、なかなか思うように結果が出ず、漢方の御相談に来られました。
お聞きすると「未破裂卵胞」と診断されたようです。
何か改善点が見いだせないかと日常生活や、御主人との生活にも話が及びました。
タイミングの日を設定された日、Aさんが考えていたようには事が運ばなかったようです。
Aさんは良いチャンスだったのにと怒ります。
御主人にも「せっかくのチャンスだったのに、役立たず!」と心にもないことを吐いてしまいました。
「主人にずーっと罵っていました!」と。

先日は御主人もご一緒に来店されました。
おとなしい御主人はただAさんのお話を聞いているだけで、反論はされず(反論したら大変と思っているのか)にこやかにされています。
その場でもAさんは「できないのはあなたのせいよ!」と罵ります。
私は、「御主人と奥さまはフィフティ・フィフティで、どちらが悪いということはないのですよ」「夫婦仲良くしてください」
Aさんには「相手ばかりを責めないで、感謝の気持ちを持ってください」と伝えました。
すると、Aさんに「何に感謝するのですか?」と聞かれました。
「御主人の存在に感謝して」と答えました。
さらに、「子供が産まれたら、子供に責任を押し付けるかもしれませんね」というと「そうかもね!」と返ってきました。

どうでしょうか?
皆様も赤ちゃんができないのは「あなたのせい?」と相手を思っていませんか?
やはりお互い思いやりがないと生まれてくる赤ちゃんが不幸ですね。
コウノトリはちゃんと見ているかもしれません。

Aさんには「御主人に感謝し、ありがとうの精神を持つことができたら、コウノトリが赤ちゃんを託してくれるでしょう!」と伝えました。

肩の力を抜いて、ありがとうと言える寛容な気持ち、夫婦仲良くできることがベビー待ちの心の準備なのでしょうね。

゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:**・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・・゜゚・*:.:*

不妊症・婦人科疾患には経験豊富な女性国際中医専門員がサポート。
毎年100名以上の方が妊娠、出産されています!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:**・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*・゜゚・*:.:*