疳の虫

漢方による体質改善で目出度く妊娠し、出産されたSさん。

せっかく授かったけど、生後3ヶ月になる息子に振り回され、もうぐったり。

夜中にぐずってなかなか寝てくれない。寝てもすぐに起きて、泣いてばかり。昼間は昼寝してくれたら、この時とばかりに家の用事を済ませてしまおうとするので、Sさんがゆっくり寝る暇がない。

そんな状況ですので、もともと肩こり症だったこともあり、Sさんの肩はパンパンになり、頚もガチガチ、頭もボーッとする毎日でした。

困ったSさんが、当店に相談の電話をされ、即、来店するようにススメました。

Sさんの生後3ヶ月のお子さんは、「疳の虫」の症状です。

別に「虫」が居るわけではないのですが、「神経質で興奮しやすい性質」を「疳」といい、そのような性質になってしまっている状態を「疳の虫」の症状といいます。

これには、「小児鍼(しょうにしん)」が良く効きます。特に「疳の虫」の症状が出ていなくても、風邪などひかないような強い子にするためにも「小児鍼」はとても良いです。小児鍼をすることで、神経も休まり、免疫力が高まります。

「小児鍼」といっても「鍼」を刺すのではありません。ヘラのようなものや爪楊枝のようなものでこするだけ。お母さんでも簡単にできるものです。是非、覚えて強い子になるようにご自宅で小児鍼をしてあげてほしいものです。

Sさんのお子さんは、小児鍼を受け、自宅でもSさんが続けてしてくださった成果ですっかり「疳の虫」も治まり、夜もよく寝てくれるようになったようです。

是非、小さなお子様をお持ちのお母様は、小児鍼を覚えてやってあげてください。病気になりにくい元気なお子様に育つように。