危険だった出産

「出産」とは新しい命がこの世に産まれるとても感動的な瞬間です。しかし本来は危険を伴うもので、とても慎重にすべきことなのです。

昔は「出産」そして「産後」は血の道症にならないように気を使ったものです。ところが現代では産後すぐに動き回ったり、仕事を始めたりと無理をする人が多いように感じます。その時の「無理」が何年後かの体調不良や極度の冷え性などに繋がったりするのです。

そのようなことにならないように、産前そして産後も「婦宝当帰膠」をすすめています。

最終回が近づく「チャングムの誓い」。前回ではスゴン様の感動の出産場面がありました。「風熱」に罹っているために出産が危険だったスゴン様。

妊娠後期の6~7ヶ月もしくは分娩時に、突然四肢(全身)の痙攣、人事不省が起こる「妊娠癇証」または「子癇」と言われる症状です。

多くの場合、発病前に頭痛、眩暈、目のかすみ、全身倦怠、腹部脹満、下肢や両目の浮腫などの症状が現れます。スゴン様も眩暈があったり、分娩時に下肢の浮腫症状がかなり出ていました。

「風熱のため」となっていましたので、おそらく舌は「黄膩苔」だったのでしょう。

スゴン様が分娩時に失神した際、鍼治療では、気付けに「水溝(すいこう)」、高ぶっている熱を冷ますために「右行間」、分娩促進のために「合谷」への刺鍼を行っていました。

今の現代医学ではこのように難産になって母子共に危険な状態になった場合は、帝王切開をするためでしょうか、こんな生死を彷徨うような危険な出産は数少なくなりました。しかし、出産は出産。危険を伴い、気血を失うものです。

産後は気血が元に戻るまでは療養し、元気に育児ができるように気をつけて欲しいものです。

増加傾向の感染症

先日昨年度に実施された人工妊娠中絶の件数が、前年度よりも減少し、過去最少だったことが厚生労働省の調査により報告されました。それは避妊知識の普及や、経済状況が良くなってきた影響だと言われています。

ところが反対に増加しているのが「性感染症」。若い世代を中心に予防が不十分であることも1つの原因であるようです。

感染している場合、悪化する前に、検査で早期に発見し、治療を受ければ軽症で済みますが、進行するとがん細胞に変異することもあるために、その危険性を伝えることが大切です。

原因はヒトパピローマウィルス(HPV)に感染することですが、性体験のある女性のほとんどが感染するウィルスで、通常は感染しても自然に体外に排除されるものです。

HPVの種類は約100種類。がんを引き起こしやすい「高リスク型」と尖形コンジローマになる「低リスク型」があり、高リスク型であれば、子宮頸がんなどにも発展する恐れがあるために早期の発見・対処が必要です。

またクラミジアなどではそれが原因で卵管癒着が起こり、不妊症に繋がる恐れも出てきます。

いずれにしても、なかなか恥ずかしくて病院には行きにくいものばかりです。「もしかして」と感じたら、自宅で細胞を採取し、郵送で検査する方法も始まっています。まずはその方法を利用し、チェックし、感染の疑いが大きくなれば病院に相談に行くのでも良いでしょう。

そして治療が終わり治癒した後は、再発しないように生活をしなければなりません。

通常は感染しても排除する力が備わっているはずであるのに、それを持ち続けてしまうという体質であるために再発してしまうとも考えられます。その体質を改善しておけば、再発も逃れることができます。それには漢方が強い味方になってくれます。

一番に考えられるのは痰湿タイプ。湿を溜め込み、ジメジメした環境を作りやすい体質に起こりやすい症状なのです。その方の体質にもよりますが「竜胆瀉肝湯」が有名です。

様々な対処方法が漢方でも可能です。お困りであれば、是非一度ご相談ください。

日本人とお米

実りの秋!どんどん各地からの新米が店に並ぶようになりました。

しかしたくさん並んでいるお米の値段がピンからキリまであるのには、どれを選んで良いのか、かなり迷ってしまいます。でもどれを選んでも新米は美味しいものですよね。

さてこのお米、やはり日本人は「お米を」、しかも「朝に」食べないといけない、という話はご存知ですか?

「朝ごはん抜きの子供は学力が低下している」というデータは以前話題になりましたが、その「朝ごはん」はパンではなくお米のご飯が尚良いのです。またこのことは、子供の学力に限らず、日本人全員に言えることで、仕事の能率向上、ボケ防止、アトピー、アレルギーなどにも関わってくることなのです。

朝6時~10時までに食べたものによって、一日の血糖の移り変わりが決まってきます。(山下弘道医師の説より)

それは時間帯によって臓器が働く時が決まっているからなのです。6時~8時は「胃」、8時~10時は「膵臓」が働く時間です。

その時間に食べたものによって一日の血糖の推移が決められ、お米を食べると血糖は、緩やかに上がり、緩やかに下がっていき、農耕民族である日本人は朝から夕方までじっくり体力が持つように血糖がバランスよくプログラムされるのです。

ところが、朝にパンを食べると、すぐに血糖が上がり、血糖値のピークを迎えたあとは、低血糖にまで達するほど急激に下降するのです。その現れが、昼食後眠くなる、という現象です。日本人がパンを食べると、その血糖の急落が激しく低血糖、低体温に陥り、体の酵素が働かなくなり、免疫不全、そしてアトピーやアレルギーなどの症状が起こると考えられるのです。

最近、子供のアレルギー、アトピー、花粉症、化学物質過敏症などの症状が増えているのは、朝食の欧米化が定着化しているためかもしれません。

年々増加する花粉症患者やアレルギー・アトピーの患者の原因は、決して世の中に化学物質が増えすぎたためや、道路の舗装が進み過ぎたためだけではないような気がします。やはり医食同源の食事の変化に問題があると考えざるを得ません。

体のバランスの乱れは、生活習慣から始まります。早寝早起き。そして「食事」です。

新米が並ぶこの季節から、日本人であることを遺伝子レベルから思い起こし、是非、朝食はご飯とお味噌汁のセットに変更してみてください。お米の力だけでなく、発酵食品である味噌の力も期待でき、これから迎える冬の冷え性の対策にも効果を発揮してくれます。是非お試しを!

ムスク

香りの陳列棚によく見かける「ムスク」の文字。

もともとこのムスクは、ジャコウジカの雄が発情期に雌を誘うために少量ずつ分泌する分泌物から取ったものです。そのムスクそのままの臭いを直接嗅いだら、鼻が大変なことになるくらい臭い代物です。

ところがこれを何千倍にも薄めると、芳香を放ち、ヨーロッパや中近東では香料として使用されてきました。それが陳列棚に並ぶ「ムスク」の由来です。有名どころでは「シャネルの5番」の原料になっているとか。

中国では貴重な薬用として使用されてきました。高価なことで有名な「麝香(じゃこう)」です。

漢方では「開竅」「活血」「催産」の効能があり、意識障害や脳卒中、狭心痛、分娩促進、小児の発熱や痙攣などに使用されます。難産や後産が遅れたときには肉桂と併せて「香桂散」として使用したりします。

つまり「開竅」「活血」作用がありますので、緊張して締まっているものを開き、巡らす働きをするのです。

先日問い合わせいただいた妊娠中のOさん。

妊娠してから気が巡らず咽喉がつまる感じが続くために、ある漢方薬局にて相談したところ「麝香」を処方されたと言われました。

ご自分で調べたところ、「妊婦は禁止」の文字が目に入り、本当のところはどうなのか、という相談を受けました。

お薬によっては、大丈夫であるけれども安全のために「妊婦は禁止」と記されているものもありますが、「麝香」は違います!まさに「催産作用」があるわけですから、分娩を促進し、流産の可能性を大きくしてしまいます。危険です。すぐに服用をストップしていただきました。

Oさんの探究心と早急な問い合わせにより、危険を去ることができましたが、そのまま飲み続けていたらどうなっていたのでしょう。怖いことです。

どんなことでも不審に感じたり、疑問を持ったら、すぐに問い合わせをしてください

出生前診断

出生前診断には、「母体血清マーカー試験」、「羊水診断」、「絨毛診断」、「超音波診断」などがあります。

出生前に胎児がどの様な状態にあるのかを診断するのはとても大切なことですが、中でも医療関係者の中でも意見がわかれているのが「トリプルマーカー検査」です。その検査により、障害の可能性があると判断された場合、中絶するか否かを迫られることになります。

その検査を行う前の医師のインフォームド・コンセントが十分に行われる必要がある検査だと言えるでしょう。しかし実際はそれが不十分であることが多いようです。

妊娠後間もなく肺炎に罹り、仕方なく抗生剤を使用した40歳Tさんは、医師の言葉にもめげずその検査は行わず、無事に出産、元気な赤ちゃんを出産されました。

もしかしたらこれが初めで最後になるかもしれない妊娠・出産を大切にしたかった、というTさんの思いからの判断でした。その後、どのように子供が育っていくのかは、まだわかりませんが、Tさんは家族に囲まれ過ごすことの出来る幸せな時を楽しんでおられます。

37歳Kさん。出生前診断にて溶連菌に感染していることがわかり、出産時に赤ちゃんに感染しないよう点滴による薬投与による出産となりました。

妊娠中は胎児には影響もなく、感染もしないのですが、出産時に感染してしまう可能性があり、もし感染すると子供が「敗血症」になる可能性が出てくると言われていますので、要注意です。

Kさんは無事に出産されましたが、子供への影響は今のところまだわかっていません。

妊娠・出産は母子共に危険を伴う一大事なのです。決して35歳以上の高齢妊娠・出産に限らず上記のようなことは起こるものです。しかし35歳以上、40歳以上になっても、何もなく母子共に元気に過ごすこともできるのです。

元気に妊娠・出産できるように、妊娠する前から健康に気をつけ、無理なく体を動かし、頭をつかい、早寝早起きして、丈夫な体作りをすることが大切ですよね。

どうして?

37歳Sさん。結婚7年目。

昨年から子作りを考えていたのになかなかできないために、初めて婦人科を受診。そこで子宮内に突出する3cmほどの子宮筋腫が見つかり、今までの繰り返す鉄欠乏症貧血の原因を突き止めることができるとともに、そのことで子供ができない可能性が高い、という現実を突きつけられ、その子宮筋腫をどうするか、の決断を迫られました。

そのままそれを持ち続けると、また繰り返す貧血のケアをしていかないとならない人生。そして子供の居ない人生・・・。

それも一つの人生なのだけれども、「貧血であること」と付き合っていくのは今度何かあるか分からない人生、手術も出来ない体であれば今後支障を来たすこともあるでしょう。また「子供ができない原因」がわかったからには、出来なくても原因くらいは除去しておきたい、とSさんの選んだ道は筋腫を除去する手術を受けることでした。

約3ヶ月かかって貧血を治し、腹腔鏡による手術。そして3ヶ月様子を見て、それから漢方の周期療法によるタイミング療法。

手術した病院の婦人科医には、「半年経って出来ないようであれば、またご相談ください」と言われました。今月でその半年が過ぎることになります。

その間のSさんの体調は、貧血はなくなったものの生理が飛ぶ周期があるようになりました。昨年の末よりそのような症状はあったので、手術のためとは言えませんが、「手術をすることで、卵巣に負担がかかり、早期閉経になる可能性もあります」と事前に言われた言葉が頭をよぎり、ますます不安は募るばかり。

今月は40日を越えても生理が来なく、ずっと低温期のまま。オリモノはあるものの高温にならない毎日。卵が悪いのか、黄体不足なのか・・・?「婦宝当帰膠」「オリジン」を多めに服用し、「杞菊地黄丸」と「参茸補血丸」を調整し続けても変わらず、そのまま低温期が継続しています。

Sさんにふりかかる様々なストレスに体が打ち勝てないのか、やはり年齢なのか・・・?

もちろん様々な原因が絡み合って、Sさんのホルモンバランスが崩れてしまっているのでしょうが、一度婦人科を訪ね、ホルモン数値、卵胞の育ち方、内膜の厚さ、を検査されるのが良いでしょう。どんな数値や状態の時にそのようなことが起こるのか、わかっていた方が漢方も処方しやすいですし、Sさん本人も安心できるはずです。

こんな場合は受診後の結果により、今後の方針を立てていくのが良いでしょう。漢方薬もそれにより変わってきます。見える部分は西洋医学に頼り情報をもらい、西洋医学では見えない部分は東洋医学に頼り体の調整をしていくのがおすすめです。

Sさんも昨年に引き続き、何かが見えるかもしれません。幸せの新たな一歩となるように、まずは踏み出してみましょう。

赤ちゃんのリズム

妊娠中の赤ちゃん、つまり胎児の生活リズムは昼と夜が逆で、ママが寝ようとするとごそごそ動き出し、お腹を蹴ったり、胃を圧迫したりするので、臨月近くのママが少し寝不足になってしまうことはよく聞く話です。

赤ちゃんはこの世に出てきてからは、この世の生活リズムで陽の時間の昼間は動き、陰の時間の夜は休む、というように変わります。まだ視力が発達していない頃から、もうそのリズムは既に始まっていることなのです。

ところが、そのリズムを乱すような生活を大人がしていると、赤ちゃんの睡眠のリズムも乱れてしまうことが研究結果から言われています。夜である時間も常に明るい状態で寝かせたり育てたりすると、明らかに睡眠のリズムが遺伝子レベルで乱れるのです。

赤ちゃんの安眠のため、また健康に育ってもらうためには、夜、赤ちゃんを寝かせるときは、部屋を暗くしないとならないのです。豆電球などの弱い光でも網膜に存在する光を感じる細胞が反応し、リズムを乱してしまうようです。

そのことが原因で赤ちゃんが落ち着かず、夜鳴きや肝虫などの症状が起こったりすることもあるでしょう。もし赤ちゃんのご機嫌が斜めで、なかなか言うことを聞いてくれない、といったことがある場合は、今一度寝かせるときの部屋の状況を振り返ってみてください。真っ暗にすることで、それが解消されるかもしれません。

もしそれでも解消されない場合は、漢方でも対応できます。生後何ヶ月の赤ちゃんでも安心して飲めるお薬があります。小児鍼でも対応できます。軽く刺激するような痛くない手技です。

でもその前に、まずは生活習慣のチェックをしてみてください。ちょっとしたことが赤ちゃんのストレスになっていることに気づくことでしょう。

焦る気持ち

37歳Aさん。

「焦らないでゆっくり体の調子を整えましょう!」と言われ、それまでの病院のホルモン治療も休み、漢方の周期療法に治療を一本化され、1年。

1年前、ホルモン治療を始めてから常に張っている下腹とガタガタ波状の基礎体温表を目の前にして、Aさんはそのことを決意されました。

しかしあれから1年。同じ不妊仲間にはどんどん妊娠の話が出てくるのに自分にはなかなかそれがやってこない、このまま続けていて効果があるのだろうか・・・、また病院の治療を始めたら良いのだろうか・・・。不安と焦りが自分の奥底から込み上げてくるのが感じられました。

そんな風に感じている人が多くいるのはないでしょうか。そして「効き目がない」と止めてしまう人もいるのではないでしょうか。

確かに「妊娠」そして「出産」という結果がゴールなのですが、そこまでたどり着くまでには今までの長い人生を振り返り、バランスが崩れてしまったところから原因を探り、調整し、立て直さなければなりません。

1年間という期間は、37歳の歳から考えると長く重要な期間です。こんなにも長い期間をかけたのにゴールにたどり着かない、という気持ちは、必然的に焦りに繋がってしまうことでしょう。

しかし、1年前を振り返ると、その時点でのAさんの体が明らかに今とは異なり、下腹の症状、基礎体温の乱れなどは、比べものにならないくらいのものだったはずです。今まで体に多くの負担をかけてしまったこと、妊娠しにくい体になってしまった歴史、から考えるとたった1年間でかなり改善されているとも言えるのです。

「1年間」の区切りの時に、「焦らないで」の言葉を使うのは難しいことだと感じます。年齢や今までの治療の歴史を考えると、焦ってしまって当たり前なのですから。

焦って、迷っているときは、まずはどうしたら良いのか、ご相談ください。その人の体質や症状によって、西洋医学の良いとこ取りをして、反対に漢方の良いとこ取りをして、治療を併用してすすめていくこともおすすめできます。

何をするのが自分に良いのか、共にゆっくりと考え、自分なりの答えを見つけ、また次のステップを踏めるようにしていくのが最適です。

乾姜人参半夏丸

病院の治療と漢方の周期療法の末にやっと妊娠し、心拍も確認できたSさん。

今までの辛い治療の末に授かった命。しかし次に待っていたのは辛い「悪阻(つわり)」でした。

それは赤ちゃんが元気に育っているという証なのですが、その背景には実は「貧血症」「胃障害」「子宮後屈」「神経症」などの要因があるのです。

従って、割合として不妊治療をしているなど、赤ちゃんの出来にくい人にはその症状がよく現れるように感じます。

Sさんの場合もその症状は強いものでした。Sさんは通っている病院で「乾姜人参半夏丸」を処方され、服用していました。しかし一向にその症状は治まりません。

確かにこの「乾姜人参半夏丸」は、金匱要略に「妊娠、嘔吐止まざるは乾姜人参半夏丸を主る」とあり、「小半夏湯」や「小半夏加茯苓湯」などを用いても止まない嘔吐にはこれを用いる、とあります。

しかしこれを使うときには、その症状がかなり時期を経過した「重症」の段階で、全身虚弱、腹部は軟弱、脈は細、食事も服用もできないような症状の時なのです。

Sさんの場合は、そこまで長い経過を辿ったわけでもなく、しかもその薬を服用すると、余計にむかむかする、というのですから明らかに異なる証と言えるでしょう。つまりそれを飲むことにより、胃を温め、結果として余計に気持ち悪くなる、ということが起きているのです。

こんな時には、どちらかと言えば熱を冷まし、むかつきを抑えるようにする方が良いでしょう。

その他にも「悪阻」を軽減する漢方薬は様々あります。熱がある、痰を吐く、口渇がある、脈遅、生唾がたまる、下痢、腹痛など、現れている様々な症状により、処方するお薬も異なります。早くに辛い症状から開放されるためには、しっかり合ったものを服用することです。

内膜症改善!

現代西洋医学でも対処が難しい子宮内膜症。目に見える対処方法としては、手術により癒着を取り除くしかなでしょう。

しかし漢方は違います!

そうなってしまった体質を改善していくうちに、内膜症が改善し、継続すれば消失してしまうこともあるのです。

33歳Tさん。周期療法による漢方薬治療を始めて半年。最近内膜症が悪化してきたのか、性交痛が酷くなってきてタイミングを取るのが苦痛になってきたとのことでした。

そこで周期療法に加えて、内膜症を改善するための漢方薬をしっかりと取り入れることで、その症状の改善を計りました。加えたのは「水快宝」と「爽月宝」。

その組み合わせで内膜症の改善を計りながら周期療法にて体のバランスを整えることを続け、3周期目。

何と、嬉しい便りが届いたのです!

今までの周期療法による体の底上げと、しっかりとした内膜症の改善により、早いステップを踏むことができたのです。

Tさんも今までになく続く高温期に半信半疑で妊娠チェッカーにて反応を試したところ、思わぬ結果にびっくり!慌ててその報告をしてくださいました。

妊娠反応が出たら、内膜症改善にて使用していた漢方は少し作用が強いために、量を少なくするなど調整が必要です。検診にて妊娠確定、そして心拍確認まで、まだ期間があります。今のこの大切な時期を乗り越え、確固としたものとなるまで、漢方の力を借りていきましょう。