最後の月経

今年の健康診断の血液検査で「鉄欠乏症貧血」と診断された34歳Aさん。いつも「顔色が悪い」と言われ、2年前より「婦宝当帰膠」を服用中でした。

5年前にもたまたまふらっと倒れたときにも同じ診断を受けていました。5年前には3ヶ月ほど鉄剤とビタミンCを服用して、数値は正常値に戻ったので、その本当の原因を追求せずにいました。

しかし献血をしようとしてもいつも比重が軽いことで献血できませんでした。Aさんは、自分はこういう体質なのだと思って献血を諦めていました。

そして5年後、毎年受診している健康診断ですが、昨年はヘモグロビンは11mgで少し貧血気味であった数値が今年は極端に下がり、8mgに。「婦宝当帰膠」も飲んでいるのになぜ・・・???

また鉄剤の服用が始まりました。

Aさんは、また5年後くらいに同じようになるかもしれない、いつ何が原因でこんな数値になるのか不明のために、大きな怪我もできない体になっているかもしれない、という不安にかられました。

そしてAさんは、以前より気になっていたことを調べようと婦人科に行ったのです。

Aさんが気になっていたことは「月経の経血が多いこと」。

鉄剤を飲み始めてからますます多くなる経血。2日目の多い日は、昼間でも夜用のナプキンを1時間に1回は変えないとすぐに漏れてしまう。夜中は夜に最低でも1回ナプキンを取り替えないと、下着からパジャマからシーツまでとんでもないことになってしまうほど。

それ以外は、生理痛などはないために、生活上は平然として仕事もできるため問題なく過ごしていました。しかし、もしかしてこれが原因で、何年間毎に「鉄欠乏症貧血」になってしまうほどにヘモグロビンが少なくなってしまうのであれば、何とかその原因を追求しないとなりません。

そして検診の結果、子宮内に4cmほどの子宮筋腫が発見されたのです。

明らかにこれが原因で経血が多く、ある一定の期間を過ぎると、経血として出て行く量の方が多くなるために、体内のヘモグロビンが減っていき、貧血になっていたのです。

これからの人生でやって来る「妊娠」のためにも、この原因となるものを排除しないとなりません。

しかし「妊娠」を望まないのであれば、このままでも良いのかもしれません。しかし何年間毎に貧血の治療は受けないとなりませんが。

Aさんは迷いました。

原因を排除するためには体にメスを入れることになります。でも体にメスは入れたくない・・・!

迷いに迷った結果、やはりいつ訪れるかもしれない「過度の貧血」が起きないようにすることが、一番の選択だとAさんは判断しました。

原因排除のための手術は来月。

今、原因を持ったままの体での最後の月経期。

多い日は常に漏れることを気にしながら過ごしていた日々。この日々とも今月で終わり。きっとその決意が「良かった」と言える日が近いことでしょう。

今のままでは、授かるものも授かりません。その「決意」の先には、いくつかの喜びの顔が見えるような気がします。

子宮筋腫と不妊

子宮筋腫とは、子宮筋層にある平滑筋に出来た良性の腫瘍のこと。この腫瘍は女性ホルモンのエストロゲンにより大きくなります。

子宮筋腫はできる部位によって「粘膜下筋腫」「筋層内筋腫」「漿膜下筋腫」の3つに分類されます。もっとも発生頻度の多いものは「筋層内筋腫」です。それぞれ経血が多くなったり、不正出血が起こったりと、何らかの症状があるものですが、「漿膜下筋腫」は比較的自覚症状が起こりにくいものになります。

さてその筋腫ですが、子宮筋腫が必ずしも不妊の原因となるわけではありません。しかし、受精や受精卵が着床しにくくなることはあります。

それは、卵管近くに筋腫ができることで、卵管を圧迫し精子や受精卵の通りを防いでしまったり、受精卵が着床する際の子宮くうの収縮の邪魔をしてしまったり、筋腫により子宮内膜の血流が悪くなり内膜が十分に育たないこと、などが原因となるからです。

妊娠を希望するか否かによって、筋腫の治療方法も異なってきます。

妊娠を希望しなくても月経過多や不正出血、生理痛など生活上支障をきたす症状がある場合は、何らかの治療をした方が良いでしょう。

将来設計に合わせて、婦人科医と相談されることをおススメします。

もし、大きさが3cm未満、妊娠に支障のない位置、などであれば、是非安全な漢方治療をお試しください。漢方治療は、体質を改善しながら筋腫の治療をしていくために、筋腫の一部分だけでなく、体全体からきれいになっていきます。

筋腫がなくなる頃には、「何だかきれになったね」と言われることになるでしょう。

お血・痰湿症

28歳Oさん。156cmの58Kgとちょっとぽっちゃり気味の体質。むくみがちで、ここ数年はどんどん冷え症になってきたと言われていました。

2年前に子宮内膜症と子宮筋腫、チョコレート嚢腫の開腹手術を行い、その半年後より、妊娠に向けて人生設計を立てようとされていました。

手術後は、卵管造影も、精液検査も、フューナーテストも、排卵の検査も何も問題なかったのですが、妊娠の兆しも見えず何周期も時だけが過ぎていきました。

内膜症が再発しない前に早くに妊娠したい、と思う気持ちが先走るだけ。半年間も排卵誘発剤とタイミングにより様子を見続けてきましたが、結果として得られたものは、月経血が減少したこと。これは明らかに、誘発剤により子宮内膜が薄くなったという副作用です。

悲しくなったOさんは、この治療を休み、「妊娠しやすい母体作り」を手伝ってくれる漢方薬を試してみようと問い合わせをされました。

Oさんは、「内膜症」「筋腫」「嚢腫」などがあることから「お血」「痰湿」タイプであると捉えられ、漢方では、まずはそれを改善するように処方をしました。

それと同時にOさんにも生活面で、ある程度努力をしてもらうようにしました。

★食べ物は、「油っこいもの」や「甘いもの」を控えること。これが「痰湿」の誘因となります。

★食事は、野菜中心ににて、キャベツ、ほうれん草、小松菜などの野菜を1食に100g程度とるようにすること。野菜ジュースで代用してもO.K!これにより内臓脂肪が減り、滞っている痰や湿、血の流れがよくなります。

徐々に上記の生活面を改善しつつ漢方薬を服用されたOさんは、2ヵ月後には体重は変わらないけれども腰周りがすっきりとし、ベルトも緩くなったようです。それとともに低温期が安定しだし、徐々に高温期の安定も見られるようになりました。

「お血」と「痰湿」の体質が徐々に改善されたために、卵の育ちもよくなり、体調が整ってきたのです。

4ヶ月漢方薬と生活改善をされたOさんは、次周期より、ホルモン療法をされる予定です。これだけ整ったOさんの体調は、すっかり「妊娠しやすい母体」に生まれ変わっていることでしょう。

次周期の療法の結果が楽しみですね。

腟炎・卵管炎

「腟炎」や「卵管炎」などの炎症性の疾患は、中医学では「お血」や「湿熱」が原因であると捉えます。

「お血(血の流れが悪い状態)」や「湿熱(ジメジメムシムシとした状態)」が存在する環境下では、気や血が停滞し、結果として感染症を引き起こすことに繋がります。

「腟炎」は、感染によって膣に炎症が起こったものです。

西洋医学的には、クラミジアなどの細菌に感染したことや、過労などにより抵抗力が落ちたときに膣の周囲に存在する大腸菌などに感染することが原因で起こると言われています。

その炎症が卵管にまで及んだものが、「卵管炎」です。卵管まで炎症が及ぶことで、不妊の原因となったり、流産や早産の原因にもなります。

また、それらの炎症は、生理痛を引き起こしたり、排便痛や排尿痛、不正出血を引き起こすこともあります。

そのような症状がある場合、もしくはそれほど症状がなくても「腟炎」や「卵管炎」に罹っている人は、早急に治療をすることが望ましいです。

その炎症を解決することで、辛かった生理痛、面倒な不正出血、不妊、流産などの症状をも治すことができるのです。

思わぬ結果

結婚3年目の30歳Aさん。

30歳になったので、婦人科検診に行ってみようと思い、病院へ。

内診の結果、思わぬことが判明しました。

2㎝ほどの「子宮筋腫」が確認されたのです!

あと1年くらいは夫婦二人で楽しく過ごすつもりで、来年くらいから子供を考えようとしていたAさんですが、このままだと妊娠が望めないかもしれない、と慌ててネットにて検索され、当店に来店されました。

子宮筋腫の主な症状は、「月経時の経血が5~10倍に増える」、「貧血になる」、「トイレに頻繁に行きたくなる」、「排尿・排便がしにくい」、「腰痛」、「下腹が太ってきたように感じる」などですが、Aさんにはそれらの症状はなく、自覚症状として困っていることは、「冷え症」くらいでしたので、まさかこんなものが子宮の中に出来ているとは思ってもいなかったのです。

「子宮筋腫」は、現代の女性の5人に1人は持っているといわれています。これは子宮の壁などにできた良性の腫瘍です。閉経を迎えると、小さくなるものですので、極度の月経過多や貧血など生活上に支障をきたす症状でなければ、そのまま経過観察にて過ごすことができます。

ただ、Aさんのように妊娠を望まれる方は、場所によって着床障害となったり、妊娠中に胎児と共に大きくなったりすることで、流産しやすくなったりと、妊娠しにくい可能性が増してしまいますので、何らかの対処が必要です。

西洋医学的には、ホルモン剤を投与して治療される場合が多いですが、それでも症状が改善しない場合は、筋腫を取り除くことになります。

「取り除く方法」は開腹により「切除や摘出する方法」が主流ですが、最近は「血管内に通した管で薬を腫瘍に送り込む方法」や、「超音波により焼却する方法」もあるようです。

Aさんは、妊娠希望まで1年間と少し期間があるために、体に負担の少ない漢方薬にて筋腫を小さくすることを希望されての来店でした。

おススメしたのは「爽月宝」に「桂枝茯苓丸」です。

1年程漢方薬を服用しながら筋腫を観察していく計画です。

Aさんももっと早くに検査をされていれば、筋腫ももっと早い期間で小さくなったことでしょう。「避妊をしているから妊娠しない」ことは100%ではありません。避妊していても2年間、妊娠の傾向がない場合は、検査だけでも行くことをおススメいたします。

自然の流れの決断

49歳Kさん。3年前に下腹に何かコリッとするものがあるので気になり、婦人科の検診に行かれました。

結果、下腹のコリッとしたものの正体は、「5cm近くの卵巣嚢腫」であることがわかり、さらに子宮後部の外側に10cm近くの子宮筋腫が発見されました。

それらによる自覚症状は、多少仙骨部分がダルイ感じがすることと、少し人よりも尿の回数が多いことのみで、子宮筋腫も外側にあるために生理痛が酷いことや経血が多いこともないために、そのまま経過をみることになりました。

あと2、3年もすれば閉経となり、子宮筋腫は小さくなる可能性はあるのですが、卵巣嚢腫に関しては、そうとは限らず、それが「良性」なのか「悪性」なのかは開けて診て見ないとわかないこともあり、婦人科医によれば、「できれば取った方が良い」と言われ続けていました。

しかしKさんは開腹だけはしたくなかったために、その決断を先延ばしにし、経過観察の検査を続けていました。

昨年末に検査に行ったときのこと。

どちらも大きさは変わらずにKさんの子宮と卵巣にそれらは存在していました。大きさはほとんど変わらないと言えども少しずつではあるけれども大きくはなっていることもあり、またしても婦人科医は「取ること」をススメました。

Yさんは「何とか開腹しないで取る方法はないか」「できるだけ身体にメスを入れる部分は小さくしたい」と問いかけたところ、「腹腔鏡による手術も選択肢としてはあります」との返事。

「腹腔鏡かぁ・・・」

と思っていたところへ、偶然身近な友人からYさんの住む京都で「腹腔鏡による手術を行ってくれる名医が居る」との情報が舞い込んで来ました。

その友人は子宮の外側に25cmもの筋腫があり、その病院にて手術をし、結果としては開腹手術になりましたが、手術の痕も美しく、退院1週間後にはプールで泳いでいたほど身体に負担の少ない手術だったようです。

その情報が必要なときに自然とYさんのものに舞い込んでき、自然な流れでその病院で来月に手術をされることになりました。

全てがタイミングよく、今まで抵抗のあった「手術」を受け入れることができたのも、自然の流れだったからでしょう。

情報を集めるときには、よく「アンテナをはる」と言います。

人は何かを必要とするときに、知らず知らずのうちにある高い周波数を発しているようです。その結果、「必要な時」に、「必要な情報」、「必要な人」に出会えるようになっているようです。

もし悩んでいることなどがあれば、是非、信号を送ってみてください。きっと良い情報に出会えるはずです。

水蛭の効き目

「水蛭」は「すいてつ」や「すいしつ」といい、日本や中国、朝鮮に生息する蛭(ひる)をそのまま乾燥したものです。

良く知られているのが、「蛭」はフランスやドイツ、オランダ、イタリアなどのヨーロッパで「瀉血療法(汚い血を出す療法)」の道具として利用され、「脳卒中」「緑内障」「肺結核」などの治療に応用されてきました。

「蛭に吸い付かれると血が止まらなくなる」と言われますが、これは、蛭の唾液の中に「ヒルジン」と言われる抗凝血物質が含まれているためです。

乾燥させたものにはこの「ヒルジン」は破壊されて含まれていませんが、「ヒスタミン様物質」や「ヘパリン」が含まれます。

「ヒスタミン様物質」は「血管拡張」や「血管透過性亢進」などの働きがあり、「ヘパリン」は血液を凝固させる過程のトロンボプラスチンに作用し、フィブリノーゲンがフィブリンという血液凝固因子へと生成されるのを防ぐ働きがあります。

これらの働きを漢方では「活血化お」「通経」の作用があると捉え、お血(血流が悪い状態)による症状に用います。

女性の5人に1人は持っていると言われるこれらの症状は、多くの人の悩みの種です。是非、自分に合った自然のお薬を見つけ、快適な生活を送ってください。

環境ホルモンの影響

「環境ホルモン」つまり「内分泌撹乱物質」は、知らず知らずのうちに私達の体に悪影響を及ぼすものです。

「知らず知らず」というのが一番恐ろしく、気がついたときにはそれにより体が侵されていて、何らかの障害として現れている、といったことになりかねないものです。

今、世の中は様々な「内分泌撹乱物質」に溢れています。代表的なものとしては「ダイオキシン」がそれに当たります。女性ホルモンである「エストロゲン」に似た作用や拮抗する作用と示すと言われています。

最近若い女性に多い「子宮内膜症」。これは、子宮内膜と呼ばれる組織が子宮内膣以外の部位に発生し増殖する病気です。

子宮内膜は、「エストロゲン」の作用で増殖するものですが、

『今の世の中で撹乱している「内分泌撹乱物質」による影響で、子宮内膜症が増えているのではないか?!』

いう見方もあるようですが、これほど化学や医学が発達したこの世の中でも「知らず知らず」の現象に対してはまだまだ確信には至らずにあるのです。

しかし、確信に至らずとも、明らかに可能性の大きい「危険」に対しては、避けられるものであれば避けていきたいものです。

子宮筋腫の新治療法

最近「子宮内膜症」や「子宮筋腫がある」と言われる女性が多くなってきているように思われます。これは、晩婚社会、晩産社会の現れでしょうか?それとも食生活でしょうか?

「子宮筋腫」とは、良性の腫瘍が子宮壁の内側、壁の中もしくは外側にできて、特に内側にできた場合は、月経過多などの症状が出て、時に過度の貧血に陥ったりし、生活に支障を来たします。

今までは、このように出来た腫瘍は、手術にて摘出するのが一般的でした。どんな小さな手術にしても「体を切る」ということは、体に負担がかかります。

そこで最近は、薬により腫瘍に栄養が行かないようにし、腫瘍を縮小させたり、腫瘍に超音波を当てて治療をする方法が取られ、体に負担の少ないようにする新治療法が行われてきています。

薬による治療法が「子宮動脈塞栓術(UAE)」といい、超音波による治療法が「MRガイド下集束超音波手術(FUS)」といいます。

それらの治療法は、体への負担が少なく治療時間も短いために、時間のない人にはかなり助かる治療法であると言えます。

ただ、今のところ、保険が適用されないために、それぞれ何十万もの治療費が掛かってしまいます。また、この治療法が「妊娠を希望する人の体」にどの様な影響があるのかも今のところわかっていません。

まだまだ課題の残る「新治療法」ですが、体を切らずに治す方法は画期的です。「体を切る」ことで、「体に負担がかかる」というだけでなく、東洋医学でいう「経絡(けいらく)」を寸断してしまうことになります。切った部分は、見かけ上はくっつきますが、経絡は寸断されたままになってしまいます。つまりその経絡の「流れ」が悪くなってしまうわけです。

なるべく切らないでいけるものであれば、大切な経絡は切らないでいてほしいです。「流れ」を寸断すると、今まで通りにはいかなくなってしまいます。

10年間の子宮内膜症治療を経て

38歳、結婚暦15年Kさん。結婚後5年間妊娠しなかったために、婦人科を受診したところ、「子宮内膜症」と診断されました。

それから半年間、生理を止める治療を行い、その後生理不順を整えるためにクロミッドとhMG-hCGによる不妊治療を受け(排卵はしていたのですが)、人工授精も何度も行ったけれども嬉しい結果には繋がりませんでした。

気が付くと、月日は10年間も経っていました。

10年経ったある日、婦人科の医師より「卵胞の中に卵が見えないので、人工授精ができません」と告げられたのです。

あまりにも長く続けてホルモン治療をした結果です。一般に、ホルモン剤による治療を続けていると体が慣れてしまい、だんだんホルモンに対しての反応が悪くなってきます。

そうなった場合当店では、しばらく3ヶ月程度、ホルモン治療を休み、漢方により体の調子を整え、体からホルモン剤をなくすようにすることをオススメしています。もしご本人がホルモン治療を続けたい、とお思いであれば、3ヶ月程度休んだ後にまたホルモン治療をされることを勧めています。

Kさんは「卵がない」と言われるまで、漢方薬には出会っていませんでした。

途方にくれたKさんが、漢方薬店に足を運んでから約1年後、嬉しい便りを聞くことができました。

漢方薬での治療は、初めの4ヶ月は「生理痛が酷いこと」、「冷え性がきついこと」、「内膜症であること」より、Kさんに処方したお薬は、「血の巡りを改善すること」に焦点を当てた活血剤でした。それにより生理痛が改善したことで、5ヵ月後より本格的に周期療法によるお薬を処方しました。

この様に、根本に存在する「生理痛」や「冷え」などの体質を改善することで、結果として「妊娠しやすい母体つくり」に繋がっていくのです。どうしてもホルモン治療が「近道」だと思いがちで、それを「休むこと」や「完全に漢方薬に切り替えること」に抵抗を持たれる方が多いですが、返って「遠回り」であったということが多いのです。

「遠回りだ」と思われがちな漢方薬の「近道」を是非歩んでほしいです。